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CPU過熱エラー(CPU Over Temperature)の原因と解決方法を徹底解説

プロセッサは日々高性能化しており、新しい技術がより高いパフォーマンスを求めるようになったことで、CPUのアップグレードが一般的になっています。そんな中、HDDやCPU、GPUといったPC内部のパーツを適切に冷却することは非常に重要です。冷却が不十分だと、ほとんどのパーツは最終的に過熱によって動作しなくなってしまいます。「CPU Over Temperature」エラーもその一種で、システムの起動中に表示されることがあります。

このエラーは、一度だけ表示されて特に問題ないケースもあれば、繰り返し発生して早急な対処が必要なケースもあります。本記事では、両方のケースについて詳しく解説していきます。

CPU過熱エラー(CPU Over Temperature)の原因と解決方法を徹底解説

CPU Over Temperatureエラーの原因は?

原因は文字どおり「CPUの過熱」です。CPUが発した熱をクーラーがうまく排出できていない状態だと、このエラーメッセージが表示されます。主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。

  • ヒートシンクの取り付け不良:ヒートシンクがCPUに正しく密着していないと熱がうまく伝わらず、冷却効率が大幅に低下します。この場合はPCを開けて、ヒートシンクがしっかり固定されているか確認・再装着する必要があります。
  • クーラーの故障:ファンが回らなくなっていたり、必要な風量が出ていなかったりすると、熱を排出できません。この場合はクーラー自体の交換が必要です。

それでは、エラーが危険なケースとそうでないケースについて見ていきましょう。

エラーが深刻ではないケース

初めてこのエラーを目にして焦ってしまうかもしれませんが、必ずしも深刻な問題とは限りません。例えば、長時間ゲームをしていてPCがかなり熱を帯びているような場合です。CPUファンにホコリが溜まって正常に回転していないと、放熱が追いつかなくなることがあります。また、夏場は気温が高いため筐体内の温度も普段より上がりやすく、このエラーが表示されやすくなります。こうしたケースでは、CPUが溶けているわけではないので、あまり心配する必要はありません。

エラーが危険なケース

一方、通常の使用状況で頻繁にこのエラーが表示される場合は注意が必要です。重いゲームや負荷の高い作業をしていないにもかかわらずエラーが出るなら、何らかの異常が起きている可能性があります。例えば、ブラウザでYouTubeを見ているだけ、映画を見ているだけといった軽い作業中にシステムが再起動し、このエラーが表示されるなら、早めに対処しましょう。温度監視ソフトを使ってCPU温度を常時チェックすることをおすすめします。

エラーが頻発して困っている場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。

解決策1:ヒートシンクを確認する

PCに関する知識に自信がない場合は、無理せず修理業者に依頼するのが安全です。自分で作業できる方は、以下の手順で確認してみましょう。

まずはCPUに取り付けられたヒートシンクの状態をチェックします。この問題は、ヒートシンクが緩んでいたり正しく取り付けられていなかったりするケースでよく発生します。実際、多くのユーザーの事例でも、原因はヒートシンクの不適切な取り付けだったという報告があります。そのため、最初にここを確認するのがおすすめです。

  1. PCのケースを開ける(ネジを外す)。
  2. マザーボード上のCPUの場所を特定する。
  3. ヒートシンクが正しく取り付けられているか確認する。CPU過熱エラー(CPU Over Temperature)の原因と解決方法を徹底解説
  4. きちんと固定されていれば次の対策へ。緩んでいる場合は、しっかりと再装着する。

解決策2:オーバークロックをやめる

近年はCPUのオーバークロックも一般的なチューニング手法ですが、場合によっては過熱などのトラブルを引き起こすことがあります。オーバークロックは消費電力を増大させ、結果として発熱量も増加させます。CPUをオーバークロックしている場合は、設定をデフォルトに戻してから温度を監視し、問題が解消されるかどうか確認してください。

解決策3:システム内部を掃除する

それでも問題が続く場合は、PC内部の清掃を行いましょう。長期間使用していると、ホコリが内部に溜まってエアフロー(空気の流れ)を妨げてしまいます。風通しが悪くなると冷却効率が下がり、システムは徐々に高温になっていきます。

自分で掃除する場合は、GPUやRAM、SSDなどを取り外してから、エアダスターなどを使ってホコリを除去します。YouTubeには丁寧な掃除手順を解説したチュートリアル動画が多数あるので、参考にするとよいでしょう。掃除後は、エラーが表示されなくなることが期待できます。

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