【解決】Windows 10で「ディスクに十分な空き領域がありません」エラーが出たときの対処法
ディスクの管理でパーティションの新規作成、ボリュームの縮小や拡張を行おうとした際に、「ディスクにこの操作を完了するのに十分な空き領域がありません」というエラーメッセージが表示されることがあります。このエラーは、MBRパーティションの上限によるものや、ディスクの管理ユーティリティが実行した操作を正しく検出できないことなどが原因で発生します。特に、十分な未割り当て領域がない状態でボリュームを拡張しようとすると、このエラーが表示されやすくなります。

OSを再インストールすることなくボリュームの縮小・作成・拡張ができるのは非常に便利ですが、時にこうしたエラーメッセージに阻まれることもあります。幸い、この種のエラーはいくつかの対処法で簡単に解決できます。この記事では、複雑な作業をすることなく問題を切り分け、解決する方法をご紹介します。
Windows 10で「ディスクに十分な空き領域がありません」エラーが発生する原因
このエラーメッセージは、主に以下のいずれかの要因によって表示されます。
- 指定した操作に必要な空き領域が不足している:十分な未割り当て領域がないままボリュームを拡張しようとすると、このエラーが表示されます。
- ディスクの管理ユーティリティの不具合:場合によっては、ディスクの管理がパーティションへの変更を検出できないためにエラーが発生することがあります。この場合は、ディスクの再スキャンを行う必要があります。
- MBRパーティションの上限:WindowsはデフォルトでMBRパーティション方式を採用しています。MBRは古い規格で、同時に作成できるパーティションは最大4つまでです。すでに4つのパーティションが存在する場合、新しいパーティションを作成することはできません。
以下の対処法を記載の順番どおりに実行することで、エラーを効率的に解決できます。
対処法1:ディスクを再スキャンする
先述のとおり、ディスクの管理がボリュームの縮小などの操作を認識できないことがエラーの原因となることがあります。この場合は、ディスクを再スキャンするだけで解決します。手順は以下のとおりです。
- Windowsキー + X を押し、表示された一覧から「ディスクの管理」を選択してディスクの管理を開きます。
- 読み込みが完了したら、メニューバーの「操作」から「ディスクの再スキャン」を選択します。

- 再スキャンが完了するまで待ちます。
- 問題が解決したかどうかを確認します。
対処法2:現在のパーティション構成を確認する
エラーは、作成可能なパーティション数の上限に達していることが原因で表示される場合もあります。Windowsはデフォルトで古いMBRパーティション方式を使用しています。ハードドライブに4つ以上のパーティションを作成したい場合は、GPTという新しいパーティション方式へ移行する必要があります。つまり、すでに4つのパーティションが存在する状態では、MBR方式のままでは新しいパーティションを作成できません。
MBRからGPTへの変換方法については、当サイトで公開している専用ガイドを参照してください。
対処法3:サードパーティ製ソフトウェアでボリュームを拡張する
ボリュームの拡張中にエラーメッセージが表示される場合は、サードパーティ製ソフトウェアを利用することで解決できる可能性があります。ボリュームを拡張するには、あらかじめ空き領域を確保しておく必要があります。手順は以下のとおりです。
- まず、EaseUS Partition Managerを公式サイトからダウンロードしてインストールします。
- インストールが完了したら、EaseUS Partition Managerを起動します。
- 空き領域を作成するために、既存のボリュームを縮小します。すでに未割り当て領域がある場合は、このステップをスキップしてください。縮小したいパーティションを右クリックし、「サイズ変更/移行」を選択します。パーティションの端をドラッグするか、パーティションサイズ欄に新しいサイズを直接入力して、「OK」をクリックします。

- 次に、拡張したいパーティションを右クリックし、「サイズ変更/移行」をクリックします。
- 右側のハンドルを未割り当て領域の方向へドラッグし、「OK」をクリックしてボリュームを拡張します。

- 最後に、画面左上の「1個の操作を実行」をクリックし、「適用」を押して処理を実行します。

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