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DHCPv6エラー「IPアドレスへのリースを失いました」の原因と対処法

新しいモデムやルーターを設置した後、一部のユーザーが繰り返し発生するDHCPv6エラーに悩まされることがあります。エラーメッセージは次のように表示されます。

「お使いのコンピュータは、ネットワークアドレス0xffffffffffのネットワークカード上のIPアドレスffff:fff:fff:ffffへのリースを失いました」

この問題を理解するには、まずIPv4とIPv6の違いを知っておく必要があります。IPv4は、コンピュータに一意のアドレスを割り当てるIPプロトコルであり、そのアドレスはインターネット上で世界と通信するための「身分証」となるものです。

なぜこのエラーが起こるのか?IPv4とIPv6の違い

現在、私たちのほとんどはIPv4技術を使用しており、世界中でも同様です。しかし、IPv4で利用できるアドレスは約43億個に限られており、インターネットやネットワークを利用する人が急増したことで、利用可能なIPv4アドレスが枯渇しつつあります。

そこで登場したのがIPv6(Internet Protocol Version 6)です。IPv6は2の128乗(2^128=340,282,366,920,938,000,000,000,000,000,000,000,000個)という、事実上無尽蔵とも言える数のアドレスを提供します。このアドレス不足を受けて、ISP(インターネットサービスプロバイダ)やネットワーク機器メーカーなどは、需要に対応するためIPv6への移行を段階的に進めています。とはいえ、現時点ですべてのISPがIPv6を使用しているわけではありません。

そのため、IPv6が本当に必要だと確信している場合を除き、無効化してしまうのが最も手軽な解決策です(方法3)。逆にIPv6が必要な環境では、方法1と方法2を試してみてください。

方法1:DHCPv6のリース時間を延長する

このエラーが発生する主な原因は、DHCPv6のリース時間の期限切れです。最も簡単な解決策は、IPv6アドレスを割り当てているルーターの管理画面にログインし、DHCPv6のリース時間を延長することです。

ルーターによって管理画面のデザインやファームウェアが異なるため、正確な手順は一概には言えませんが、一般的には以下のような設定項目を探すことになります。

DHCPv6エラー「IPアドレスへのリースを失いました」の原因と対処法

リース時間を延長したら、設定を保存してルーターを再起動してください。これでエラーが解消されるはずです。

方法2:ネットワークアダプターをリセットする

(こちら)からネットワークリセット用のスクリプトを開きます。スクリプトの内容をすべてコピーし、メモ帳に貼り付けて「reset.bat」という名前で保存します。このとき、ファイルの種類は「すべてのファイル」を選択してください。こうすることで、ファイルがコマンドプロンプトで実行できるバッチファイルとして認識されます。

保存したreset.batファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

DHCPv6エラー「IPアドレスへのリースを失いました」の原因と対処法

メニューからオプション4を選択し、PCを再起動します。その後、問題が解決したかどうかを確認してください。改善しない場合は、再度スクリプトを実行してオプション5を選択し、再起動後に再度テストを行います。

方法3:IPv6を無効化する

IPv6を使用する必要がない環境では、無効化することでエラーを根本的に回避できます。Windowsでの手順は以下の通りです。

  1. 「Windowsキー + R」を押し、「ncpa.cpl」と入力してEnterキーを押します(ネットワーク接続画面が開きます)。
  2. 使用中のネットワークアダプターを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  3. 「Internet Protocol Version 6 (TCP/IPv6)」のチェックを外し、「OK」をクリックします。
  4. PCを再起動し、エラーが発生しなくなったか確認します。

なお、社内ネットワークや特定のサービスでIPv6が必須の場合は、無効化せずに方法1・方法2での対応を推奨します。

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