Windows 10でスケジュールされたChkdsk(ディスクチェック)をキャンセルする3つの方法
Check Disk(Chkdsk)は、ドライブのエラーを検出・修復するためのWindows標準ツールです。定期的に実行することでドライブのエラーが修正され、システムパフォーマンスの向上やOSの安定した動作が期待できます。ただし、使用中のアクティブなパーティションはオフラインにできないため直接チェックできず、その場合は次回の再起動時または起動時にChkdskが自動的にスケジュールされます。また、コマンド「chkdsk /C」を使えば、起動時にドライブチェックを意図的にスケジュールすることも可能です。
ところが、起動時のディスクチェックが有効になっていると、PCを起動するたびにすべてのドライブのエラーチェックが実行され、完了までかなりの時間がかかってしまいます。チェックが終わるまでPCを操作できないため、頻繁に発生すると大きなストレスになります。デフォルト設定では、起動後8秒以内に任意のキーを押せばチェックをスキップできますが、うっかり押し忘れてしまうケースも多いのが実情です。
Chkdsk自体は非常に便利な機能であり、起動時のディスクチェックも重要ですが、毎回待たされるのは煩わしいと感じるユーザーも少なくありません。PCが使える状態でコマンドライン版のChkDskを実行したい方にとっても、起動時チェックの解除は有効な選択肢です。そこで本記事では、Windows 10でスケジュールされたChkdskをキャンセルする方法を、初心者にもわかるように順を追って解説します。
Windows 10でスケジュールされたChkdskをキャンセルする方法
作業を始める前に、万が一のトラブルに備えて復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
まずは、次回の再起動時にドライブチェックがスケジュールされているかどうかを確認する方法から見ていきましょう。
1. コマンドプロンプトを開きます。スタートメニューの検索ボックスに「cmd」と入力し、Enterキーを押してください。

2. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
chkntfs ドライブ文字:

注意:「ドライブ文字:」の部分は実際のドライブレターに置き換えてください。例:chkntfs C:
3. 「ドライブはダーティではありません(Drive is not dirty)」というメッセージが表示された場合、起動時にChkdskはスケジュールされていません。すべてのドライブレターに対してこのコマンドを個別に実行し、スケジュールの有無を確認しておきましょう。
4. 一方、「Chkdsk has been scheduled manually to run on next reboot on volume C:(次回再起動時にC:ボリュームに対してchkdskが手動でスケジュールされています)」というメッセージが表示された場合は、C:ドライブのチェックが次回起動時に予約されていることを意味します。

5. スケジュールを確認できたら、続いて以下のいずれかの方法でChkdskをキャンセルします。
方法1:コマンドプロンプトでスケジュールされたChkdskをキャンセルする
1. コマンドプロンプトを開きます。検索ボックスに「cmd」と入力してEnterキーを押してください。
2. 起動時にスケジュールされたChkdskをキャンセルするには、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
chkntfs /x ドライブ文字:

注意:「ドライブ文字:」は実際のドライブレターに置き換えてください。例:chkntfs /x C:
3. PCを再起動すると、ディスクチェックは表示されなくなります。これがコマンドプロンプトを使ってスケジュールされたChkdskをキャンセルする最も簡単な方法です。
方法2:スケジュールされたディスクチェックをキャンセルしてデフォルトの動作に戻す
この方法では、システムの設定をデフォルトの状態に戻し、起動時のドライブチェックを通常の動作にリセットできます。
1. コマンドプロンプトを開きます。検索ボックスに「cmd」と入力してEnterキーを押してください。
2. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
chkntfs /d

3. 変更を反映させるためにPCを再起動します。
方法3:レジストリエディターでスケジュールされたChkdskをキャンセルする
この方法も方法2と同様に、システムをデフォルトの動作に戻します。レジストリを操作するため、手順は慎重に行ってください。
1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、regeditと入力してEnterキーを押すと、レジストリエディターが起動します。

2. 以下のレジストリキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager

3. 左側のツリーで「Session Manager」を選択した状態で、右側のウィンドウにある「BootExecute」をダブルクリックします。
4. 「BootExecute」の値データ欄に以下をコピー&ペーストし、「OK」をクリックします。
autocheck autochk *

5. レジストリエディターを閉じ、PCを再起動すれば完了です。
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以上、Windows 10でスケジュールされたChkdskをキャンセルする方法の解説でした。コマンド1つで簡単に解除できるので、起動のたびにディスクチェックで待たされる方はぜひ試してみてください。この記事についてご不明な点があれば、お気軽にコメント欄でお尋ねください。
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