Windows 10の設定にWi-Fiオプションが表示されないときの対処法
一部のユーザーから、Windowsの設定の「ネットワークとインターネット」カテゴリにWi-Fiタブが突然表示されなくなったという報告があります。この問題は、必要なサービスが実行されていないことや、Wi-Fiドライバーが古くなっていることが原因であるケースが多く見られます。
多くの方は、有線接続ではなくWi-Fiカードを使ってインターネットに接続しています。通信速度に大きな差はないものの、有線配線の手間や煩わしさを避けられる点が魅力だからです。ところが、この問題が発生するとWi-Fi機能そのものが使えなくなり、大きな支障をきたします。
場合によっては、オペレーティングシステム側に原因があることもあります。その場合、WindowsがWi-Fiカードを認識していないか、何らかの要因が認識を妨げている状態です。とはいえ、後述する解決策を順に試せば、ほとんどの場合この問題は解消できます。
Windows 10の設定からWi-Fiオプションが消える原因
設定画面にWi-Fiタブが表示されないのは、WindowsがWi-Fiカードを正しく検出できていないことが主な理由です。この問題は、以下の要因によって引き起こされることが一般的です。
- 必要なサービスが停止している:Wi-Fiが正常に動作するには、特定のWindowsサービスが実行されている必要があります。これらのサービスが無効化・停止していると、Wi-Fiオプションが表示されなくなることがあります。
- Wi-Fiドライバーの不具合:Wi-Fiドライバーは、ワイヤレスカードとOSの間をつなぐ重要な役割を担っています。ドライバーが破損していたり、古いままであったりすると、本問題が発生する可能性があります。
以下の解決策を順番に試していきましょう。環境によって当てはまらない項目もあるため、すべての方法を確認しておくことをおすすめします。
破損したシステムファイルの修復
まずは「Restoro」などのシステム修復ツールをダウンロードして実行し、破損・欠落しているシステムファイルをスキャンして復元しておきましょう。完了したら、以下の解決策に進みます。
解決策1:Wi-Fiカードの物理的な接続を確認する
マザーボードに内蔵ワイヤレス機能がなく、別途Wi-Fiカードを購入して取り付けている場合は、まずこの項目を確認してください。カードが正しく装着されていないと、Windowsはそれを検出できず、今回のような問題が発生します。取り付け位置や固定状況を再度チェックしましょう。
ノートパソコンを使用している方や、マザーボードにWi-Fi機能が内蔵されている方は、次の解決策へ進んでください。
解決策2:必要なサービス(WLAN AutoConfig)を有効にする
「WLAN AutoConfig」サービスが停止していることが原因のケースが多数報告されています。以下の手順でサービスの状態を確認・変更しましょう。
- スタートメニューを開き、「services.msc」または「サービス」と入力して開きます。
- サービス一覧から「WLAN AutoConfig」を探します。
- 右クリックして「プロパティ」を選択します。

- 「スタートアップの種類」を「自動」に変更し、「開始」ボタンをクリックしてサービスを実行します。

- 「適用」をクリックし、「OK」で閉じます。
- PCを再起動し、問題が解消されたかどうかを確認します。
解決策3:Wi-Fiドライバーを更新する
Wi-Fiドライバーが古い場合も、設定にWi-Fiオプションが表示されないことがあります。以下の手順でドライバーを更新してみましょう。
- スタートメニューを開き、「デバイスマネージャー」と入力して起動します。
- 「ネットワークアダプター」の一覧を展開します。
- ワイヤレスアダプターを見つけて右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。

- 「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索」をクリックします。
- 「利用可能なドライバーの一覧から選択します」を選びます。
- 「次へ」をクリックします。
- 処理が完了するまで待ち、問題が解決したかどうかを確認します。
解決策4:Wi-Fiドライバーを再インストールする
ドライバー自体が破損している場合、単純な更新では問題が解決しないことがあります。その場合は、一度ドライバーをアンインストールし、メーカーの公式サイトから最新版をダウンロードして再インストールします。
- デバイスマネージャーを開きます。
- 「ネットワークアダプター」を展開し、ワイヤレスドライバーを探します。
- ダブルクリックして「プロパティ」を開きます。
- 「ドライバー」タブに切り替え、ドライバーのバージョンなどの情報を控えておきます。

- プロパティウィンドウを閉じ、ワイヤレスカードを右クリックして「デバイスのアンインストール」をクリックします。

アンインストールが完了したら、PCまたはWi-Fiカードメーカーの公式サイトにアクセスし、最新のドライバーをダウンロードしてインストールします。インストール後はシステムを再起動してください。
解決策5:電源管理設定を変更する
Wi-Fiオプションが突然消えた場合、ドライバーの電源管理設定が影響している可能性もあります。省電力機能がデバイスを勝手にオフにしているケースがあるため、以下の手順で設定を変更しましょう。
- デバイスマネージャーを開き、「ネットワークアダプター」を展開します。
- ワイヤレスカードをダブルクリックし、「電源管理」タブに切り替えます。
- 「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外します。

- 「OK」をクリックして設定を保存します。
以上の手順を試しても問題が解決しない場合は、ハードウェア自体の故障も考えられます。その際は、USB接続のWi-Fiアダプターの利用や、専門業者への相談を検討してみてください。
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