【解決】「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの対処法7選
Windowsを起動したとき、突然黒い画面に「オペレーティングシステムが見つかりません(Operating System Not Found)」というエラーメッセージが表示され、Windowsが起動できなくなった経験はありませんか?このエラーは、OSが見つからない、または読み取れないためにWindowsが起動できないことを意味します。原因はハードウェアとソフトウェアのどちらにもあり得ます。
システム構成によっては、起動時に以下のいずれかのエラーメッセージが表示されます。
- Operating System Not Found
- An operating system wasn't found. Try disconnecting any drives that don't contain an operating system. Press Ctrl+Alt+Del to restart
- Missing Operating System
いずれのメッセージも意味は同じで、「OSが見つからない・存在しないためWindowsが起動できない」という状態を示しています。まずは、このエラーが発生する主な原因を見てみましょう。
「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの主な原因
- BIOSの設定が誤っている
- BIOSがハードディスクを認識していない
- BCD(ブート構成データ)が破損している
- ハードディスクが物理的に故障している
- マスターブートレコード(MBR)が破損または損傷している
- 互換性のないパーティションがアクティブとして設定されている
これらの原因のうち、どれかひとつでも該当すればエラーが発生する可能性があります。それでは、実際の対処方法を順番に見ていきましょう。
対処法1:BIOS設定をデフォルトに戻す
1. パソコンの電源を切り、再度電源を入れたら、同時にF2、DEL、またはF12キー(メーカーにより異なります)を押してBIOSセットアップ画面を開きます。
2. 次に、初期設定を読み込むためのリセットオプションを探します。「Reset to default」「Load factory defaults」「Clear BIOS settings」「Load setup defaults」など、名称はメーカーによって異なります。
3. 矢印キーでその項目を選択し、Enterキーを押して操作を確定します。これでBIOSがデフォルト設定に戻ります。
4. 再度システムにログインできるか確認し、エラーが解消されたかチェックしましょう。
対処法2:正しいブートディスクの優先順位を設定する
このエラーは、ブート順序が正しく設定されていないために発生することもあります。つまり、OSが入っていない別のドライブから起動しようとして失敗しているケースです。この場合は、ハードディスクをブート順序の最優先に設定する必要があります。
1. パソコンの起動時(ブート画面やエラー画面が表示される前)に、Deleteキー、F1キー、またはF2キー(メーカーにより異なります)を連打してBIOSセットアップ画面に入ります。
2. BIOSセットアップ画面で、オプション一覧から「Boot」タブを選択します。
3. ブート順序の一番上にハードディスクまたはSSDが設定されていることを確認します。なっていない場合は、上下の矢印キーを使ってハードディスクを最上位に移動させましょう。こうすることで、パソコンはまずハードディスクから起動を試みるようになります。
4. 最後にF10キーを押して変更を保存し、終了します。これでエラーが解消されるはずです。解消しない場合は次の方法へ進みましょう。
対処法3:ハードディスクの診断テストを実行する
上記の方法でもエラーが解消しない場合、ハードディスク自体が故障しかけている可能性があります。その場合はHDDやSSDを新しいものに交換し、Windowsを再インストールする必要があります。ただし、結論を出す前に、必ず診断ツールを実行して本当に交換が必要かどうかを確認してください。
診断を実行するには、パソコンを再起動し、起動時(ブート画面が表示される前)にF12キーを押します。ブートメニューが表示されたら、「Boot to Utility Partition」または「Diagnostics」オプションを選択してEnterキーを押すと、診断が開始されます。システムのすべてのハードウェアが自動的にチェックされ、問題が見つかった場合は報告されます。
対処法4:スタートアップ/自動修復を実行する
1. Windows 10の起動可能なインストールDVDを挿入し、パソコンを再起動します。
2. 「CDまたはDVDから起動するには任意のキーを押してください」と表示されたら、任意のキーを押して続行します。
3. 言語の設定を選択して「次へ」をクリックし、左下にある「コンピューターを修復する」をクリックします。
4. 「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」をクリックします。
5. トラブルシューティング画面で「詳細オプション」をクリックします。
6. 詳細オプション画面で「自動修復」または「スタートアップ修復」をクリックします。
7. Windows自動/スタートアップ修復が完了するまで待ちます。
8. 再起動すると、エラーが解消されているはずです。
※自動修復で「自動修復を使用してもPCを修復できませんでした」と表示される場合は、こちらの記事も参考にしてください。
対処法5:BCDを修復または再構築する
1. 上記の方法と同じ手順で、Windowsインストールディスクからコマンドプロンプトを開きます。
2. 以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーを押します。
a) bootrec.exe /FixMbr b) bootrec.exe /FixBoot c) bootrec.exe /RebuildBcd
3. 上記のコマンドが失敗する場合は、コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力します。
bcdedit /export C:\BCD_Backup c: cd boot attrib bcd -s -h -r ren c:\boot\bcd bcd.old bootrec /RebuildBcd
4. 最後にコマンドプロンプトを終了し、Windowsを再起動します。
5. この方法で多くの場合エラーは解消しますが、うまくいかない場合は次の方法へ進んでください。
対処法6:正しいパーティションをアクティブに設定する
1. 再びコマンドプロンプトを開き、diskpartと入力します。
2. Diskpartで以下のコマンドを順番に入力します(DISKPARTという文字列自体は入力不要です)。
DISKPART> select disk 1
DISKPART> select partition 1
DISKPART> active
DISKPART> exit
注意: アクティブにするのは必ず「システム予約済みパーティション」(通常100MB)にしてください。システム予約済みパーティションがない場合は、Cドライブをアクティブパーティションとして設定します。
3. 変更を適用するために再起動し、エラーが解消されたか確認しましょう。
対処法7:Windows 10を修復インストールする
上記のすべての方法を試しても解決しない場合は、ハードディスク自体は正常で、OSやBCD情報が何らかの理由で消去されてしまったと考えられます。この場合は、Windowsの修復インストールを試してみてください。それでも失敗する場合は、残された最後の手段としてWindowsの新規インストール(クリーンインストール)を行うことになります。
まとめ
以上が「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの対処法です。多くの場合、BIOS設定の見直しやBCDの再構築で解決できますが、ハードディスクの物理的な故障が原因の場合は交換が必要です。焦らず順番に試してみてください。この記事についてご不明な点がある場合は、お気軽にコメント欄でお尋ねください。
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