Windows 10/11で「winmm.dllが見つからない」エラーを修正する6つの方法
Windows 10/11のユーザーの中には、「winmm.dllが見つかりません」や「winmm.dllが存在しません」といったエラーメッセージに遭遇したという報告があります。
この記事では、このエラーの意味、発生原因、そして具体的な解決方法について詳しく解説します。
「winmm.dllが見つからない」エラーとは?
DLLは「ダイナミックリンクライブラリ(Dynamic Link Library)」の略称です。winmm.dllファイルは、主にオーディオやジョイスティック機能を担当するWindowsマルチメディアAPIモジュールであり、System32フォルダまたはSysWOW64フォルダに格納されている、システムの安定動作に不可欠なファイルです。
通常、winmm.dll関連のエラーメッセージは以下のように表示されます。
「winmm.dllが見つからないため、このアプリケーションを開始できませんでした。アプリケーションを再インストールすると、この問題が解決する場合があります。」
DLLは実行可能ファイルの一種であり、OS上の複数のアプリケーションが共有して使用する重要なデータを保持しています。DLLファイルが欠落すると、Windowsユーザーは以下のような問題に直面することがあります。
- ソフトウェアが正常に読み込めない
- プログラムやインストール処理が突然終了する
これらのエラーメッセージは、プログラムのインストール中や使用中、Windowsのインストール中、あるいはWindowsの起動・シャットダウン時に表示されることがあります。
winmm.dllエラーは、MicrosoftのOSでこのファイルを使用するあらゆる環境で発生する可能性があり、対象となるOSは以下の通りです。
- Windows 10/11
- Windows 8
- Windows 7
- Windows Vista
- Windows XP
- Windows 2000
winmm.dllエラーの原因は?
このエラーは、winmm.dllファイルの削除や破損につながるプログラムの動作やシステム上の状況によって引き起こされます。
また、Windows Updateの未完了や中断、PCへのマルウェア感染も、Windows 10/11でこのエラーが発生する原因となることがあります。
winmm.dllファイルに関するトラブルを避けるためには、サードパーティサイトやいわゆる「DLLダウンロードサイト」からファイルを入手しないようにしましょう。どうしてもダウンロードが必要な場合は、必ず正規の提供元から取得してください。
Windows 10/11でwinmm.dllエラーを修正する方法
winmm.dllが見つからないエラーに遭遇した場合は、以下の解決策を順番に試してみてください。
なお、エラーの影響でWindowsが正常に起動できない場合は、まずセーフモードでWindowsを起動してから、以下の手順を実行してください。
解決策1:削除されたwinmm.dllファイルを復元する
winmm.dllファイルが「見つからない」場合、誤って削除してしまった可能性があります。完全に削除していなければ、約1か月以内のファイルであればゴミ箱に残っているかもしれません。
その場合は、以下の手順で復元できます。
- ゴミ箱を開きます。
- 「winmm.dll」を検索します。
- 見つかったら、右クリックして「元に戻す」を選択します。
この簡単な操作で、ファイルは元のディレクトリに戻ります。ただし、すでにゴミ箱を空にしてしまった場合は、信頼性の高いファイル復元ソフトを使用する必要があります。
解決策2:問題の発生しているプログラムを再インストールする
特定のプログラムを使用しようとしたタイミングでwinmm.dllエラーが発生する場合は、そのプログラムを再インストールすることで解決できる可能性があります。
手順は以下の通りです。
- まず、「プログラムと機能」(または「設定」の「アプリ」)から該当プログラムをアンインストールし、PCを再起動します。
- 公式配布元からアプリケーションをダウンロードし、再インストールします。
解決策3:マルウェアスキャンを実行する
システム全体のマルウェア/ウイルススキャンを実行しましょう。一部のマルウェア感染は、DLLファイルを破損させ、このエラーを引き起こすことがあります。
また、エラーの原因となっているファイルが、実は悪意のあるソフトウェアがwinmm.dllに偽装したものであるケースもあります。スキャンを実行すれば、そのようなファイルを特定して除去できます。
解決策4:ウイルス対策ソフトを一時的に無効化する
マルウェア/ウイルススキャンで成果が得られない場合は、ウイルス対策ソフトを一時的に無効化してみてください。一部のウイルス対策ソフトは、正規のDLLファイルを悪意のあるソフトウェアと誤認識し、実行を妨げることがあります。
ウイルス対策ソフトがDLLファイルを問題視してエラーの原因になっている場合は、一時的な無効化が有効です。無効化後にエラーメッセージが表示されずファイルが正常に動作するようになったら、該当するDLLの保存先フォルダをウイルス対策ソフトの除外リスト(ホワイトリスト)に登録しておきましょう。
解決策5:SFC(システムファイルチェッカー)とDISMスキャンを実行する
SFCスキャンを実行すると、破損したシステムファイルを検出し、自動的に修復または置き換えることができます。SFCスキャンの実行手順は以下の通りです。
- Win + Sキーを押します。
- 検索ボックスに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを表示します。
- 「管理者として実行」を選択します(または、右クリックして「管理者として実行」を選択)。
- 「sfc /scannow」と入力(またはコピー&ペースト)し、Enterキーを押してスキャンを開始します。
- 完了したらPCを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。
SFCスキャンで改善しない場合は、DISMスキャンを実行して、破損している可能性のあるシステムイメージを修復できます。
- 上記と同じ手順で、コマンドプロンプトを管理者として開きます。
- コマンドラインに「DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth」と入力します。
- Enterキーを押して実行します。
処理が完了したらPCを再起動し、問題が解消したかどうかを確認してください。
解決策6:システムを以前の状態に復元する
それでもエラーが解消しない場合は、システムの復元機能が問題の解決に役立つかもしれません。ただし、DLLエラーが発生する前の時点で作成された復元ポイントが必要です。事前に復元ポイントを作成していない場合、この方法は利用できないことに注意してください。
まとめ
このガイドが、Windows 10/11における「winmm.dllが見つからない」エラーの解決方法を理解する助けになれば幸いです。PCのトラブルや修理に関するご質問がある場合は、いつでも当サイトをご覧ください。フィードバックやご質問がございましたら、ぜひコメント欄でお知らせください。
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