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Windows Defenderエラーコード0x80016CFAの対処法|偽ポップアップ(テクニカルサポート詐欺)の駆除手順

一部のWindowsユーザーから、ブラウザで新しいページを開くたびに「エラーコード:0x80016CFA」というポップアップが表示され続けるという相談が寄せられています。この現象は、Edge、Internet Explorer、Opera、Chromeをはじめとする主要なサードパーティ製ブラウザでも確認されています。

既定のブラウザを開くたびにこの種のポップアップが表示される場合、パソコンがアドウェアに感染し、ブラウザが乗っ取られている可能性が高いです。多くの場合、これはセキュリティ研究者によってRogue.Tech-Support-Scamと呼称されているブラウザハイジャッカーによるものです。

これは、ユーザーにフリーダイヤルのサポート窓口へ電話をかけさせ、金銭を騙し取ることを目的としたテクニカルサポート詐欺の一種です。実際に電話をかけると、「Microsoftの担当者」を名乗る人物が対応し、さまざまな口実でお金を要求してきます。

つまりこれは巧妙に仕組まれた詐欺であり、本物のエラーメッセージではありません。ブラウザにこのメッセージが表示された場合は、絶対に記載された電話番号にかけないでください

代わりに行うべきは、アドウェアをパソコンから完全に除去し、ポップアップの再発を防ぐことです。感染しているマルウェアの種類に応じて、いくつかの対処方法があります。

そもそもこの感染は、不審なリンクをクリックしたり、メールの添付ファイルを開いたりしたことがきっかけで発生しているケースがほとんどです。

以下に、この偽のエラーコード0x80016CFAを解決するための手順を紹介します。

STEP 1:親となる悪意のあるアプリをアンインストールする(該当する場合)

このアドウェアが、PUP(潜在的に望ましくないプログラム)のダウンロード・インストールを通じて侵入した場合は、まず「プログラムと機能」から該当プログラムをアンインストールしましょう。プログラム型のアドウェアは、ブラウザから悪意のあるコードを削除しても再感染させる能力を持つものが多いため、このステップは非常に重要です。

注意:感染したアドウェアの種類によっては、詐欺ポップアップがブラウザの一時フォルダに潜んでいるだけの場合があり、このステップが不要なこともあります。インストール済みアプリの一覧に不審なプログラムが見つからない場合は、そのままSTEP 2へ進んでください。

以下の手順で、悪意のあるアプリケーションをアンインストールします。

  1. Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。テキストボックスに「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押すと、「プログラムと機能」画面が開きます。
  2. インストール済みプログラムの一覧をスクロールし、不審な名前の項目を探します。多くの場合、発行元(Publisher)の欄を確認することで悪意のあるプログラムを見分けられます。発行元が空白で、見覚えのないプログラムであれば、右クリックしてコンテキストメニューから「アンインストール」を選択して削除しましょう。
  3. アンインストール画面の指示に従って作業を完了させたら、パソコンを再起動し、起動が完了するまで待ちます。

STEP 2:ブラウザハイジャッカーを削除する

不審なアプリケーションのアンインストールが完了したら、次はブラウザから悪意のあるコードを取り除きます。マルウェアの種類によって、ポップアップを引き起こしているコードは、意図せずインストールしてしまった拡張機能の中か、現在キャッシュされている一時ファイルの中のどちらかに潜んでいます。

そのため、ブラウザハイジャッカーの除去は次の2段階で行います。

  • ステップ1 ― 問題のある拡張機能をアンインストールする
  • ステップ2 ― ブラウザのキャッシュファイルを消去する

以下の手順に沿って作業を進めてください。

  1. ブラウザのメニューバーまたは設定画面から「拡張機能」「アドオン」といった項目を探して開きます。その中に見覚えのない拡張機能があれば、「削除」ボタンをクリックして取り除きましょう。
    注意:ここで紹介する手順はあくまで目安です。実際の画面構成は、使用しているブラウザによって異なります。
  2. 次に、ブラウザのキャッシュを消去します。この際、Cookieとキャッシュフォルダの両方を必ず削除してください。Chrome、Edge、Firefoxなど主要ブラウザごとの具体的な操作方法は、各ブラウザの公式ヘルプページを参照すると確実です。
  3. パソコンを再起動し、最後のステップへ進みます。

STEP 3:Malwarebytesでディープスキャンを実行する

ブラウザからアドウェアの痕跡をすべて除去できたら、最後に残存ファイルもきれいに掃除し、システムが再感染しないようにしましょう。

利用できるツールはいくつかありますが、おすすめはMalwarebytesです。強力なオンデマンドスキャナーとして知られており、ブラウザに感染したマルウェア、アドウェア、悪意のあるコードの大部分を検出・除去できます。

このツールを使う場合は、スキャン範囲を広げるために、クイックスキャンではなくディープスキャンを選択してください。完了までの時間は長くなりますが、その分検出精度と除去効果が高まります。

なお、執筆時点ではディープスキャン機能は無料版でも利用可能です。ダウンロードからインストール、スキャン実行までの詳細な手順は、Malwarebytesの公式サイトのガイドを参照してください。

スキャンが完了したら、パソコンをもう一度再起動し、以前エラーコード0x80016CFAが表示されていた同じブラウザを開いてみてください。適切に対処できていれば、同じ問題は再発しないはずです。

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