Windows 10/11で「ユーザープロファイルを読み込めません」エラーを解決する8つの確実な方法
Windows 10/11で「ユーザープロファイルを読み込めません(User Profile Cannot Be Loaded)」というエラーが発生すると、デスクトップやファイルにアクセスできなくなり、重要な作業が滞ってしまうことがあります。本記事では、この問題を解決してシステムを正常な状態へ戻すための、効果的な対処法を8つわかりやすく解説します。

Windows 10でユーザープロファイルを読み込めない主な原因
ユーザープロファイルサービスによるサインインに失敗する場合、以下のような原因が考えられます。
- システムファイルの破損
- ユーザーデータファイル(NTUSER.DAT)の破損
- アクセス許可設定の誤った構成
- レジストリ設定の不備
- ユーザープロファイルサービスが起動できない
方法1:セーフモードでPCを起動する
セーフモードでPCを起動すると、多くの種類のマルウェアの実行を防ぐことができます。これにより、ユーザープロファイルに干渉している可能性のある悪意のあるプログラムを、より効果的に検出・削除できるようになります。
1. 「設定」を開き、「更新とセキュリティ」を選択して、左側のメニューから「回復」をクリックします。
2. 「高度なスタートアップ」の下にある「今すぐ再起動」をクリックします。

システムが再起動し、Windows回復環境(RE)が起動します。
3. 「トラブルシューティング > 詳細オプション」をクリックし、新しい画面で「その他の回復オプションを表示」→「スタートアップ設定」の順にクリックします。
4. 「スタートアップ設定」の画面で「再起動」をクリックします。
5. 起動オプションの一覧が表示されるので、「F4」または「4」キーを押してセーフモードでPCを起動します。
方法2:MSCONFIGでPCを通常スタートアップに戻す
必要なWindowsサービスが無効化されていると、この種のエラーが発生することがあります。通常スタートアップモードに切り替えることで改善できる場合があります。
1. 方法1の手順に従って、PCをセーフモードで起動します。
2. 「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
3. 入力欄に「msconfig」と入力して「Enter」を押し、「システム構成」ウィンドウを開きます。
4. 「全般」タブに移動し、「スタートアップの選択」で「通常スタートアップ」を選択して「適用」をクリックします。

5. 「サービス」タブに移動し、ウィンドウ下部の「すべて有効」をクリックします。
6. 「適用」→「OK」の順にクリックし、PCを再起動します。
関連記事:Windows 10/11にMicrosoft Copilotをダウンロード&インストールする方法
方法3:ユーザープロファイル関連のサービスを再起動する
ユーザープロファイルに関連するサービスに不具合が生じると、ログインやファイルへのアクセス、特定アプリの利用に支障が出ることがあります。該当サービスを再起動して初期状態に戻すことで、問題が解決する場合があります。
1. 「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
2. 「services.msc」と入力して「Enter」を押し、「サービス」ウィンドウを開きます。
3. 一覧から「User Profile Service」を右クリックし、表示されるメニューから「再起動」を選択します。

サービスの再起動が完了したら、問題が解決したかどうかを確認してください。
方法4:プロファイルフォルダーのアクセス許可をリセットする
プロファイルフォルダーのアクセス許可設定が誤っていることも、このエラーの原因の一つです。特に、設定を手動で変更した場合に発生しやすい傾向があります。
1. 「Default」フォルダーを開き、「プロパティ」を選択します。
2. 「セキュリティ」タブを開き、「編集」をクリックします。以下のアクセス許可設定になっているか確認してください。
- 所有者:SYSTEM
- Everyone:読み取りと実行
- SYSTEM:フルコントロール
- Administrators:フルコントロール
- Users:読み取りと実行

3. 設定が異なる場合は、「詳細設定」>「アクセス許可の変更」を開きます。
4. 「子オブジェクトのアクセス許可エントリすべてを、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可エントリで置き換える」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。

これにより、配下のすべてのファイルとフォルダーのアクセス許可がリセットされます。
関連記事:Windows 10にKdenliveをダウンロード&インストールする方法
方法5:破損したシステムファイルを修復する
システムファイルが破損している場合は、Windowsに標準搭載されているツールを使ってスキャンと修復を行いましょう。システムファイルチェッカー(SFC)やDISMスキャンを実行することで、不良セクタや破損ファイルなどの問題を解消できます。詳しい手順については、「Windows 10でシステムファイルを修復する方法」のガイドをご参照ください。

方法6:NTUSER.DATファイルを置き換える
NTUSER.DATファイルにはユーザープロファイルの設定や各種環境設定が保存されています。このファイルが破損すると、ユーザープロファイルを読み込めないエラーが発生することがあります。ファイルを置き換えることで修復を試みましょう。
1. Windows PowerShellを管理者として実行します。
2. まず、影響を受けているユーザーのプロファイルフォルダー内にある既存のNTUSER.DATファイルの名前を変更するため、次のコマンドを実行します。
Rename-Item C:\Users\YOURUSERNAME\NTUSER.DAT NTUSER.DAT.BAK
3. 続いて、C:\Users\Defaultフォルダー内のファイルを使ってNTUSER.DATを置き換えるため、次のコマンドを実行します。
Copy-Item C:\Users\Default\NTUSER.DAT -Destination C:\Users\YOURUSERNAME\NTUSER.DAT -Force

※「YOURUSERNAME」は実際のユーザー名に置き換えてください。
4. PCを再起動し、対象のユーザーアカウントでログインできるか確認します。
方法7:システムの復元を実行する
システムの復元を利用すると、システムを以前の正常な状態に戻し、エラーの原因となっている要素を取り除くことができます。詳しい操作手順は、「Windows 10でシステムの復元を使用する方法」のガイドをご覧ください。

方法8:新しいユーザーアカウントを作成する
上記の方法を試しても問題が解決しない場合、最終手段として新しいユーザーアカウントを作成し、旧アカウントから必要なデータを移行する方法があります。
1. PCをセーフモードで起動し、「コマンドプロンプト」を管理者として実行します。
2. 次のコマンドを入力して「Enter」を押します。
net user /add username
注意:「username」は任意のアカウント名に置き換えてください。
3. 続いて、次のコマンドを実行して管理者権限を付与します。
net localgroup administrators username /add

4. 新しいアカウントで一度ログインし、ユーザープロファイルフォルダーを作成させます。
5. 再びセーフモードで旧アカウントにログインし、破損したプロファイルフォルダーからNTUSERファイル以外の内容をすべてコピーして、新しいプロファイルフォルダーに貼り付けます。
6. PCを再起動し、新しいアカウントでログインします。
本ガイドが、Windows 10/11で「ユーザープロファイルを読み込めません」エラーの解決に役立てば幸いです。ご質問やご意見があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。今後も便利なトラブルシューティング情報をお届けしていきます。
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