Windows 10でエラーコード43を解決する8つの対処法
エラーコード43は、ユーザーがよく遭遇するデバイスマネージャーの典型的なエラーの一つです。このエラーは、デバイスから何らかの問題が報告されたため、Windowsのデバイスマネージャーが該当するハードウェアデバイスへのアクセスを制限した際に発生します。エラーコードとともに「Windowsは、このデバイスが問題を報告したため停止しました」というエラーメッセージも表示されます。
このエラーが発生する背景には、大きく分けて2つの可能性があります。1つはハードウェア自体に実際の故障があるケース、もう1つはWindowsが問題を正確に特定できないものの、PCに接続されたデバイスがその影響を受けているケースです。
このエラーはデバイスマネージャーに登録されているあらゆるハードウェアで発生しうるものですが、特にUSB機器やその他の周辺機器で表示されることが多い傾向にあります。また、Windows 10だけでなく、Windows 8やWindows 7など、Microsoftの各OSでも発生する可能性があります。そのため、デバイスやハードウェアが正常に動作しない場合は、まずエラーコード43が原因かどうかを確認しましょう。
エラーコード43が発生しているかどうかを確認する方法
手順1. キーボードのWindowsキー + Rを同時に押し、ダイアログボックスにdevmgmt.mscと入力してEnterキーを押します。

手順2. デバイスマネージャーのウィンドウが開きます。

手順3. 問題が発生しているデバイスには黄色い感嘆符(!)が表示されます。ただし、場合によっては自分でデバイスの状態を一つずつ確認する必要があります。

手順4. 問題がありそうなデバイスのカテゴリを展開します。ここでは例としてディスプレイアダプターのトラブルシューティングを行います。対象のデバイスをダブルクリックしてプロパティを開きます。

手順5. プロパティを開くと、デバイスの状態として「正常に動作しているか」「エラーコードが存在するか」を確認できます。
手順6. デバイスが正常に動作している場合は、デバイスの状態欄に「このデバイスは正常に動作しています」というメッセージが表示されます。

手順7. デバイスに問題がある場合は、デバイスの状態欄にエラーコード43に関するメッセージが表示されます。

手順8. 必要な情報を確認したら、「OK」ボタンをクリックしてデバイスマネージャーを閉じます。
「デバイスは正常に動作しています」というメッセージが表示された場合は、デバイスに問題がないため、そのままPCを使い続けられます。一方、エラーコード43に関するメッセージが表示された場合は、以下に紹介するトラブルシューティング手順を試して修正する必要があります。
エラーコード43の修正方法
エラーコード43がデバイスの不具合の原因であることを確認できました。ここからは、根本的な原因を取り除いてエラーコード43を解決する具体的な方法を見ていきましょう。
対処法はいくつもあります。すべての方法を順番に試して、ご自身の環境で問題が解決する方法を見つけてください。
方法1:PCを再起動する
コード43エラーを解決する最初の方法はPCの再起動です。PCに何らかの変更を加えた後に再起動が済んでいない場合、エラーコード43が発生する可能性が高くなります。
手順1. スタートメニューをクリックします。
手順2. 左下隅にある電源ボタンをクリックし、「再起動」を選択します。

手順3. 再起動をクリックすると、PCが自動的に再起動します。
方法2:デバイスを抜き差しする
プリンター、ドングル、Webカメラなどの外部デバイスでエラーコード43が発生している場合、一度デバイスをPCから取り外して、再度接続し直すだけで問題が解決することがあります。

それでも改善しない場合は、別のUSBポートに差し替えてみてください。一部のUSBデバイスは多くの電力を必要とするため、ポートを変更することで問題が解決するケースがあります。
方法3:直前の変更を元に戻す(システムの復元)
エラーコード43が発生する前に新しいデバイスをインストールしたり、デバイスマネージャーで設定を変更したりしていた場合、その変更が原因となっている可能性があります。システムの復元機能を使って変更前の状態に戻すことで、問題を解決できる場合があります。復元が完了したら、問題が解消されたかどうかを必ず確認してください。

