エラーコード 0x80070570 の原因と対処法|Windows 10/11 の更新ファイルエラーを解決する方法
パソコンの不具合は誰にとっても悩みの種です。特に、Windows Update を実行した際に「一部の更新ファイルが見つからないか、問題があります。エラー コード 0x80070570」というメッセージが表示されると、戸惑ってしまう方も多いでしょう。このエラーは Windows 10/11 に限らず、Windows Vista や Windows 8 などの旧バージョンでも発生することがあります。
エラーコード 0x80070570 の主な原因
このエラーは、Windows の新規インストール時やアップデート時に発生します。主な原因としては以下が考えられます。
- 更新ファイルの欠落
- 更新ファイルの破損
- ドライブ(HDD/SSD)の故障または損傷
エラーコード 0x80070570 の解決方法
以下に紹介する対処法を順番に試すことで、多くの場合このエラーを解消できます。
方法1:パソコンを再起動する
基本的な操作ですが、再起動だけで問題が解決することもあります。作業中のファイルを保存し、すべてのアプリを終了してからパソコンを再起動してください。再起動後、再度アップデートを実行してみましょう。
方法2:Windows Update のトラブルシューティングツールを実行する
Windows には、アップデート関連のエラーを自動的に検出して修復するトラブルシューティングツールが標準搭載されています。以下の手順で実行してください。
- [設定] を開きます。
- Windows 10 の場合:[更新とセキュリティ] → [トラブルシューティング] の順に選択します。
Windows 11 の場合:[システム] → [トラブルシューティング] → [その他のトラブルシューティングツール] の順に選択します。 - [Windows Update] を選択し、[トラブルシューティングツールの実行] をクリックします。
- 画面の指示に従ってスキャンを実行します。
- 検出された問題に対して、[修正を適用する] を選択します。
修復が完了したら、再度アップデートのダウンロードとインストールを試みてください。
方法3:破損したシステムファイルを修復する(SFC/DISM コマンド)
システムファイルの破損が原因の場合は、SFC および DISM コマンドの実行が有効です。
SFC コマンドの実行方法
SFC(System File Checker)は、破損した Windows システムファイルをスキャンして復元できる Microsoft 純正のユーティリティです。以下の手順で実行します。
- タスクバーの検索ボックスに「CMD」と入力します。
- 検索結果の [コマンドプロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] を選択します。これにより、管理者権限のコマンドプロンプトが開きます。
- 次のコマンドを入力して Enter キーを押します。
sfc /scannow - スキャンには時間がかかることがあります。エラーが検出されたものの SFC だけでは修復できない場合は、次のステップに進みます。
- セーフモードで起動して再度 SFC を実行します。
- [スタート] メニューから [設定] を開きます。
- [更新とセキュリティ](Windows 11 では [システム] → [回復])を選択します。
- [回復] → [高度なスタートアップ] の [今すぐ再起動] をクリックします。
- [オプションの選択] 画面で [トラブルシューティング] を選択します。
- [詳細オプション] → [スタートアップ設定] → [再起動] の順に選択します。
- 再起動後、一覧から [4] セーフモードを有効にする を選択します(4 または F4 キーを押します)。ネットワーク機能を使用したい場合は [5] または F5 キーを押します。
- 手順1~2と同じ要領で管理者権限のコマンドプロンプトを開き、
sfc /scannowを実行します。 - 破損した Windows システムファイルが修復されます。
- 通常どおり起動し、再度アップデートを実行してみてください。
DISM コマンドの実行方法
SFC で問題が解決しない場合は、DISM(展開イメージのサービスと管理)というコマンドラインツールを試しましょう。
- 上記と同じ手順で、管理者権限のコマンドプロンプトを開きます。
- 次のコマンドを入力して Enter キーを押します。
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth - 処理が完了するまで数分待ちます。
- パソコンを再起動します。
- その後、もう一度 SFC ユーティリティを実行すると、残りの破損システムファイルも修復できます。
方法4:Windows Update のコンポーネントを手動でリセットする
Windows Update のコンポーネント自体に問題がある場合は、以下の手順でリセットするとエラーが改善することがあります。
- 検索ボックスに「CMD」と入力します。
- 検索結果の [コマンドプロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] を選択します。
- 以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれ Enter キーを押して Windows Update 関連のサービスを停止します。
net stop wuauservnet stop cryptSvcnet stop bitsnet stop msiserver - 続いて、以下のコマンドで SoftwareDistribution フォルダと catroot2 フォルダの名前を変更します。
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.oldren C:\Windows\System32\catroot2 Catroot2.old - 最後に、手順3で停止したサービスを以下のコマンドで再開します。
net start wuauservnet start cryptSvcnet start bitsnet start msiserver - パソコンを再起動し、再度アップデートを実行します。
エラーコード 0x80070570 には複数の対処法があります。上記の手順を順番に試せば、ほとんどの場合、パソコンを最新のアップデート状態に戻すことができます。それでも解決しない場合は、ドライブ自体の物理的な故障も考えられるため、データのバックアップを行ったうえで、専門業者への相談も検討してください。
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