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「ダンプの作成中にエラーが発生したため、ダンプファイルの作成に失敗しました」エラーを解決する方法

「ダンプファイルの作成に失敗しました」エラーとは

Windowsユーザーの中には、ブルースクリーン(BSoD)が繰り返し発生するものの原因を特定できずにお困りの方が多くいます。原因を突き止めるためにダンプファイルを確認しようとしても、そもそもダンプファイル自体が作成されていないケースがあります。イベントビューアーを確認すると、「ダンプの作成中にエラーが発生したため、ダンプファイルの作成に失敗しました(Dump file creation failed due to an error during dump creation)」というエラーメッセージが表示されます。この問題はWindows 10特有のものではありませんが、報告が多いのはWindows 10とWindows 7環境です。

エラーが発生する主な原因

さまざまなユーザー報告や一般的な修復事例をもとに調査したところ、この問題は複数の要因によって引き起こされる可能性があることが判明しました。考えられる主な原因は以下の通りです。

  • クリーンアップアプリによるダンプファイルの削除 – 一部のサードパーティ製クリーニングツールやシステム最適化アプリは、PCのパフォーマンス向上を目的としてダンプファイルを自動的に削除したり、作成を妨げたりすることがあります。この場合、該当アプリをアンインストールすれば問題を解決できます。
  • システムファイルの破損 – システムファイルの破損もこのエラーの原因になり得ます。破損がダンプ機能の依存ファイルに及ぶと、ダンプファイルが正常に作成されません。SFCやDISMなどのユーティリティで破損ファイルを修復することで解決できるほか、深刻な場合には修復インストールが必要になることもあります。
  • 古い・不安定なBIOS – BIOSのバージョンが著しく古い場合や安定性に問題がある場合にも、ダンプファイルの問題が発生することがあります。場合によっては、BSoD自体の原因がBIOSファームウェアにあることもあります。最新版への更新で改善できる可能性があります。

本記事では、このエラーを解消し、ダンプファイルの作成を復旧させるためのトラブルシューティング手順をいくつか紹介します。以下の対処法は、効果と重要度の高い順に並べています。上から順番に試すことで、原因に関わらず問題を解決できる可能性が高まります。

それでは始めましょう!

方法1:クリーンアップ・最適化アプリをアンインストールする

「ダンプファイルの作成に失敗しました」エラーの最も一般的な原因は、一時ファイルを削除してPCをクリーンアップ・最適化するサードパーティ製アプリです。特にCCleanerやディスククリーンアップなどが頻繁に挙げられます。

これらのアプリには、バックグラウンドでユーザーの許可なくダンプファイルなどを自動的に削除するプロセスが含まれていることがあります。この場合は、該当アプリをアンインストールすることで問題を解決できます。

実際に、問題のあるアプリをアンインストールしたところ、問題が完全に解決したという報告が多数あります。手順は以下の通りです。

  1. Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「appwiz.cpl」と入力し、Enterキーを押して「プログラムと機能」ウィンドウを開きます。
  2. インストール済みアプリの一覧をスクロールし、一時ファイルを扱うサードパーティ製アプリを見つけます。該当アプリを右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「アンインストール」を選択します。
  3. 画面の指示に従ってプログラムをアンインストールし、PCを再起動します。次回起動時に問題が解決しているかどうかを確認してください。

BSoD発生後もダンプファイルが作成されず、同じ問題が続く場合は、次の方法に進んでください。

方法2:DISMおよびSFCスキャンを実行する

この問題は、システムファイルの破損が原因で発生することもあります。実際に、論理エラーや破損エラーをすべて修正することで問題を解決できたユーザーが複数います。

Windowsのバージョンに関わらず、ファイル破損を修復できるユーティリティは2つあります。DISMはWindows Update(WU)から正常なコピーをダウンロードして破損ファイルを置き換えるのに対し、SFCはローカルにキャッシュされたアーカイブを使用します。修復の成功率を最大化するため、両方のユーティリティを実行することをおすすめします。

手順は以下の通りです。

  1. Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「cmd」と入力し、Ctrl+Shift+Enterを押して管理者権限のコマンドプロンプトを起動します。UAC(ユーザーアカウント制御)の画面が表示されたら「はい」をクリックして管理者権限を付与します。
  2. 管理者権限のコマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力しEnterキーを押してSFC(システムファイルチェッカー)スキャンを開始します。
    sfc /scannow

    注意:このプロセスを開始したら、完了までコマンドプロンプトを閉じたり、PCを再起動・シャットダウンしたりしないでください。途中で中断すると、さらなるファイル破損を引き起こす恐れがあります。

  3. スキャンが完了したらPCを再起動し、起動シーケンスが完了するまで待ちます。
  4. 再度手順1に従って管理者権限のコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してDISMスキャンを開始します。
    DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

    注意:このユーティリティはWindows Update(WU)を利用して破損ファイルを正常なコピーと置き換えます。実行前に、安定したインターネット接続を確保しておいてください。

  5. プロセスが完了したら、もう一度PCを再起動します。次回起動以降は通常どおりPCを使用し、BSoDが発生するかどうかに注意を払います。次にBSoDが発生した際に、ダンプファイルが作成されているかどうかを確認してください。

それでもイベントビューアーに「ダンプファイルの作成に失敗しました」エラーが表示される場合は、次の方法に進んでください。

方法3:BIOSを更新する

複数のユーザーからの報告によると、このエラーは古く不安定なBIOSバージョンが原因で発生することもあります。この手順はすべてのメーカーに当てはまるわけではありませんが、Dell製PCで問題を解決できたという報告が特に多くあります。

ただし、BIOSの更新は手順を正しく守らないと別の問題を引き起こす可能性があるため、必ず自己責任で慎重に実施してください。

BIOSの操作方法や更新手順は機種や構成によって異なります。マザーボードのメーカーに関わらず、必ず公式手順書の指示に厳密に従ってください。主要メーカーの公式ドキュメントは以下をご参照ください。

  • Dell
  • ASUS
  • Acer
  • Lenovo
  • Sony VAIO

BIOSを更新しても問題が解決しない場合、またはこの方法がお使いの環境に当てはまらない場合は、次の方法に進んでください。

方法4:修復インストールを実行する

上記のいずれの方法でも問題が解決しない場合、「ダンプファイルの作成に失敗しました」エラーの根本的な原因はシステムファイルの破損にある可能性が高いです。起動データが影響を受けている可能性さえあります。この場合、最も簡単かつ効果的な解決策は、Windowsの全コンポーネントをリセットすることです。

根本的な解決策としてはクリーンインストールがありますが、この方法ではアプリケーション、ゲーム、メディア、ドキュメントといった個人データがすべて失われる点に注意が必要です。

より被害の少ない選択肢として、修復インストール(上書きインストール)を行う方法があります。この手順では、写真、動画、ゲーム、アプリケーション、ドキュメントなどすべての個人ファイルを保持したまま、Windowsシステムファイルと起動データのみを置き換えることができます。

修復インストールの具体的な手順については、専用ガイド記事を参考にステップごとに進めてください。

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