WmiPrvSE.exeによるCPU使用率の高さを解決する5つの対処法
WmiPrvSEは「Windows Management Instrumentation Provider Service(Windows管理インストゥルメンテーション プロバイダー サービス)」の略称です。Windows Management Instrumentation(WMI)は、Microsoft Windowsオペレーティングシステムの構成要素の一つで、企業環境における管理情報の提供やシステム制御を担っています。WmiPrvSE.exeが原因でCPU使用率が高くなることがあるため、ウイルスではないかと疑う方も少なくありませんが、実際にはウイルスやマルウェアではなく、Microsoft自身が開発した正規のプロセスです。

問題となるのは、WmiPrvSE.exeが大量のシステムリソースを消費すると、Windows全体の動作が重くなったりフリーズしたりし、他のアプリケーションに割り当てられるリソースがほとんどなくなってしまう点です。その結果、PCの動作が極端に遅くなり、最終的には再起動せざるを得なくなることもあります。さらに厄介なことに、再起動後も問題が解決せず、同じ症状が繰り返されるケースがあります。そこで本記事では、WmiPrvSE.exeによるCPU使用率の高さを解消するための具体的なトラブルシューティング手順を詳しく解説します。
WmiPrvSE.exeによるCPU使用率の高さを修正する方法
作業を始める前に、万が一のトラブルに備えて復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
方法1:Windows Management Instrumentationサービスを再起動する
1. Windowsキー + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、services.mscと入力してEnterキーを押します。

2. 一覧からWindows Management Instrumentationサービスを見つけ、右クリックして「再起動」を選択します。

3. これによりWMIに関連するすべてのサービスが再起動され、WmiPrvSE.exeによるCPU使用率の高さが解消されることが期待できます。
方法2:WMIに関連するその他のサービスを再起動する
1. Windowsキー + Xキーを押し、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。

2. コマンドプロンプトに以下のコマンドを順番に入力し、それぞれEnterキーを押します:
net stop iphlpsvc
net stop wscsvc
net stop winmgmt
net start winmgmt
net start wscsvc
net start iphlpsvc

3. 変更を保存するためにPCを再起動します。
方法3:CCleanerとMalwarebytesを実行する
1. CCleanerとMalwarebytesをダウンロードしてインストールします。
2. Malwarebytesを実行し、システム内の有害なファイルをスキャンさせます。マルウェアが検出された場合は自動的に削除されます。

3. 次にCCleanerを起動し、「カスタムクリーニング(Custom Clean)」を選択します。
4. カスタムクリーニング画面で「Windows」タブを選択し、デフォルト設定にチェックが入っていることを確認して「解析(Analyze)」をクリックします。

5. 解析が完了したら、削除対象のファイルをよく確認してから進めてください。

6. 最後に「クリーナーを実行(Run Cleaner)」ボタンをクリックし、CCleanerの処理が完了するまで待ちます。
7. システムをさらにクリーンアップするには、「レジストリ」タブを選択し、以下の項目にチェックが入っていることを確認します。

8. 「問題をスキャン(Scan for Issues)」ボタンをクリックしてスキャンを実行し、完了後に「選択した問題を修正(Fix Selected Issues)」ボタンをクリックします。

9. CCleanerが「レジストリの変更をバックアップしますか?」と尋ねてきたら、「はい」を選択します。
10. バックアップが完了したら、「選択したすべての問題を修正(Fix All Selected Issues)」ボタンをクリックします。
11. 変更を保存するためにPCを再起動します。
方法4:システムメンテナンスのトラブルシューティングツールを実行する
1. Windowsキー + Xキーを押し、「コントロールパネル」をクリックします。

2. 「トラブルシューティング」を検索し、「トラブルシューティング」をクリックします。

3. 左側のペインにある「すべて表示」をクリックします。

4. 「システムメンテナンス」のトラブルシューティングツールをクリックして実行します。

5. このトラブルシューティングツールによって、WmiPrvSE.exeによるCPU使用率の高さが解決できる可能性があります。
方法5:イベントビューアーを使って原因のプロセスを特定する
1. Windowsキー + Rキーを押し、eventvwr.mscと入力してEnterキーを押すと、イベントビューアーが開きます。

2. 上部のメニューから「表示」をクリックし、「分析およびデバッグ ログの表示」オプションを選択します。

3. 左側のペインで、以下のフォルダを順番にダブルクリックして移動します:
アプリケーションとサービス ログ > Microsoft > Windows > WMI-Activity
4. WMI-Activityフォルダ内(ダブルクリックして展開済みであることを確認)で「Operational」を選択します。

5. 右側のウィンドウでOperationalログの「エラー」を選択し、「全般」タブで該当サービスのClientProcessIdを確認します。
6. これでCPU使用率を高くしているサービスのプロセスIDが判明しました。次に、この特定のサービスを無効化する必要があります。
7. Ctrl + Shift + Escキーを同時に押してタスクマネージャーを開きます。

8. 「サービス」タブに切り替え、先ほど控えたプロセスIDを探します。

9. 該当するプロセスIDを持つサービスが原因です。見つかったら、「コントロールパネル > プログラムのアンインストール」に移動します。

10. 上記のプロセスIDに関連するプログラムまたはサービスをアンインストールし、PCを再起動します。
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