【解決】Outlookで「組織のポリシーにより、この操作を完了できません」エラーが出たときの対処法
Microsoft Outlookを使用中に、ハイパーリンクを開こうとするとエラーが表示され、リンクを開けなくなることがあります。このエラーメッセージはOutlookのバージョンによって異なりますが、根本的な原因は共通しています。この問題はMicrosoftの公式サイトでも何度も取り上げられており、多くのWindowsユーザーがOutlookからハイパーリンクを開こうとした際に同様のトラブルに直面しています。
Outlook 2007および2010では、「このコンピューターの制限により、この操作は取り消されました。システム管理者に問い合わせてください。(This operation has been cancelled due to restrictions in effect on this computer. Please contact your system administrator)」というエラーが表示されます。

一方、Outlook 2013や2016などの新しいバージョンでは、「お使いの組織のポリシーにより、この操作を完了できません。詳細については、ヘルプデスクにお問い合わせください。(Your organization's policies are preventing us from completing this action for you. For more info, please contact your help desk)」というメッセージが表示されることがあります。

Outlookからハイパーリンクが開かない原因
Outlook内からハイパーリンクを開けなくなる理由はいくつか考えられます。その一つが、既定のブラウザの設定です。Google ChromeやFirefoxなど、サードパーティ製のブラウザを既定に設定している場合に、この問題が発生しやすくなります。自分で設定した覚えがない場合でも、各種アドインが既定のブラウザを別のものに勝手に変更してしまった可能性もあります。
Outlookでハイパーリンクが開けない問題の解決方法
以下の対処法を順番に試して、問題が解決するかどうかを確認してください。
解決策1:Internet ExplorerとOutlookを既定のプログラムに設定する
まず、リンクを開くための既定のプログラムとしてInternet Explorerを設定します。あわせて、メール関連のサービスにはMS Outlookを既定のプログラムとして指定しましょう。手順は以下の通りです。なお、この作業はWindowsのバージョンに関わらず、ほぼ同じ流れで行えます。
- 「コントロールパネル」>「既定のプログラム」を開き、「プログラムの既定の設定」をクリックします。

- 次の画面で、既定のWebブラウザを「Internet Explorer」に、既定のメールクライアントを「Outlook」に設定します。

- 設定後、MS Outlookを再起動し、ハイパーリンクが開けるかどうかを確認します。改善しない場合は、次の解決策に進みましょう。
解決策2:Internet Explorerの設定をリセットする
上記の方法でも問題が解決しない場合は、Internet Explorerの設定をリセットしてみてください。
- 「コントロールパネル」から「インターネットオプション」を開きます。Internet Explorer右上の歯車アイコンをクリックし、「インターネットオプション」を選択することもできます。
- 「インターネットオプション(インターネットのプロパティ)」ウィンドウで「詳細設定」タブを開き、「リセット」ボタン、続いて「OK」ボタンをクリックします(下図参照)。

- 「Internet Explorerの設定のリセット」ウィンドウが表示されたら、「個人設定を削除する」にチェックを入れて「リセット」をクリックします。処理が完了したら、前述の手順でInternet ExplorerとOutlookを既定のプログラムに設定し直し、Internet Explorerを再起動します。その後、Outlookで問題が解決したかどうかを確認してください。

解決策3:レジストリエディターでレジストリキーを確認する
レジストリエディターは、Windowsのレジストリを変更できるグラフィカルなツールです。
注意:この手順を実行する前に、必ずシステムの復元ポイントを作成しておいてください。万が一のトラブルに備えることができます。
- Windows 8または10の場合は、検索ボックスに「regedit」と入力してレジストリエディターを開きます。Windows 7の場合は、「スタート」>「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「regedit」と入力してEnterキーを押します。
- レジストリエディター内で、「HKEY_CLASSES_ROOT」配下にある「.html」キーを見つけてクリックします。右側のペインで「(既定)((Default))」の値を確認してください。値が空欄の場合、それが問題の原因である可能性が高いです。

- 「(既定)」をダブルクリックし、値のデータに「htmlfile」と入力します(大文字・小文字が区別されるため注意してください)。「OK」をクリックしてPCを再起動し、Outlookでハイパーリンクが正常に開けるかどうかを確認してください。

解決策4:Microsoft Easy Fixツールを使用する(Windows 7以前のみ)
この方法は、Windows 7以前のバージョンを使用している方向けです。Microsoftの公式サイトからEasy Fixツールをダウンロードし、「同意する(I Agree)」にチェックを入れて「次へ」ボタンを数回クリックします。あとは自動的に問題が修復されます。完了後、再度Outlookを確認してみてください。これで問題が解決しているはずです。

-
【Windows 7/10】「このアイテムのプロパティは利用できません」エラーの修正方法
「このアイテムのプロパティは利用できません」エラーとは:このエラーメッセージは、Windows 7およびWindows 10ユーザーの間でよく見られる問題です。特に、Windows 7からWindows 10へアップグレードした直後のユーザーに発生しやすい傾向があります。アップグレード後にログオンすると、「このアイテムのプロパティは利用できません」というエラーがポップアップで表示され、セーフモードで起動するまで消えないことがあります。 また、このエラーはドライブ(C:ドライブや外付けハードディスクなど)のプロパティを確認しようとしたときにのみ発生するケースもあります。つまり、ユーザーが「マイコ
-
Windows 10で「この操作を実行するにはアクセス許可が必要です」エラーを解決する6つの方法
ファイルの変更や削除、フォルダの移動などを試みた際に「この操作を実行するにはアクセス許可が必要です(You need permission to perform this action)」というエラーメッセージが表示される場合、最も考えられる原因は、ユーザーアカウントにそのファイルやフォルダへの必要なセキュリティ権限が付与されていないことです。また、ウイルス対策ソフトがファイルをスキャン中であるなど、別のプログラムが対象のファイルやフォルダを使用しているために、変更できないケースもあります。 Windows 10でファイルやフォルダを削除・変更しようとした際によく表示されるエラーメッセージには