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【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法

VMware Workstationを使用して2つ目のオペレーティングシステムをインストールしようとした際に、「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」というエラーに直面するユーザーが少なくありません。報告によると、このエラーは仮想マシンの新規作成・セットアップ中に発生するケースと、作成済みの仮想マシンを起動するたびに発生するケースがあります。また、macOS、Windows、LinuxのいずれのゲストOSでも発生が確認されており、特定のOSに依存する問題ではないようです。

【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法

「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」の主な原因

本記事では、多数のユーザーレポートと実際に問題を解決した修復手法をもとに調査を行いました。その結果、このエラーメッセージを引き起こす一般的なシナリオとして、以下の要因が浮かび上がっています。

  • 別の仮想化ソフトウェアが同時に起動している – 最も多い原因の一つです。VirtualBoxなどの競合する仮想化ソフトがバックグラウンドで動作している状態でVMwareの仮想マシンを起動すると、このエラーが発生することがあります。
  • BIOS/UEFIでSVM(Secure Virtual Machine)が無効になっている – マザーボードのBIOSまたはUEFI設定でSVMが無効化されている場合に発生しやすいことが報告されています。SVMを有効化することで解決できたユーザーは多数います。
  • BIOS/UEFIでSMT(Simultaneous Multithreading)が有効になっている – VMwareをはじめとする仮想化ソフトウェアは、マルチスレッディング機能と競合することが知られています。一般的には、SVMを有効にした後は競合を避けるためにBIOS/UEFI設定でSMTを無効化する必要があります。
  • CPUやその他のコンポーネントがオーバークロックされている – オーバークロックされた環境でもこのエラーが発生します。仮想マシンは起動シーケンス中に複数の周波数チェックを実行するため、CPU/GPUの周波数が通常より高い場合、ソフトウェア側が異常と判断してエラーを出力することがあります。
  • VMware自体のバグ – 上記のいずれの条件にも当てはまらないのにエラーが出る既知のバグが存在します。このバグはバージョン12.5で修正されたとされるため、最新版へのアップデートで解決できる可能性があります。
  • Mac OSはApple製ハードウェア専用に設計されている – AppleのEULAでは、macOSはApple製ハードウェア上でのみ実行・仮想化できると定められています。macOSの仮想イメージを起動しようとした際に、このエラーが発生することがあります。

現在このエラーでお困りの場合は、以下で紹介する修復手段を順番にお試しください。同じ状況にあったユーザーたちが実際に「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」を解決するのに使った方法を集めました。効果的な結果を得るには、ご自身の状況に合う解決策が見つかるまで、以下の対処法を順に実行することをおすすめします。

対処法1:VMware Workstationアプリケーションを最新版に更新する

まず最初に確認すべきは、使用しているVMware Workstationが最新バージョンかどうかです。多くのユーザーレポートによると、VMware Workstation 11において、このバグが「Unrecoverable Error: (vcpu-0)」エラーの原因となっていました。

このバグは開発元によってすでに修正されているため、VMware Workstationクライアントを最新版にアップデートすれば問題を解消できます。更新手順は簡単で、VMware Workstationを開き、[Player]>[ヘルプ]>[ソフトウェア アップデート]へ進むだけです。

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「ソフトウェア アップデート」画面が表示されたら、[更新の確認]をクリックし、新しいバージョンが利用可能かどうかを確認します。新しいバージョンがある場合は、画面の指示に従ってインストールしてください。

【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法

最新版のインストールが完了したらパソコンを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。それでも「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」エラーが表示される場合は、次の対処法に進みましょう。

対処法2:他社製の仮想化ソフトウェアを無効化/アンインストールする

VMware WorkstationOracle VM VirtualBoxが同時に起動していることが、この問題の原因となっている可能性があります。特にmacOSの仮想マシンを実行しようとした際に起こりやすいとされていますが、Oracle VM VirtualBoxを閉じただけで問題が解決したという報告もあります。

さらに、VirtualBoxをアンインストールしてはじめて問題が解決したというユーザーもいます。ソフトウェア間の競合によって「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」エラーが引き起こされていないことを確実にするため、以下の手順に従ってOracle VM VirtualBox(または類似の仮想化ソフト)をアンインストールすることをおすすめします。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押すと、「プログラムと機能」が開きます。【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法
  2. 「プログラムと機能」の一覧からOracle VM VirtualBox(または他の競合する仮想化ソフト)を見つけます。見つかったら右クリックし、[アンインストール]を選択します。【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法
  3. 競合ソフトウェアの削除が完了したら、パソコンを再起動し、次回起動時に問題が解決しているかどうかを確認します。

それでも「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」エラーが発生する場合は、次の対処法に進みましょう。

対処法3:BIOS/UEFIでSVMまたはIntel Virtualization Technologyを有効化する

SVM(Secure Virtual Machine)は、一部のマザーボードにおけるIntel VT-x(Intel Virtualization Technology)に相当する機能です。どの仮想化技術を採用しているかにかかわらず、仮想マシンを安定して動作させるには、これらの機能を有効化しておく必要があります。

SVMやIntel Virtualization Technologyの有効化は、BIOS/UEFI設定画面からのみ行えます。具体的な手順はマザーボードメーカーによって異なりますが、基本的な流れは共通しています。

