【解決】「仮想ディスクサービスエラー:ボリュームサイズが大きすぎます」の対処法
Diskpartユーティリティで内蔵HDDや外付けHDD(またはパーティション)をフォーマットしようとした際に、「仮想ディスクサービスエラー:ボリュームサイズが大きすぎます」(Virtual Disk Service error: The volume size is too big)というエラーが表示されることがあります。中には、処理が完了するまで5時間以上待った末に、このエラーメッセージを目にしたというユーザーも報告しています。

「仮想ディスクサービスエラー:ボリュームサイズが大きすぎます」が発生する原因
このエラーは、大容量のパーティションやUSBハードディスクをFAT32形式でフォーマットしようとしたときに発生することで知られています。Windowsの標準画面(GUI)からフォーマットを実行しようとしても、選択できるのはNTFSまたはexFATファイルシステムのみです。
これは、Windowsの仕様上、32GBを超えるFAT32ボリュームを作成・フォーマットできないためです(少なくともDiskpartユーティリティでは不可能)。ただし、それより大きなFAT32ボリュームをマウントして使用すること自体は問題なく行えます。
ドライブをFAT32でフォーマットしたい理由は人それぞれですが、多くの場合、Macとの間でファイルをやり取りしたい場合や、ゲーム機(PS3、Xbox 360など)で使用するためです。
幸い、Windowsのこの制限を回避する方法はいくつかあります。この記事では、「仮想ディスクサービスエラー:ボリュームサイズが大きすぎます」を回避するための対処法を2つ紹介します。以下の手順に従って、エラーを回避しましょう。
方法1:DiskPartでNTFSファイルシステムを使用してフォーマットする
必ずしもFAT32でフォーマットする必要がない場合は、DiskPartを使ってNTFSファイルシステムでフォーマットできます。NTFSであれば32GBを超えるパーティションやドライブもフォーマット可能なため、このエラーは発生しません。
注意:FAT32でフォーマットする必要がある場合は、次の「方法2」に進んでください。
DiskPartでドライブをクリーンし、NTFSでフォーマットする手順は以下の通りです。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「cmd」と入力し、Ctrl + Shift + Enter を押して管理者権限のコマンドプロンプトを起動します。UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面が表示されたら「はい」をクリックします。
- フォーマットするドライブを接続し(未接続の場合)、1分ほど待ちます。
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押し、DiskPartユーティリティを起動します。
diskpart
- 次に、以下のコマンドを入力してEnterキーを押し、利用可能なすべてのドライブの一覧を表示します。
list disk
注意:クリーンする対象のドライブを必ず確認してください。通常、ディスク0にはOSがインストールされています。ここでは例として、ディスク1をNTFSでフォーマットします。
- フォーマットするドライブを特定したら、以下のコマンドでそのドライブを選択します。
select disk X
注意:Xはプレースホルダーです。実際にフォーマットしたいドライブの番号に置き換えてください。
- ドライブを選択したら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押し、ドライブをクリーンします。
clean
注意:Enterキーを押した瞬間に、ディスク内のデータはすべて消去されるのでご注意ください。
- 処理が完了したら、以下のコマンドを入力して、対象のドライブがまだ選択されていることを確認します。
list disk
注意:対象ドライブの横にアスタリスク(*)が表示されていれば、選択状態が維持されているため、次へ進めます。表示されていない場合は、手順5をもう一度実行して再選択してください。
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押し、新しいパーティションを作成します。
create partition primary
- パーティションが作成されたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押し、作成したばかりのパーティションを選択します。
select partition 1
- パーティションを選択したら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押し、新しく作成したパーティションをアクティブに設定します。
active
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押し、NTFSファイルシステムでパーティションをフォーマットし、ラベル(名前)を割り当てます。
format FS=NTFS label=Appuals quick
注意:Appualsはあくまでプレースホルダーです。任意のボリューム名に置き換えてください。
- 処理が完了したら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押し、作成したドライブにドライブ文字を割り当てます。
assign letter=A
注意:Aはプレースホルダーです。任意のドライブ文字に置き換えてください。
- 最後に、以下のコマンドを入力してDiskPartユーティリティを終了し、作業を完了させます。
exit

これで、「仮想ディスクサービスエラー:ボリュームサイズが大きすぎます」エラーが発生することなく、ドライブをNTFSファイルシステムで再フォーマットできました。
FAT32でフォーマットする必要がある場合は、引き続き方法2をご覧ください。
方法2:サードパーティ製ツールを使用する
どうしてもFAT32ファイルシステムでフォーマットする必要がある場合は、サードパーティ製のユーティリティソフトを使うしかありません。
Windowsの32GB制限を回避できるフリーウェアは多数存在します。ここでは、シンプルで完全無料、かつアドウェアが含まれていないFat32 Formatを使用します。もちろん、RufusやSwissKnifeなど、同じ目的を達成できる他のソフトウェアを使用しても構いません。
Fat32 Formatを使って、32GBを超えるドライブをFAT32でフォーマットする手順は以下の通りです。
- 配布ページにアクセスし、スクリーンショット画像をクリックしてユーティリティをダウンロードします。

- ダウンロードしたguiformat.exeをダブルクリックします。SmartScreenの警告が表示されたら「実行」をクリックします。

- ユーティリティが起動したら、「Drive」の下にあるドロップダウンメニューから対象のドライブが正しく選択されていることを確認します。次に、用途に合わせてアロケーションユニットサイズを選択し、「Start」をクリックしてフォーマットを開始します。

注意:処理を短時間で終わらせたい場合は、「Quick Format」にチェックを入れてください。
- 最終確認画面で「OK」をクリックして、選択したドライブのフォーマットを確定します。

- 処理が完了すると、ドライブの容量に関係なく、自動的にFAT32ファイルシステムに変換されます。
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