virtualapp/didlogicalとは?Windows資格情報マネージャーに表示される謎の項目の正体と削除方法
資格情報マネージャー(Credential Manager)は、Windowsに標準搭載されているデスクトップアプリです。主な役割は、ユーザー名・パスワード・アドレスなどの認証情報をシステム上に保存することです。Windowsで新しいアカウントを作成したり、Webサイトでアカウント登録を行ったりすると、その資格情報は自動的に資格情報マネージャーへ保存されます。
資格情報マネージャーはコントロールパネルから開くことができ、保存済みのアカウント一覧を確認できます。この機能はWindows本体だけでなく、ユーザーの個人情報をローカルに保存する必要がある他のアプリケーションでも利用されています。たとえばSkype、エクスプローラー、Microsoft Officeなどは、アカウント情報の保存とアクセスのために資格情報マネージャーを使用しています。
保存されるアカウントは、次の4つのカテゴリに分類されます。
- Windows資格情報
- 証明書ベースの資格情報
- 汎用の資格情報
- Web資格情報
「virtualapp/didlogical」とは何か
多くのユーザーから、「資格情報マネージャーに見覚えのない不明なアカウントが表示される」という報告が寄せられています。その正体が「virtualapp/didlogical」という名前で保存された資格情報です。詳細を確認すると、奇妙なユーザー名とパスワードが保存されていることに気づくでしょう。
通常、virtualapp/didlogicalはインターネットまたはネットワークアドレスの欄に表示され、「汎用の資格情報」カテゴリに保存されます。表示イメージは以下のとおりです。

さらに厄介なのは、この資格情報が事実上削除できない点です。「削除」ボタンを押して画面の指示に従えば一応削除できますが、PCの再起動後やしばらく時間が経つと、資格情報の一覧にまた現れます。つまり、完全に取り除くことはできません。
virtualapp/didlogicalは安全なのか?
自動的に作成され、削除しても勝手に復活するという挙動から、マルウェアのように感じられるかもしれません。しかし幸いなことに、virtualapp/didlogicalはマルウェアではありません。これは正当な資格情報であり、Windows Live製品を使用した際にWindowsが自動的に保存するものです。
具体的には、Windows Live Messenger、Windows Live Mail、Windows Live サインインアシスタントをはじめとする各種Microsoftサービスを利用すると、これらの製品が資格情報マネージャーにこのエントリを作成します。したがって、セキュリティ上の心配は不要です。
virtualapp/didlogicalを削除する方法
virtualapp/didlogicalは簡単に削除できます。ただし前述のとおり、時間が経てば再度出現する可能性があります。この資格情報を二度と表示させたくない場合は、Windows Live製品の使用をやめるしかありません。いずれかのWindows Live製品を使うと、資格情報が再び生成され、virtualapp/didlogicalが一覧に戻ってきます。
どうしても削除したい場合は、以下の手順に従ってください。
- Windowsキーを押しながらRキーを押す(「ファイル名を指定して実行」を開く)
- control panelと入力してEnterキーを押す

- ユーザーアカウントをクリックする

- 資格情報マネージャーをクリックする

- Windows資格情報を選択する

- virtualapp/didlogicalを選択する

- 削除をクリックし、追加の画面指示があればそれに従う

以上でvirtualapp/didlogicalの資格情報は削除され、作業は完了です。ただし、Windows Live製品を引き続き使用する場合は、再び自動的に作成される点に留意してください。
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