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2022年版|無料で使えるおすすめパブリックDNSサーバー10選【徹底比較とレビュー】

本記事では、Google、OpenDNS、Quad9、Cloudflare、CleanBrowsing、Comodo、Verisign、Alternate DNS、Level3など、無料で利用できる優秀なパブリックDNSサーバーを10個厳選してご紹介します。

現代のデジタル社会において、インターネットなしの生活はもはや考えられませんよね。そんなインターネットに欠かせない存在が「DNS(Domain Name System/ドメインネームシステム)」です。DNSとは、Google.comやFacebook.comといったドメイン名と、それに対応するIPアドレスを紐づける仕組みのこと。イメージしにくい場合はこう考えてみてください。ブラウザにドメイン名を入力すると、DNSサービスがその名前を特定のIPアドレスへと変換することで、目的のサイトにアクセスできるようになるのです。DNSがどれほど重要な役割を担っているか、お分かりいただけたでしょうか。

ISPが割り当てるDNSサーバーの問題点

通常、インターネットに接続すると、プロバイダ(ISP)が自動的にDNSサーバーを割り当ててくれます。しかし、それが必ずしも最適な選択とは限りません。応答速度の遅いDNSサーバーを使っていると、ウェブサイトの読み込みが始まるまでにタイムラグが発生したり、最悪の場合サイト自体にアクセスできなくなることもあります。

そこで活躍するのが無料のパブリックDNSサービスです。パブリックDNSサーバーに切り替えることで、ブラウジング体験は格段に向上します。長期間にわたる100%稼働実績による安定性や、よりレスポンスの良い快適な閲覧が可能になるだけでなく、感染サイトやフィッシングサイトへのアクセスをブロックしてくれるため、セキュリティ面でも安心です。さらに、一部のサービスにはコンテンツフィルタリング機能が備わっており、お子様をネットの危険な側面から守ることにも役立ちます。

とはいえ、世の中には数多くのパブリックDNSサーバーが存在するため、「どれを選べばいいのかわからない」と悩む方も多いはず。この記事では、それぞれのサーバーの詳細な情報を解説し、あなたに最適な選択ができるようサポートします。それでは早速見ていきましょう。

無料で使えるパブリックDNSサーバー10選

1. Google Public DNS(グーグル)

まず最初にご紹介するのは、Google Public DNSです。市場にある数あるパブリックDNSサーバーの中でも、最速クラスの応答速度を誇るとされており、膨大なユーザーが利用していることから信頼性も抜群です。Googleというブランドの安心感がある点も見逃せません。導入すれば、より快適なブラウジング体験と高いセキュリティレベルを実現できます。

Google Public DNSを使うには、以下のIPアドレスをPCのネットワーク設定に登録するだけです。

プライマリDNS: 8.8.8.8
セカンダリDNS: 8.8.4.4

設定はこれだけで完了です。Windows 10でのDNS変更方法がわからない場合は、専用ガイドを参考にしてくださいね。

2. OpenDNS(オープンディーエヌエス)

次にご紹介するのはOpenDNSです。2005年に設立され、現在はCisco(シスコ)が運営する、パブリックDNS業界で最も有名なサービスの一つです。無料プランと有料の商用プランの両方が用意されています。

無料版では、100%の稼働率、高速な応答速度、オプションでペアレンタルコントロール的なWebフィルタリング機能などを利用可能。フィッシングサイトやマルウェア感染サイトへのアクセスもブロックしてくれるため、大切なデータを安全に保てます。万が一問題が発生した場合でも、無料のメールサポートを受けられるのも嬉しいポイントです。

一方、有料プラン(年額約20ドル)では、過去1年分の閲覧履歴の確認や、許可した特定サイト以外へのアクセス制限など、より高度な機能が使えます。一般ユーザーなら無料版で十分ですが、これらの機能が必要だと感じたら有料版を検討してみてください。

DNSの設定経験が豊富な方なら、すぐにOpenDNSのネームサーバーへ切り替えられるでしょう。初心者の方もご安心ください。PC、Mac、ルーター、モバイルデバイス向けの詳しいセットアップマニュアルが公式サイトで提供されています。

プライマリDNS: 208.67.222.222
セカンダリDNS: 208.67.220.220

3. Quad9(クォッドナイン)

サイバー脅威からPCやその他のデバイスをしっかり守りたい方には、Quad9がおすすめです。感染サイト、フィッシングサイト、危険なウェブサイトへのアクセスを自動的にブロックしながら、個人データや機密情報を保存しないという高いプライバシー保護が特徴です。

IPv6のDNSサーバーにも対応しており、設定内容は以下の通りです。

プライマリDNS: 9.9.9.9
セカンダリDNS: 149.112.112.112

ただし、Quad9にも弱点があります。有害サイトのブロックは行ってくれるものの、現時点ではコンテンツフィルタリング機能には対応していません。また、暗号化非対応のIPv4パブリックDNSとして「9.9.9.10」も提供されています。

4. Norton ConnectSafe(ノートン)※サービス終了

Nortonといえば、ウイルス対策ソフトやインターネットセキュリティ製品で知られる大手企業ですね。同社はかつて「Norton ConnectSafe」というクラウド型パブリックDNSサービスを提供しており、フィッシングサイトからの保護を主な特徴としていました。

