Windows 10でデスクトップアイコンが消えたときの対処法まとめ
Windows 10は、従来のOSからUIを大きく刷新したバージョンとして登場しました。MicrosoftはWindows 8に存在した多くのGUI上の不具合を解消し、ユーザーからの要望が特に強かったスタートメニューを復活させています。スタートメニュー以外にも、GUIやパフォーマンス面で数多くの改良が加えられました。ただし、こうした大きな変更は多くのユーザーを混乱させ、何が起きているのか把握するまでに時間がかかったのも事実です。
そんな中、一部のユーザーの間で「Windows 10でデスクトップアイコンが消えてしまう」という問題が報告されています。デスクトップに大量のファイルやショートカットを置いているユーザーにとって、それらが突然消えるのは非常に困った事態です。この記事では、この問題の原因と具体的な解決策をわかりやすく解説します。
「Windows 10でデスクトップアイコンが消える」問題の原因
多くの人はこれをWindows 10のバグだと考えていますが、実際にはそうではありません。誤操作によって、設定が意図せず変更されてしまった可能性があります。Windows 10には、ユーザーの利便性のために「デスクトップモード」と「タブレットモード」という2つのモードが標準で搭載されています。何らかのきっかけでタブレットモードが有効になると、デスクトップアイコンが非表示になってしまうことがあります。
「Windows 10でデスクトップアイコンが消える」問題の解決策
症状に応じて試せる解決策はいくつかあります。まずはRestoroなどのシステム修復ツールで破損ファイルのスキャンを実行し、破損・欠損ファイルが見つかった場合は修復してから、アイコンが復元されるかどうかを確認してください。改善しない場合は、以下の手動での対処方法を順番に試してみてください。
方法1:デスクトップアイコンの表示設定を確認する
すべてのデスクトップアイコンが消えている場合、「デスクトップアイコンを表示しない」設定が有効になっている可能性があります。以下の手順で表示設定をオンにしましょう。
- デスクトップの空いている場所を右クリックし、メニュー上部の「表示(V)」にカーソルを合わせます。

- 表示されたサブメニューの下部にある「デスクトップアイコンの表示」にチェックが入っているか確認します。チェックが外れている場合は、項目をクリックしてチェックを入れます。下の画像を参考にしてください。

方法2:設定からシステムアイコンの表示を有効にする
「PC」や「ごみ箱」など既定のデスクトップアイコンが消えている場合は、設定アプリから表示を有効化できます。以下の手順に従ってください。
- Cortana(タスクバーの検索ボックス)で「設定」を検索し、検索結果から開きます。

- 設定画面で「個人用設定」をクリックし、次の画面で左側のメニューから「テーマ」タブを選択します。

- 右側の「テーマ」画面で「デスクトップアイコンの設定」をクリックし、設定ウィンドウを開きます。
- デスクトップに表示したいアイコンにチェックを入れ、「適用」→「OK」の順にクリックします。

方法3:タブレットモードを無効にする
タブレットモードは、Windowsタブレットでのタッチ操作を快適にするために搭載された機能です。誤ってこのモードが有効になった結果、アイコンが消えてしまうことがあります。
- 「設定」を開き、「システム」をクリックしてシステム設定を表示します。左側のメニューから「タブレットモード」を選択し、右側でタブレットモードがオンになっている場合はオフに切り替えます。

- 設定ウィンドウを閉じて、デスクトップアイコンが表示されているかどうかを確認します。
方法4:SFCスキャンを実行する
SFC(システムファイルチェッカー)スキャンは、PC全体を走査して破損したドライバーやシステムファイルを検出し、自動的に修復してくれる便利な機能です。以下の手順で実行します。
- 「Windows」キー+「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 「cmd」と入力し、「Ctrl」+「Shift」+「Enter」キーを同時に押します。

- ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら「はい」をクリックして、管理者権限を付与します。
- 「sfc /scannow」と入力し、「Enter」キーを押します。

方法5:OneDriveからファイルを復元する
まれに、Windowsがデスクトップを整理しようとして、ファイルをOneDrive内の「Desktop」というフォルダへ移動させることがあります。その場合は、そのフォルダからファイルをコピーしてデスクトップに貼り付けることで問題を解決できます。
- OneDriveを開き、「Desktop」という名前のフォルダを探します。

- フォルダを開き、中にあるすべてのファイル・アイコンをコピーします。
- コピーしたファイルをデスクトップに貼り付けます。
方法6:回避策を使う
ユーザーの間で発見された回避策により、問題が解決するケースもあります。デスクトップで「アイコンの自動整列」機能を一度実行すると、消えたアイコンが復元されることがあります。手順は以下の通りです。
- デスクトップ上の任意の場所を右クリックします。
- 「表示(V)」をクリックし、「アイコンの自動整列」を選択します。

- 問題が解決したかどうかを確認します。
別の回避策:アイコンキャッシュの削除とエクスプローラーの再起動
- Ctrl+Alt+Delキーを押して、タスクマネージャーを開きます。
- 「プロセス」タブでエクスプローラー(Windows Explorer)のインスタンスを選択し、「タスクの終了」をクリックします。

- 「Windows」キー+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「cmd」と入力し、「Ctrl」+「Shift」+「Alt」キーを押して、管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。

- 以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれ入力後に「Enter」キーを押して実行します。
CD /d %userprofile%\AppData\Local DEL IconCache.db /a EXIT
- タスクマネージャーからエクスプローラーを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。
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