外部カメラでWindows Helloの顔認証を使う方法|認識されない時の対処法
Windows Helloで顔認証を行う際、外部カメラが認識されず、内蔵カメラが優先されてしまうトラブルは少なくありません。この問題は、PCに接続された他のデバイスがカメラの動作を妨げている場合や、Windowsがセキュリティ上の理由から内蔵カメラを優先的に使用しようとする場合に発生します。
典型的な症状としては、外部カメラがMicrosoft TeamsやSkypeなど他のアプリでは正常に動作するのに、Windows Helloでのみ使用できないというものです。多くの場合、Windows Updateの適用後に発生し、特定のカメラメーカーやPCメーカーに限定される問題でもありません。
対処を始める前の確認事項
以下の対処法を試す前に、まず次の点を確認しておきましょう。
- PCを一度再起動する
- 使用している外部カメラがWindows Hello対応(赤外線カメラ搭載の顔認証対応モデル)であることを確認する
- 外部カメラが他のアプリ(Skypeなど)で正常に動作するか確認する
- カメラドライバーとWindows本体を最新バージョンに更新する
対処法1:他のデバイスを一時的に取り外す
キーボードやマウスなど、接続中の他のデバイスがカメラの動作に干渉している可能性があります。一時的に周辺機器をすべて取り外してからWindows Helloを試すことで、問題が解決することがあります。
- PCの電源を切り、Type Cover(キーボードカバー)、マウスなど接続中のすべてのデバイスを取り外します。
- 外部カメラをUSBハブや延長ケーブルを介さずPCのポートに直接接続し、電力供給が安定したアクティブなUSBポート(できればUSB 3.0)に差し込みます。
- PCの電源を入れ、外部カメラが正常に動作するか確認します。
- 問題が解決した場合は、周辺機器を1台ずつ再接続していき、原因となっているデバイスを特定します。見つかったら、そのデバイス側のトラブルシューティングを行うか、カメラ使用時には取り外しておきましょう。
対処法2:内蔵カメラを無効化する
Windowsはセキュリティ上の理由から、顔認証サインイン時に内蔵カメラを優先する仕様になっています。この挙動が問題の引き金になっているケースもあり、内蔵カメラを無効化することで、外部カメラでのWindows Hello顔認証が可能になる場合があります(ただし、内蔵カメラを常用したい方には不向きな方法です)。
- Windowsボタンを右クリックしてクイックアクセスメニューを開き、「デバイスマネージャー」を選択します。
- 「カメラ」(項目がない場合は「イメージングデバイス」)を展開し、内蔵カメラを右クリックします。
- 「デバイスを無効にする」を選択します。カメラの項目が複数表示される場合は、すべてのカメラを無効化してください。
- 次に「イメージングデバイス」を展開し、外部カメラが有効になっていることを確認します。
- PCを再起動し、外部カメラがWindows Helloで使えるか確認します。
- それでも改善しない場合は、外部カメラを取り外した状態でBIOS(UEFI)を起動します。Shiftキーを押しながら「再起動」をクリックし、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」からアクセスできます。
- BIOS設定画面で内蔵カメラが無効になっていることを確認して保存し、Windowsを起動します。機種によっては「Camera」や「Integrated Camera」といった項目名で表示されます。
- 最後に外部カメラをPCに接続すれば、Windows Helloが外部カメラを使用するようになります。
それでも解決しない場合
上記の手順でも問題が解決しない場合は、カメラメーカーの公式サイトから最新のファームウェアや専用ドライバーを入手してインストールするか、デバイスマネージャーからカメラドライバーを一度アンインストールして再検出させる方法も試してみてください。また、USBポートの相性による問題もあるため、別のポートへの差し替えも有効です。
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