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Windows 10でInternet Explorerを復活させる方法|消えたIEを戻す3つの対処法

Internet Explorer(IE)は、Microsoft Edgeが登場するまで10年以上にわたってWindowsの標準ブラウザとして利用されてきました。現在ではChromeやFirefoxなど高性能なブラウザが数多く存在しますが、今なおIEを使い続けたいというユーザーは少なくありません。

Windows 10でInternet Explorerを復活させる方法|消えたIEを戻す3つの対処法

近年は、IEのショートカットが消える、タスクバーに表示されないといった不具合が多く報告されています。さらに稀なケースでは、IEがパソコンから完全に見つからなくなることもあります。これは誤って削除してしまった場合などに起こるもので、解決策自体はとてもシンプルです。本記事では、消えたInternet Explorerを復活させる方法を詳しく解説します。

Windows 10でInternet Explorerが見つからない症状

Windows 10のスタートメニューからIEが消えてしまった、あるいはパソコン全体からIEが見当たらなくなったという報告が多数寄せられています。Windows Server 2016で同様の現象が発生するケースも確認されています。以下では、Internet Explorerを再び使える状態に戻すための手順を順に紹介していきます。

対処法を試す前に、まずスタートメニューを開いて「Windows アクセサリ」を確認してください。通常、ここにInternet Explorerが格納されています。もし見つからない場合は、次に紹介する修正方法を試してみましょう。

Windows 10でInternet Explorerを復活させる方法|消えたIEを戻す3つの対処法

対処法1:iexplore.exeのショートカットを作成して配置する

iexplore.exeはInternet Explorerの本体となる実行ファイルで、「Program Files」フォルダ内に保存されています。「Windows アクセサリ」にIEが表示されず、検索でも見つからない場合は、この実行ファイルのショートカットを作成し、正しいフォルダに配置することで復元できます。

  1. エクスプローラーを開き(Windows + Eキー)、以下のパスへ移動します。
C:\Program Files (x86)\Internet Explorer(64ビット版/x64のWindows 10)

C:\Program Files\Internet Explorer(32ビット版/x86のWindows 10)
  1. 実行ファイル「iexplore.exe」を見つけたら、右クリックして「送る > デスクトップ(ショートカットを作成)」を選択します。

Windows 10でInternet Explorerを復活させる方法|消えたIEを戻す3つの対処法

  1. これで、デスクトップに作成したショートカットからすぐにInternet Explorerを起動できます。「Windows アクセサリ」にも戻したい場合は、以下の手順に進んでください。
  2. デスクトップに作成したショートカットをコピーし、Windows + Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開いて、以下のパスを貼り付けます。
%ProgramData%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Accessories
  1. 開いたフォルダにショートカットを貼り付けます。下図のようなユーザーアカウント制御(UAC)の確認画面が表示された場合は、「続行」をクリックしてください。

Windows 10でInternet Explorerを復活させる方法|消えたIEを戻す3つの対処法

  1. 以上で、「アクセサリ」フォルダ内にInternet Explorerが復活します。

対処法2:「Windows の機能」からInternet Explorerを再有効化する

Windowsには「Windows の機能」という管理ツールがあり、各種アプリケーションやモジュールの有効/無効を切り替えられます。IEを一度無効化してから再度有効化することで、強制的にリフレッシュさせることが可能です。

  1. Windows + Sキーを押して検索ボックスを開き、「windows features(Windows の機能)」と入力してツールを起動します。
  2. 「Windows の機能」の一覧から「Internet Explorer 11」の項目を探し、チェックを外して「OK」をクリックします。

Windows 10でInternet Explorerを復活させる方法|消えたIEを戻す3つの対処法

  1. もう一度「Windows の機能」を開き、今度は「Internet Explorer 11」にチェックを入れて「OK」をクリックし、パソコンを再起動します。

Windows 10でInternet Explorerを復活させる方法|消えたIEを戻す3つの対処法

  1. 再起動後、スタートメニューからInternet Explorerを探します。Windows + Sキーでプログラムを直接検索しても構いません。

対処法3:コマンドプロンプトを使って修復する

一部のユーザー環境で効果があったのが、DISMコマンドでIEを一度無効化し、キャッシュを削除してから再度有効化するという方法です。IEが破損していると、パソコン上から消失して見えなくなることがあります。

  1. Windows + Sキーを押し、「command prompt(コマンドプロンプト)」と入力します。表示されたアプリを右クリックして「管理者として実行」を選択してください。
  2. 管理者権限のコマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行します。
dism /online /disable-feature:"Internet-Explorer-Optional-amd64"

Windows 10でInternet Explorerを復活させる方法|消えたIEを戻す3つの対処法

  1. パソコンを再起動します。再起動後、管理者権限のコマンドプロンプトで以下のコマンドを順番に実行し、各種テンポラリファイル(キャッシュ)を削除します。
DEL /S /Q "%TMP%\*.*"

DEL /S /Q "%TEMP%\*.*"

DEL /S /Q "%WINDIR%\Temp\*.*"

DEL /S /Q "%USERPROFILE%\Local Settings\Temp\*.*"

DEL /S /Q "%LOCALAPPDATA%\Temp\*.*"
  1. 上記コマンドの実行後、次のコマンドでInternet Explorerを再度有効化します。
dism /online /enable-feature:"Internet-Explorer-Optional-amd64"

Windows 10でInternet Explorerを復活させる方法|消えたIEを戻す3つの対処法

  1. パソコンを完全に再起動し、Internet Explorerが表示されるかどうかを確認してください。

注意: 上記の対処法をすべて試しても問題が解決しない場合は、SFCスキャンやDISMを実行して、Windowsに不足しているシステムモジュールがないか確認し、修復を行ってください。それでもIEが復活しない場合は、Windowsのクリーンインストールを検討するのも一案です。


補足:Internet Explorerのサポート終了について

なお、Microsoftは2022年6月にInternet Explorer 11デスクトップアプリのサポートを終了しています。今後IE対応の社内システムや古いWebサイトを閲覧する必要がある場合は、Microsoft Edgeに搭載された「IEモード」の利用を検討するとよいでしょう。EdgeのIEモードなら、IE専用に作られたサイトをそのまま表示でき、セキュリティ面でもより安心です。

  1. Windows 11でInternet Explorerを使う方法|Microsoft EdgeのIEモード設定ガイド

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  2. WindowsでInternet Explorerの起動をブロックする方法〜jscript.dll脆弱性への実践的な対処法

    近年、Internet Explorer(IE)のレガシースクリプティングエンジン(jscript.dll)に存在する重大な脆弱性が実際に悪用されているとの注意喚起が相次いでいます。脆弱性の発見自体は珍しいことではありませんが、問題なのはWeb上に広がる悲観論やパニックです。冷静に分析し、エレガントに対処する方法を探る動きはほとんど見られません。実際、Microsoftは回避策として「該当ライブラリへのアクセス拒否」を挙げています。しかしこの方法には副作用があり、印刷機能やグループポリシーエディタなどに不具合が生じる可能性があります。そこで本記事では、システムに支障をきたすことなく脆弱性の影響