Windows 10でスティッキーコーナーを無効化する方法|マルチモニター環境のマウスカーソル問題を解決
Windows 7では、複数のモニターを使用している際にスティッキーコーナー(画面隅の引っかかり)をオフにするオプションが用意されていましたが、Windows 10ではこの機能が無効化されてしまいました。その結果、画面の一部でマウスカーソルが引っかかり、マルチモニター環境ではその部分をマウスが通過できなくなるという問題が発生します。

この機能は「スティッキーコーナー」と呼ばれ、Windows 7では無効化できたため、マウスは画面上部を自由に複数のモニター間で行き来できました。しかしWindows 10でも同様の仕様が残っており、各モニター(ディスプレイ)の上部コーナー付近の数ピクセルの領域では、マウスが隣のモニターへ移動できません。隣のディスプレイに切り替えるには、一度カーソルをこの領域から離す必要があります。
そこで本記事では、Windows 10でスティッキーコーナーを無効化する具体的な手順を詳しく解説します。
注意: Windows 8.1、8、7では、レジストリキー「MouseCornerClipLength」の値を6から0に変更することでスティッキーコーナーを無効化できましたが、残念ながらこの方法はWindows 10では機能しないことが確認されています。
Windows 10でスティッキーコーナーを無効化する手順
作業を始める前に、万が一問題が発生した場合に備えて復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
ステップ1:設定アプリでスナップ機能をオフにする
1. Windowsキー + I を同時に押して設定を開き、「システム」をクリックします。

2. 左側のメニューから「マルチタスク」を選択すると、右側のウィンドウに「スナップ」というカテゴリが表示されます。
3. 「ウィンドウを画面の端やコーナーにドラッグすると自動的に整列する」のトグルスイッチを「オフ」にします。

ステップ2:レジストリエディターで値を追加する
4. Windowsキー + R を押し、「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを開きます。

5. レジストリエディターで、以下のキーへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ImmersiveShell\EdgeUi
注意: 「EdgeUi」キーが存在しない場合は、「ImmersiveShell」を右クリックして「新規 > キー」を選択し、名前を「EdgeUi」として作成してください。
6. 「EdgeUi」を右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択します。

7. 新しく作成したDWORDの名前を「MouseMonitorEscapeSpeed」に変更します。
8. このキーをダブルクリックし、値のデータを「1」に設定して「OK」をクリックします。

9. 変更を保存・反映させるために、PCを再起動します。
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以上で、Windows 10でスティッキーコーナーを無効化する方法の解説は完了です。設定後はマウスカーソルが画面隅で引っかかることなく、複数のモニター間をスムーズに移動できるようになります。この記事についてご不明な点がある場合は、お気軽にコメント欄にてお尋ねください。
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