まず、BIOS/UEFI設定画面に入る必要があります。起動直後の画面でセットアップキー(Setupキー)を押してください。セットアップキーは起動時の初期画面に表示されるのが一般的ですが、表示されない場合は「お使いのマザーボード名 + セットアップキー」で検索すると確認できます。

【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法次に表示される画面は、従来型のBIOSか新しいUEFIかによって異なります。主要なマザーボードメーカーごとにメニュー構成や項目名が異なる点に注意してください。多くの場合、SVM Modeは[Advanced]>[CPU Configuration]配下にあります。これをEnabledに設定し、BIOS/UEFIを終了する前に必ず変更を保存してください。

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SVMモードまたはIntel Virtualization Technologyを有効化したら、パソコンを再起動し、「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」エラーが解消されたかどうかを確認します。それでも仮想マシンの起動・作成時にエラーが表示される場合は、次の対処法に進みましょう。

対処法4:BIOS/UEFIで同時マルチスレッディング(SMT)を無効化する

SMT(Simultaneous Multithreading)を無効化する理由はいくつかあります。無効化することで一部のGPUとの組み合わせでわずかな性能向上が得られることもありますが、特別な理由がない限り無効化はおすすめしません。

ただし、「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」エラーに遭遇したユーザーの一部は、BIOS設定でSMTを無効化したところ問題を解決できています。開発元からの公式な説明はありませんが、影響を受けたユーザーの間では、いくつかの構成においてVMware WorkstationがSMTと競合しているのではないかと推測されています。

SMTを無効化するには、BIOS設定画面に入る必要があります。起動直後の初期画面でセットアップキーを押してBIOS設定にアクセスしてください。

【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法なお、CPUメーカーによってSMTオプションの名称が異なる点に注意が必要です。例えば、Intelの同時マルチスレッディング技術は「Intel(R) Hyper-Threading」と呼ばれています。

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BIOS設定画面に入ったら、SMTの制御オプションを探します。通常、以下のいずれかのサブメニュー内にあります:Tweaker Config、CPU Feature、Advanced BIOS、Performance、Processor、CPU。

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使用しているBIOS/UEFIのバージョンやマザーボードメーカーによって、該当オプションの名称は以下のいずれかになります:「Intel (R) Hyper-Threading」「Hyper-Treading technology」「Hyperthreading function」「CPU Hyper-Threading」「Hyper thread control」など。

該当オプションが見つかったら「Disabled」に設定し、パソコンを再起動して「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」エラーが解消されたかどうかを確認します。それでも同じエラーが表示される場合は、次の対処法に進みましょう。

対処法5:CPUクロック周波数をデフォルトに戻す

「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」エラーの解決に苦戦していた一部のユーザーは、最終的にこの問題がCPUのオーバークロック時のみ発生していることを突き止めました。CPU周波数をデフォルト値に戻した途端、問題は完全に消失したそうです。

これは、VMware Workstationが起動時に行う初期チェックで、CPU周波数に関する不整合が検出されるとエラーが発生することを示唆しています。ホストマシンのCPUリソースが本来の仕様値と異なる場合、ソフトウェア側がこのエラーを出力することがあるのです。

オーバークロックしていることが分かっている場合は、BIOS/UEFI設定画面にアクセスし、Overclockingサブメニューからデフォルト周波数に戻してください。

【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法

CPUをデフォルト周波数に戻したら、再度仮想マシンを起動し、問題が解決したかどうかを確認します。それでも「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」エラーが発生する場合は、最後の対処法に進みましょう。

対処法6:VMXファイルを編集する

Mac OSの仮想マシンを実行・構成する際に「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」エラーが発生する場合、その原因はVMware WorkstationがApple製ハードウェアの仮想化に対応していないことにあります。本来、macOSを実行するにはMacBookとVMware Fusionの組み合わせが必要です。

ただし、VMXファイルに1行のコードを追加するだけで、Workstation 11でmacOSを仮想化できるようにする回避策が存在します。以下に手順をまとめましたので、参考にしてください。

  1. こちらのリンク先にアクセスし、Downloadボタンをクリックして最新版のNotepad++をダウンロードします。【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法

    注意: 手順1〜3を省略して標準のメモ帳で.vmxファイルを開くことも可能ですが、コード行の途中に誤って追記してしまい、設定ファイルを壊してしまうリスクがあります。

  2. Notepad++のインストーラーを起動し、画面の指示に従ってソフトウェアをインストールします。【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法
  3. Notepad++のインストールが完了したら、エラーが発生している仮想マシンが保存されているフォルダに移動します。.vmxファイルを右クリックし、[Edit with Notepad++]を選択します。【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法

    注意: Notepad++をインストールしていない場合は、代わりに[プログラムから開く]>[メモ帳]を選択してください。

  4. VMXファイルを開いたら、以下の1行のコードを貼り付けます:
    smc.version = 0

    注意: 貼り付ける場所はどこでも構いません。保存後に自動的に整列されます。ただし、既存のコード行の途中に挿入しないよう注意してください。

    【完全解説】VMware Workstationの「回復不能エラー(vcpu-0)」の原因と6つの対処法
  5. .VMXファイルを保存し、仮想マシンを再度起動します。これで「VMware Workstation Unrecoverable Error: (vcpu-0)」エラーは発生しなくなっているはずです。
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