方法4:他のUSBデバイスを取り外す
複数のUSBデバイスをPCに接続している状態でエラーコード43が発生する場合、接続中のデバイス同士に互換性の問題が生じている可能性があります。不要なデバイスをすべて取り外してからPCを再起動することで、問題が解決することがあります。

方法5:デバイスドライバーを再インストールする
エラーコード43が発生しているデバイスのドライバーを一度アンインストールしてから再インストールすることで、問題が解決する場合があります。
<ドライバーをアンインストールする手順>
手順1. Windowsキー + Rを押し、devmgmt.mscと入力してEnterキーを押します。

手順2. デバイスマネージャーのウィンドウが開きます。

手順3. 問題が発生しているデバイスをダブルクリックします。

手順4. デバイスのプロパティウィンドウが開きます。

手順5. 「ドライバー」タブに切り替えて、「デバイスのアンインストール」ボタンをクリックします。

手順6. 「システムからこのデバイスをアンインストールしようとしています」という内容の警告ダイアログが表示されます。「アンインストール」ボタンをクリックします。

※注意: ドライバーソフトウェア自体も完全に削除したい場合は、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」のチェックボックスにチェックを入れてから進めてください。

手順7. 「アンインストール」ボタンをクリックすると、ドライバーとデバイスがPCから削除されます。
<ドライバーを再インストールする手順>
手順1. Windowsキー + Rを押し、devmgmt.mscと入力してEnterキーを押し、デバイスマネージャーを開きます。

手順2. 上部メニューの「操作」タブをクリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択します。

手順3. スキャンが完了したら、デバイスの一覧を確認します。先ほどアンインストールしたデバイスとドライバーは、Windowsによって自動的に再インストールされます。
以上の手順が完了したら、デバイスの状態を確認してください。「このデバイスは正常に動作しています」というメッセージが画面に表示されるはずです。
方法6:ドライバーを更新する
問題が発生しているデバイスのドライバーを最新版に更新することで、エラーコード43を解決できることがあります。ドライバーを更新する手順は以下の通りです。
手順1. Windowsキー + Rを押し、devmgmt.mscと入力してEnterキーを押します。

手順2. デバイスマネージャーのウィンドウが開きます。

手順3. 問題のあるデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。

手順4. 「ドライバーを自動的に検索」をクリックします。

手順5. 検索が完了すると、新しいドライバーが見つかった場合には自動的にダウンロード・インストールされます。
以上の手順を終えると、問題のあったドライバーが最新版に更新され、エラーが解消される可能性があります。
方法7:電源管理の設定を変更する
PCの省電力機能が原因で、デバイスがエラーコード43を出すケースもあります。省電力設定を確認して無効化する手順は以下の通りです。
手順1. Windowsキー + Rを押し、devmgmt.mscと入力してEnterキーを押します。

手順2. デバイスマネージャーのウィンドウが開きます。

手順3. 一覧を下へスクロールし、「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」をダブルクリックして展開します。

手順4. 「USBルートハブ」を右クリックして「プロパティ」を選択します。USBルートハブのプロパティダイアログが開きます。

手順5. 「電源の管理」タブに切り替え、「電源の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外し、「OK」をクリックします。

手順6. 一覧に他のUSBルートハブが表示されている場合は、同じ手順を繰り返して設定を変更します。
方法8:デバイス本体を交換する
コード43エラーは、デバイス自体の故障が原因である場合もあります。そのようなケースでは、デバイスを交換するのが最も確実な解決策です。ただし、交換する前にまずは上記の方法1~7を順番に試して、ソフトウェア側の原因を排除することをおすすめします。すべての方法を試しても問題が解決しない場合のみ、デバイスの交換を検討しましょう。
まとめ
本記事で紹介した手順を実践することで、Windows 10におけるエラーコード43(および0x8009000f 0x90002)を解決できる可能性は十分にあります。エラーの原因は多岐にわたるため、まずは簡単にできる再起動や抜き差しから順番に試してみてください。それでも解決しない場合や、不明な点がある場合は、ぜひコメント欄からお気軽にお尋ねください。
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