WindowsでChkdskのカウントダウン時間を変更する方法
Windowsを長年使っている方なら、突然の停電や強制シャットダウン、ブルースクリーン(BSOD)エラーなどの後、起動時にディスクのエラーチェックが自動的に始まった経験があるかもしれません。これはWindowsに標準搭載されている「chkdsk(Check Diskユーティリティ)」というツールによるもので、ファイルシステムやハードドライブのエラーを検出・修復するために実行されます。次回の再起動時にchkdskでエラースキャンを行うようスケジュールしておくことも可能です。
システムの状態によっては、chkdskのスキャンと修復にはかなりの時間がかかることがあります。そのため、処理を開始する前にキャンセルできるよう、既定では8秒間の猶予が設けられています。この8秒では短すぎると感じる場合は、待ち時間を自由に変更できます。
ここでは、その具体的な手順を紹介します。なお、以下の方法はWindows 7やWindows 8でも同様に利用できます。
コマンドプロンプトでChkdskの待ち時間を変更する方法
最も手軽なのはコマンドプロンプトを使う方法です。実行するのはたった1つのコマンドだけですが、重要なシステム設定を変更するため、管理者権限が必要になります。
手順1: スタートメニューで「コマンドプロンプト」を検索し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。これで管理者権限付きのコマンドプロンプトが開きます。

手順2: コマンドプロンプトのウィンドウに以下のコマンドを入力(またはコピーして貼り付け)し、Enterキーを押して実行します。
chkntfs /t:<秒数>
<秒数> の部分には実際の秒数を指定します。例えば、タイムアウトを30秒にしたい場合は「chkntfs /t:30」と入力します。

手順3: コマンドを実行しても特に応答は表示されませんが、心配いりません。設定は正しく反映されています。現在の設定値を確認したい場合は、以下のコマンドを実行してください。
chkntfs /t

手順4: 将来的に既定値へ戻したくなった場合は、最初のコマンドで秒数を「8」に指定して実行するだけでOKです。
chkntfs /t:8
レジストリエディタでChkdskの待ち時間を変更する方法
コマンドプロンプトをあまり使いたくない場合は、レジストリ値を作成・編集することでもカウントダウン時間を変更できます。レジストリを編集する前に、必ずバックアップを作成しておきましょう。編集中にミスが発生しても復元できるようにするためです。
手順1: スタートメニューで「regedit」と検索し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。
手順2: レジストリエディタで以下の場所へ移動します。Windows 10の場合は、このパスをアドレスバーにコピー&ペーストすると、目的のキーへすぐにアクセスできます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager
手順3: 右側のペインに「AutoChkTimeout」という値があります。見つからない場合は、右側ペインの空いている部分を右クリックし、「新規 → DWORD (32ビット) 値」を選択します。新しい値に「AutoChkTimeout」という名前を付けて、Enterキーで確定しましょう。

手順4: 「AutoChkTimeout」をダブルクリックすると値の編集画面が開きます。「10進」を選択し、「値のデータ」欄に待ち時間の秒数を入力して「OK」をクリックすれば変更完了です。例えば、chkdskに30秒間待機させたい場合は「30」と入力します。

手順5: 変更を反映させるにはPCを再起動します。以降は、設定した秒数に従ってchkdskのカウントダウンが行われるようになります。
既定の8秒に戻したい場合は、「AutoChkTimeout」の値のデータを「8」に書き換えるだけで、カウントダウン時間が元に戻ります。
chkdskのカウントダウン時間を変更してみた感想や体験談があれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。
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