破損したD3D10Warp.dllファイルを修正する方法|エラー解決ガイド
Windows Vista以降の環境では、「D3D10Warp.dll is either not designed to run on Windows or it contains an error(D3D10Warp.dllはWindows上での実行を目的としたものではないか、エラーを含んでいます)」「d3d10warp.dllが見つからないため、プログラムを開始できません」「d3d10warp.dllの読み込みエラー。指定されたモジュールが見つかりません」など、D3D10Warp.dllに関するエラーが表示されることがあります。
このエラーは、フライトシミュレーター系アプリケーションやゲーム、場合によってはAdobe Flash Playerの実行時によく発生します。D3D10Warp.dllのエラーは、レジストリの問題やDLLファイル自体の破損を示していることが多く、まれにマルウェア感染が原因の場合もあります。マルウェアが疑われる場合は、マルウェア対策ソフトでシステム全体をスキャンすることで解決できる可能性があります。
D3D10Warp.dllは「Direct3D 10 ラスタライザー」としても知られるDLLファイルで、主にゲームのグラフィックス処理に使用されています。多くの場合、このエラーは次のいずれかの方法で解決できます。
- d3d10warp.dllをWindowsシステムフォルダー(C:\Windows\System32)に正しく再インストールする
- 破損したD3D10Warp.dllファイルを再登録する
- SFC(システムファイルチェッカー)スキャンを実行する
なお、一部のゲームやアプリケーションでは、D3D10Warp.dllをインストールフォルダー(通常は「Program Files」配下)に直接配置する必要がある点にも注意してください。

本記事では、この問題を解決するための具体的な対処法を順番に解説します。いずれかの方法でエラーが解消されるはずです。
方法1:D3D10Warp.dllを再登録する
- スタートボタンを押して「cmd」と入力します。検索結果に表示された「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。UAC(ユーザーアカウント制御)のダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。

- Windows 8以降では、「Windows + X」キーを押してメニューから「コマンドプロンプト(管理者)」を選択することでも同じ操作が可能です。

- コマンドプロンプトのウィンドウに「regsvr32 D3D10Warp.dll」と入力し、Enterキーを押します。
- 確認のダイアログが表示されたら「OK」をクリックします。
方法2:システムファイルチェッカー(SFC)を使用する
システムファイルチェッカー(sfc)は、破損したWindowsシステムファイルをスキャンし、C:\Windows\System32\dllcacheに保存されているキャッシュコピーを使って自動的に復元できる、Windows標準のユーティリティです。
- スタートメニューを開いて「cmd」と入力します。コマンドプロンプトのアイコンを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。UACのダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。

- コマンドプロンプトに「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押します。
スキャンと修復が完了するまでしばらく待ちます。正常に完了すると、「Windows リソース保護は、破損したファイルを見つけ、それらを正常に修復しました。詳細は CBS.Log %WinDir%\Logs\CBS\CBS.log に含まれています。」というメッセージが表示されます。
方法3:正常なD3D10Warp.dllファイルと置き換える
- 信頼できる配布元からD3D10Warp.dllファイルをダウンロードします。
- ダウンロードしたD3D10Warp.dllファイルをC:\Tempフォルダーにコピーします。Tempフォルダーが存在しない場合は新しく作成してください。管理者権限の許可を求められたら、許可してください。
- スタートボタンを押して「cmd」と入力します。「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。UACのダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。

- Windows 8以降では、「Windows + X」キーを押して「コマンドプロンプト(管理者)」を選択することでも同じ操作が可能です。
- 管理者権限のコマンドプロンプトで、以下のコマンドを順番に実行します。
takeown /f %windir%\system32\d3d10warp.dll /a(対象ファイルの所有権を取得)
icacls %windir%\System32\d3d10warp.dll /grant administrators:F(「:F」はフルアクセス権限を付与するオプションです)
ren %windir%\System32\d3d10warp.dll d3d10warp.dll.bak(既存のd3d10warp.dllをバックアップとしてリネーム)
copy c:\temp\d3d10warp.dll %windir%\system32\d3d10warp.dll(新しいDLLファイルをsystem32フォルダーへコピー)
以上の操作が完了すると、新しいd3d10warp.dllがsystem32フォルダーに配置されます。エラーが発生していたアプリケーションやゲームを起動し、エラーが解消されたかどうかを確認してください。万が一問題が続く場合は、方法1・方法2を組み合わせて試すことをおすすめします。
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