フリーソフトをダウンロードする前に必ずやっておきたい安全確認の方法
無料のプログラムをダウンロードする前に、それが本当に信頼できるものかどうかを必ず確認しましょう。ダウンロードの安全性を見極める力は基本的なスキルでありながら、誰もが身につけておくべきものです。特にWindowsでは重要度が高くなります。iOSやAndroid、Mac、さらには「モダン」なWindows 8環境には統合されたアプリストアがあり、アプリの検索・レビュー確認・インストールが簡単に行えます。しかし、Windowsデスクトップは依然として混沌とした環境です。Windows用の無料アプリを見つけて導入するには、Webでアプリを検索し、安全なものを選び、ダウンロードしてインストールするという一連の手順を自分で踏む必要があります。経験豊富なWindowsユーザーにとっては当たり前の流れですが、慣れていないユーザーは悪質なソフトウェアを騙されてインストールしてしまうことも少なくありません。
以下のポイントを押さえて、アドウェアやスパイウェア、さらに悪質なマルウェアにPCを感染させる危険なソフトではなく、信頼できる安全な無料ソフトウェアだけを手に入れましょう。
信頼できる厳選リストを活用する
自分でWeb検索して「最高のWindowsソフト」を探すのは意外と難しいものです。信頼できるプログラムが見つかったとしても、その中でどれがベストなのかを判断するのは容易ではありません。そこでおすすめなのが、信頼できる情報源がまとめた厳選リストを参照する方法です。
例えば、各プラットフォーム向けのベストアプリをまとめた特集ページ(そのほとんどは無料)を活用すれば、自分で調査する手間が省けます。「Best Windows Software」のようなページを見て、必要な種類のアプリを探してみてください。無料ソフトの調査と厳選作業はすでに済んでいるので、安心して選ぶことができます。
開発者を知っていて信頼できるか?
ダウンロード先の開発者や企業をすでに知っていて信頼できるのであれば、心配はいりません。MicrosoftやGoogleといった大手の無料アプリでも、過去に使ったことのある小規模な開発者のソフトでも、その開発者が評判であるとわかっていれば、安心してダウンロードできます。
一方、聞いたことのない開発者からダウンロードする場合は、より慎重になるべきです。また、必ず公式サイトからダウンロードしているかを確認しましょう。偽サイトではなく本物の公式サイトかどうか——公式サイトは通常、Google検索の上位に表示されます。
信頼できるサイトからダウンロードする
多くのプログラムはサードパーティのサイトで配布されています。例えば、CNETのDownload.comのようなサイトからダウンロードできるソフトもあれば、Pidginや7-ZipなどのオープンソースソフトはSourceforgeで公開されています。こうした大手サイトで配布されているプログラムは、個人のサイトだけで公開されているものよりも一般的に信頼性が高いといえます。Download.comやSourceforgeのようなサイトはマルウェアの掲載を避けたいと考えており、独自にファイルの監視・管理を行っているからです。
レビューを検索する
ダウンロードの前に、同じ立場のユーザーによるレビューを探しましょう。Download.comのようなサイトで配布されているなら、ダウンロードページ上にレビューが表示されることもあります。ただし、開発者が管理するページで肯定的なレビューばかり並んでいる場合は要注意です。
ユーザーレビューを見つけるには、プログラム名に「レビュー」や「review」を加えてGoogle検索するのが有効です。なお、どんなソフトでもレビューは賛否混在である点に留意してください。優れたソフトに不満を言うユーザーもいれば、粗悪なソフトに満足しているユーザーも必ず存在します。レビュー全体の総意や具体的な内容を読み解いて、ソフトの全体像を把握することが大切です。
通常のレビューに加えて、Twitterなどのソーシャルメディアで実際のユーザーがそのプログラムについてどう語っているかを確認するのも良い方法です。
アンチウイルスを導入しておく
どれほど慎重になっても、アンチウイルスは常に心強い味方になります。アンチウイルスは完璧ではなく、すべてを検出できるわけではありません。しかし、うっかりミスをしてしまったときや、信頼していた開発者が攻撃を受けてマルウェア入りのソフトを配布してしまったようなケースでは、アンチウイルスが重要な防御層となってくれるのです。
アンチウイルスにも無料のものがあります。無料アンチウイルスを選ぶプロセスは、無料ソフト全般の探し方の良い例です。Microsoft製の「Microsoft Security Essentials」や、AVG・Avast!といった大手ブランドの無料版であれば信頼できます。その他の有名セキュリティ企業も無料版や体験版を提供しており、これらも比較的安全です。一方で、「無料レジストリクリーニング&PC高速化付き Super Antivirus 2014」のような怪しい広告を目にしたら、そのソフトには懐疑的になり、避けるか、少なくとも追加の調査を行いましょう。
サンドボックスで試してみる
上級者であれば、アプリをサンドボックス環境にインストールすれば、システムを汚すリスクなしにその挙動を確認できます。Sandboxieを使えばプログラムをサンドボックス内で実行し、システムの他の部分から隔離できるため、万が一問題が起きても被害を最小限に抑えられます。仮想マシンをサンドボックス代わりに使うのも有効な手段です。
ダウンロード後:インストール画面にも注意を払う
評判の良い無料プログラムであっても、インストールの過程でアドウェアや不要なソフトを一緒に導入しようとしてくることがあります。OracleのJavaやAdobeのFlashはその典型例で、インストール時におそらく不要な追加ソフトを同梱しようとしてくることで知られています。
プログラムをインストールする際は常に画面をよく読み、追加ソフトのオファーはきっぱり断りましょう。開発者が報酬目当てで同梱したアプリはおそらく不要ですし、既定のホームページや検索エンジンを勝手に変更されたくはないはずです。
こうした手順は初心者には少し大変に感じられるかもしれません。だからこそ、新しいプラットフォームがアプリストアモデルへ移行している理由がよくわかります。AppleのOS XにおけるMac App Storeのように、Windowsストアがデスクトップアプリに対応していないのは残念なところです。とはいえ、一度経験を積めば、無料アプリをダウンロードする際に何を見極め、何を避けるべきかが自然とわかるようになります。しかも、これらのコツの多くは、モバイルプラットフォームで横暴なアプリを避ける際にも役立つものばかりです。
あなたは、PCをトラブルから守るために、インストールする無料ソフトをどのように調べていますか?ぜひコメント欄であなたのコツをシェアしてください!
画像クレジット:3d white person via Shutterstock
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