このサービスには「セキュリティ」「セキュリティ+アダルトコンテンツブロック」「セキュリティ+アダルトコンテンツ+その他」の3種類のプリセットフィルタリングポリシーが用意されていましたが、残念ながら現在はサービスが終了しています。代替としては後述のCleanBrowsingなどが候補になります。

5. Cloudflare(クラウドフレア)

次はCloudflareです。世界トップクラスのCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)で知られる同社のパブリックDNSは、DNSPerfなどの第三者機関によるテストで「インターネット上で最速のパブリックDNS」と評価された実績を持っています。

ただし注意点として、Cloudflareには他サービスによくある広告ブロック、コンテンツフィルタリング、アンチフィッシングなどの追加機能は搭載されていません。シンプルさを求める方向けと言えるでしょう。

その代わり、Cloudflareの最大の強みはプライバシー保護です。閲覧データを広告配信に利用しないことはもちろん、問い合わせ元のIPアドレスをディスクに書き込むこともありません。保持されるログは24時間以内に削除されます。しかもこれは宣伝文句だけではなく、KPMGによる毎年の監査と公開レポートによって裏付けられているのです。

公式サイト「1.1.1.1」では、Windows、Mac、Linux、Android、iOS、ルーターなどほぼすべてのOS・環境向けのわかりやすい設定チュートリアルが提供されています。モバイルユーザーであれば、スマホの通信トラフィック全体を保護する「WARP」アプリの利用もおすすめです。

プライマリDNS: 1.1.1.1
セカンダリDNS: 1.0.0.1

6. CleanBrowsing(クリーンブラウジング)

CleanBrowsingは、フィルタリング機能に特化したパブリックDNSサービスです。無料で利用できる3つのプランが用意されています。「セキュリティフィルタ」「アダルトフィルタ」「ファミリーフィルタ」の3種類です。

基本となるセキュリティフィルタは、1時間ごとに更新され、フィッシングサイトやマルウェアサイトをブロックします。設定内容は以下の通りです。

プライマリDNS: 185.228.168.9
セカンダリDNS: 185.228.169.9

IPv6にも対応しており、プライマリDNSは「2a0d:2a00:1::2」、セカンダリDNSは「2a0d:2a00:2::2」となります。

アダルトフィルタ(185.228.168.10)はアダルトドメインへのアクセスを防ぎ、ファミリーフィルタ(185.228.168.168)はVPNやプロキシ、混合アダルトコンテンツまでブロック可能です。有料プランにはさらに多くの機能が用意されています。

7. Comodo Secure DNS(コモド)

Comodo Secure DNSは、世界中に分散された複数のグローバルDNSサーバーを通じてDNSリクエストを解決するサービスです。その結果、ISPが提供するデフォルトのDNSサーバーよりも、はるかに高速で快適なインターネット閲覧が可能になります。

利用にあたって特別なソフトウェアやハードウェアのインストールは不要。以下のアドレスを設定するだけですぐに使い始められます。

プライマリDNS: 8.26.56.26
セカンダリDNS: 8.20.247.20

8. Verisign DNS(ベリサイン)

1995年創業のVerisignは、マネージドDNSをはじめとする多彩なセキュリティサービスを展開する老舗企業です。同社のパブリックDNSは無料で提供されており、特に重視しているのが「セキュリティ」「プライバシー」「安定性」の3つの要素です。実際、これらの面での評価は高く、ユーザーデータを第三者に販売しないことを明言しています。

一方で、応答速度については本記事の他のDNSサーバーと比べるとやや見劣りします。とはいえ、決して遅すぎるわけではありません。公式サイトでは、Windows 7/10、Mac、モバイルデバイス、Linux向けの設定チュートリアルに加え、ルーターでの設定方法についても解説されています。

プライマリDNS: 64.6.64.6
セカンダリDNS: 64.6.65.6

9. Alternate DNS(オルタネート)

「広告がネットワークに届く前にブロックしたい」という方には、Alternate DNSがぴったりです。無料プランと有料プランの両方が用意されており、誰でもサインアップページから無料版に登録できます。月額2.99ドルのファミリープレミアムDNSオプションに加入すると、アダルトコンテンツのブロック機能も利用可能になります。

IPv6のDNSサーバーにも対応しています。

プライマリDNS: 198.101.242.72
セカンダリDNS: 23.253.163.53

ちなみに、DNSサーバー関連のトラブルでお困りの場合は、「Windows 10で『DNSサーバーが応答していません』エラーが出たときの対処法」の記事もぜひ参考にしてみてください。

10. Level3(レベルスリー)

最後にご紹介するのはLevel3です。Level 3 Communications社が運営する無料のパブリックDNSサーバーで、設定方法も非常にシンプルです。以下のDNS IPアドレスをPCのネットワーク設定に入力するだけで、すぐに利用開始できます。

プライマリDNS: 209.244.0.3
セカンダリDNS: 208.244.0.4

まとめ

今回は、無料で使えるおすすめのパブリックDNSサーバーを10個ご紹介しました。速度重視ならGoogle Public DNSやCloudflare、セキュリティ重視ならQuad9、フィルタリング重視ならCleanBrowsingなど、それぞれのサービスに特徴があります。自分の用途に合ったDNSサーバーを見つけて、より快適で安全なインターネットライフを楽しんでください。

「こんなサービスについても知りたい」「この部分をもっと詳しく解説してほしい」といったご要望があれば、ぜひコメントでお知らせください。それでは次回の記事でお会いしましょう!

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