Windows 10でJARファイルを開く5つの方法【初心者向け完全ガイド】
JAR(Java Archive)は、メタデータ、画像、音声、ディレクトリなど複数のファイルを1つにまとめて配布するための圧縮ファイル形式です。JARファイルはZIP形式のフォルダ内に「.jar」として保存されているか、WinZipなどのソフトウェアで作成されたファイルとして見られます。また、WinZipは.jarフォルダの展開にも対応しており、アーカイブや解凍も可能です。
JARファイルには大きなメリットが2つあります。1つ目は、何千もの個別ファイルを1つのアプリケーションに集約できること、2つ目はフォルダの中身を圧縮してサイズを削減できるため、ネットワーク経由での転送が容易になることです。
なお、JARファイルを解凍・表示・実行するいずれの場合でも、Java Runtimeが必須となります。File Viewer Plus、WinZip、WinRARなど、JARファイルを開けるその他のツールも、すべてJava Runtimeとの併用が必要です。この記事では、Windows 10でJARファイルを開く方法を詳しく解説します。

Windows 10でJARファイルを開く方法
Windows 10でJARファイルを開くには、まずPCにJava Runtimeがインストールされているかどうかを確認しましょう。以下の手順に従ってください。
1. Windowsキーを押し、検索バーに「Cmd」と入力して開くをクリックします。

2. 次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
java -version

3. 以下のようなメッセージが表示された場合、システムにJava Runtimeがインストールされていません。
「'java' は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。」

Javaがインストールされていない場合、JARファイルやJRE関連のファイルは一切実行できません。
Java Runtimeのインストール方法
Java Runtimeは、JARファイルを実行するために不可欠なアプリケーションです。システムにJavaが存在するかどうかを確認したら、状況に応じて次へ進みましょう。Java Runtimeが未導入の場合は、以下の手順でダウンロードしてインストールしてください。
1. 公式ダウンロードページから最新版のJavaをダウンロードします。

2. システム要件に合わせてバージョンを選択します。

3. ダウンロードが完了したら、.exeセットアップファイルの下矢印をクリックし、開くを選択します。
注意:.exeファイルをダブルクリックしても開けます。

4. ハイライト表示されているインストールボタンを選択して、インストールを開始します。

5. Javaのセットアップが完了するまでしばらく待ちます。

6. インストールが正常に完了したら、閉じるボタンをクリックします。

ただし、Javaのインストールだけでは、後述の方法を使わないとJARファイルを開けない場合があります。これは、Javaが「.jar」拡張子と自動的に関連付けられないことがあるためです。そのため、JREのインストール後に、以下のいずれかの方法でJARファイルを開くのが確実です。
方法1:Javaプラットフォームで開く
アプリケーションを開く最も基本的で簡単な方法は、「プログラムから開く」機能を使うことです。このオプションでは、システムに既に存在するファイル形式の中から、アプリケーションの実行に使うものを選択できます。JARファイルも同様に、事前にインストール済みの対応形式で開くことが可能です。以下の手順に従ってください。
1. .jarファイルを右クリックし、プログラムから開くを選択します。

2. 図のようにJava(TM) Platform SE Binaryを選択し、OKをクリックしてファイルを開きます。
注意:「別のアプリを選択」をクリックすると、.jarファイルに対応した他のアプリを探せます。

方法2:設定アプリから既定のアプリを変更する
.jarファイルを直接実行したい場合は、Java(TM) Platform SE Binaryを既定のアプリとして設定する必要があります。これはシステム設定から行えます。以下の手順を順番に実行してください。
1. Windowsキーを押し、設定を開きます。

2. アプリオプションを選択します。

3. 左側のペインから既定のアプリを選択します。

4. ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶをクリックします。

5. 下にスクロールして.jarの項目を見つけます。「+」記号をクリックし、Java(TM) Platform SE Binaryを.jarファイルを開く既定のアプリとして追加します。

6. 既定のアプリを設定したら、.jarファイルが保存されているフォルダに戻り、ファイルをダブルクリックします。これで直接ファイルを開けるようになります。
方法3:コマンドプロンプトを使用する
JARファイルは、コマンドプロンプトから特定の構文を使って開くこともできます。
注意:JARファイルは実行可能形式である必要があります。コマンドプロンプトでJARファイルを開くには、以下の手順に従ってください。
1. ダウンロードフォルダを開き、Javaインストーラーの.exeファイルを右クリックして、管理者として実行を選択します。

2. Windowsの検索バーに「Command Prompt」(コマンドプロンプト)と入力し、管理者として実行を選択します。

3. 次のコマンドを実行します。<pathtojarfile>の部分には、jarファイルの保存場所のパスを指定してください。
java -jar c:\pathtojarfile.jar
注意:コマンド例:java -jar C:\Users\GREEN\Desktop\test.jar

方法4:JARファイルオープナーをダウンロードする
サードパーティ製アプリを使ってJARファイルを開くこともできます。こうしたアプリは多彩な機能を備えており、ファイルの表示や編集も簡単に行えます。好みのJARオープナーをダウンロードしてみましょう。
注意:ここでは例として7-Zipを使用します。7-ZipはJARファイルを展開でき、.jarパッケージの中身を閲覧することが可能です。ただし、アプリケーションを実行するには引き続きJava Runtime Environmentが必要です。
1. 7-Zipの公式サイトにアクセスしてダウンロードします。

2. ダウンロードした7-Zipの.exeセットアップファイルを実行し、Installをクリックします。

3. Closeをクリックしてインストールを完了させます。

4. 7-Zipアプリを起動し、.jarファイルのパスを選択して実行します。

方法5:サードパーティ製ランチャーを使用する
ワンクリックでJARファイルを実行したい場合は、Windows 10にサードパーティ製ソフトウェアをインストールしましょう。ここでは、ランチャープログラム「Jarx」を使用する方法を紹介します。以下の手順を実行してください。
1. Jarxの公式サイトを開き、ハイライト表示されているJarx-1.2-installer.exe(74 kB)をクリックしてセットアップファイルをダウンロードします。

2. セットアップを実行し、Installをクリックしてインストールを開始します。

3. インストールが完了するまで待ち、Closeをクリックして終了します。

4. インストール後は、.jarファイルをダブルクリックするだけで直接起動できます。

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