Windows 10で破損したBootres.dllファイルを修復する方法【5つの解決策】
ダイナミックリンクライブラリ(DLL)は、Windowsなど各種OS上で動作するアプリケーションの外部モジュールとして機能するライブラリです。アプリケーションは単体では完結しておらず、実行に必要なコードの一部をDLL内に格納しています。そのため、DLLが破損すると、それに関連付けられたアプリケーションが正常に動作しなくなる可能性があります。
Bootres.dllは、サイズ約90KBの重要なOSシステムファイルであり、ブートリソースライブラリの一部として、コンピュータが正常に起動するために重要な役割を担っています。ファイルは主にWindowsフォルダ内に配置されています。
このbootres.dllが破損すると、PCが起動できなくなり、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
「Boot critical file \resources\custom\bootres.dll is corrupt」(起動に必要なファイルbootres.dllが破損しています)

Bootres.dllが破損する原因は何か?
bootres.dllが破損する原因は複数考えられますが、多くのユーザーからの詳細なフィードバックを分析した結果、根本的な原因はSrtTrail.txt内の不適切なシーケンス(記述)である可能性が高いと結論付けられました。この原因は、Windows回復環境のコマンドプロンプトでSrtTrail.txtを確認した際に同じエラーが再現されたことで特定されています。
解決策1:システムファイルチェッカーで自動修復を実行する
最も推奨される方法は、Windowsの自動修復機能を活用することです。これにより、Windowsが根本的な問題を自動的に検出・修復します。手順は以下の通りです。
- PCをセーフモードで起動します。
- スタートボタンをクリックし、検索欄にcmdと入力します。表示されたコマンドプロンプトを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
sfc /scannow

- スキャンには時間がかかります。処理が完了すると、次のいずれかの結果が表示されます。
Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。 Windows リソース保護は、破損したファイルを検出し、それらを正常に修復しました。 Windows リソース保護は、破損したファイルを検出しましたが、一部のファイルを修復できませんでした。
スキャン完了後、通常モードでPCを起動してみてください。問題が解決していない場合は、次の解決策に進みましょう。
解決策2:DISMツールを使用する
多くのユーザーの報告によると、DISM(展開イメージのサービスと管理)ツールでシステムイメージを修復することで、この問題が解決する場合があります。このツールは、システムイメージに関連するさまざまな破損ファイルの修復に役立ちます。手順は以下の通りです。
- スタートボタンをクリックし、cmdと入力して、コマンドプロンプトを管理者として実行します。
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

処理には時間がかかるため、コマンドプロンプトは閉じないでください。このコマンドにより、Windowsはコンポーネントストアの破損をチェックし、正常な状態へ復元します。スキャンには通常15分ほどかかります。処理が完了したら、PCを再起動してください。

解決策3:セキュアブートの設定値を変更する
この方法で問題が解決したという報告も多数あります。BIOSでセキュアブートの設定値を変更(有効化/無効化)するだけです。手順は以下の通りです。
- PCの電源を入れ、起動直前にBIOSキーを押してBIOS設定画面に入ります。BIOSキーは通常、起動画面に「Press ___ to enter Setup」などのメッセージとして表示されます。一般的なBIOSキーはF1、F2、Delキーなどです。

- BIOS設定画面が開いたら、右矢印キーでSecurity(セキュリティ)メニューを選択し、下矢印キーでSecure Boot Configuration(セキュアブート構成)オプションを選んでEnterキーを押します。
- このメニューを使用する前に警告画面が表示されるので、F10キーを押して続行します。セキュアブート構成メニューが開いたら、下矢印キーでSecure Bootを選択し、右矢印キーで設定をDisable(無効)/Enable(有効)に変更します。

- Exit(終了)セクションに移動し、Exit Saving Changes(変更を保存して終了)を選択します。これでPCが通常どおり起動します。問題が解消されたかどうかを確認してください。
解決策4:ChkDskユーティリティを実行する
このエラーは、ハードディスクの物理的な損傷が原因で発生する場合もあります。ハードディスクが正常に動作しているかどうかを確認するには、ChkDskユーティリティを使用します。手順は以下の通りです。
- PCを高度なオプション(詳細オプション)メニューから起動します。
- コマンドプロンプトをクリックします。

- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
chkdsk C: /f /x /r

なお、ここでのC:は、WindowsがハードディスクのCドライブにインストールされていることを意味します。別のドライブにインストールしている場合は、該当するドライブレターを指定してください。ChkDskの結果、ハードディスクに損傷が確認された場合は、システムのハードディスクを交換する必要があります。これにより問題が解決するはずです。
解決策5:PCを初期化(リセット)する
上記の方法をすべて試しても問題が解決しない場合、原因は特定できない不具合である可能性があります。つまり、何らかのプログラムやシステムファイルがこの問題を引き起こしていると考えられます。この場合、PCを初期状態にリセットすることで問題を解決できます。ただし、システム設定やインストール済みのプログラムが失われる点に注意してください。
PCのリセット方法については、こちらのガイドを参照してください。
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Windows 10でDLLエラーを修正する方法|SFC・DISMを使った簡単な対処法
DLLファイル(Dynamic Link Libraryファイル)とは、パソコンにとって不可欠なファイル形式のひとつで、さまざまなプログラムが利用する命令や処理手順が格納されています。プログラムは必要に応じて、これらのファイルから命令や手順を呼び出して動作します。DLLファイルのコードは複数のプログラムで同時に共有できるのが大きな特徴で、ファイル形式としては.EXEファイルとよく似ています。パソコンの動作において重要な役割を担っている分、DLLファイルにはときどきエラーが発生することがあります。DLLエラーの主な原因としては、ハードウェアの故障、スパイウェアへの感染、新しくインストールしたアプ
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Windows 7でDLLファイルが見つからないエラーを解決する完全ガイド
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