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Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法

一部のWindowsユーザーの間で、PCを数分間アイドル状態のまま放置すると、システムが無限にフリーズしてしまうという奇妙な問題が報告されています。画面は消灯したまま(スリープモードのように見える)になり、どのキーを押しても復帰できません。イベントビューアーでクラッシュダンプを調査すると、多くの場合、不可解なハードウェアエラー(LiveKernelEvent 193)が記録されていることが判明します。

Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法

この問題を徹底的に調査した結果、特定のWindowsバージョンに限定されたものではないことがわかりました。Windows 7、Windows 8.1、Windows 10、さらにはWindows 11でも同様のエラー報告が確認されています。

このシステムクラッシュを引き起こす主な原因は以下の通りです。

LiveKernelEvent 193エラーの主な原因

  • 古い、または破損したIntel Wi-Fiドライバー – 最も多い原因はデュアルバンド無線ドライバーの不整合です。最新の互換ドライバーへ更新したところ、問題が完全に解決したという報告が多数寄せられています。
  • ハードウェアの不整合 – 新しい周辺機器や外付けドライブを接続した直後に発生することがよくあります。特にWindows 11マシンに新しく接続した外部ドライブでの報告が目立ちます。「ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツール」を実行し、推奨される修正を適用することで解決できる場合があります。
  • NordVPNとの非互換性 – NordVPNがカーネルサブプロセスと競合している可能性があります。この場合、競合するソフトウェアをアンインストールするのが唯一の有効な解決策です(NordVPN以外の類似VPNツールでも同じ現象が起こる可能性があります)。
  • 古いチップセットドライバー – 間接的な原因として、チップセットドライバーが古いことも挙げられます。最近Windows 11にアップグレードしてすぐに問題が発生した場合は、Windows 11対応の最新チップセットドライバーへの更新を検討してください。
  • システムファイルの破損 – より深刻なケースでは、OSの安定性に影響するシステムファイルの破損が原因となることがあります。クリーンインストールまたは修復インストール(上書きインストール)を実施したところ問題が解決したという報告があります。

それでは、実際に問題を解決できたユーザーが使用した具体的な対処法を順番に見ていきましょう。

1. Intel Wi-Fiドライバーを更新する(Windows 10のみ)

Windows 10を使用している場合、まず確認すべきはデュアルバンド無線ドライバーが最新版かどうかです。アイドル中に発生するこの種のクラッシュは、旧式のデュアルバンド無線ドライバーと関連していることが多く、ノートパソコンやウルトラブックでほぼ限定して発生する問題です。

汎用のデュアルバンド無線ドライバーを使用している場合は、Intel Dual-Band Wireless-AC 3160ドライバーの最新安定版をインストールし、システムの安定性が向上するかどうかを確認することをおすすめします。

同じ問題に直面していた複数のユーザーが、このワイヤレスドライバーをインストールした後、LiveKernelEvent 193によるクラッシュが完全に止まったと証言しています。

以下の手順でIntel Wi-Fiデュアルバンドドライバーをインストールしてください。

  1. 既定のブラウザーを開き、Intel® Dual Band Wireless-ACドライバーの公式ダウンロードページにアクセスします。
  2. ページ内で「Family & Intel Dual-Band Wireless-AC 3160」ドライバーに関連付けられた[詳細の表示]ボタンをクリックします。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  3. ダウンロードページで、お使いのOSアーキテクチャ(32ビットまたは64ビット)に対応した[ダウンロード]ボタンをクリックします。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  4. 次の画面で[ライセンス契約の条項に同意します]を選択し、ダウンロードが完了するまで待ちます。
  5. ドライバーのダウンロードが完了したら、ファイルをダブルクリックし、ユーザーアカウント制御(UAC)ウィンドウで[はい]をクリックして管理者権限を付与します。
  6. 画面の指示に従ってドライバーをインストールし、PCを再起動して問題が解決したかどうかを確認します。

問題が解決しない場合、またはすでに最新のドライバーを使用していた場合は、次の方法に進んでください。

2. ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する

LiveKernelEvent 193エラーが発生する理由の一つは、新しく接続されたデバイスの最新ドライバーを自動的にチェックするようWindowsが構成されていないケースです。

最近、新しい周辺機器や外付けドライブを接続したばかりであれば、それがこのエラーの原因である可能性が高いです。

このシナリオでは、ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行して推奨される修正を適用するのが最も簡単な解決策です。

注意: このツールには自動修正機能が組み込まれており、既知の問題を検出した場合に自動的に適用できます。

以下の手順でトラブルシューティングツールを実行してください。

  1. Windowsキー + Rを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。テキストボックスに「ms-settings:troubleshoot」と入力し、Enterキーを押してトラブルシューティング設定を開きます。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  2. [トラブルシューティング]タブ内で、右側のメニューから[その他のトラブルシューティングツール]をクリックします。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  3. トラブルシューティングツールの一覧が表示されたら、[他の問題の検出と解決]の下にある[ハードウェアとデバイス]の項目を展開し、[トラブルシューティングツールの実行]をクリックします。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  4. トラブルシューティングツールの初期スキャンが完了するまで待ちます。
  5. 問題が検出された場合は、[有効にする]をクリックして、新しいハードウェア接続時に常に最新のドライバーを検索するようWindowsを構成します。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法

    注意: 別の解決策が提案された場合は、[この修正プログラムを適用する]をクリックするか、画面の指示に従ってください。

  6. 修正が適用されたら、PCを再起動して問題が解決したかどうかを確認します。

それでも同じLiveKernelEvent 193エラーが発生する場合は、次の方法に進みましょう。

3. NordVPNをアンインストールする(該当する場合)

ネットワークドライバーがNordVPNのバックグラウンドプロセスと競合している場合にも、LiveKernelEvent 193タイプのクラッシュが発生することがあります。この問題は通常、System InterruptsプロセスのCPU使用率が100%になり、PCが無限にフリーズする形で現れます。

上記の状況に心当たりがあり、NordVPNをインストールしてシステム起動時に自動起動するよう設定している場合は、同じ種類の競合が発生している可能性が高いです。

この問題を解決するには、現在のNordVPNをアンインストールし、PC再起動後に最新バージョンをインストールし直します。

  1. Windowsキー + Rを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。テキストボックスに「appwiz.cpl」と入力し、Enterキーを押して[プログラムと機能]を開きます。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  2. インストール済みプログラムの一覧をスクロールし、NordVPNのエントリを見つけます。
  3. NordVPNを右クリックし、コンテキストメニューから[アンインストール]を選択します。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  4. アンインストール画面の指示に従ってNordVPNとカスタムネットワーク設定を削除し、PCを再起動します。
  5. 再起動後、同じLiveKernelEvent 193エラーがまだ発生するかどうかを確認します。

問題が解決しない場合、またはこの方法が該当しない場合は、次の手順に進んでください。

4. チップセットドライバーを更新する

LiveKernelEvent 193エラーの間接的な原因として、非互換または古いチップセットドライバーも考えられます。

注意: チップセットドライバーは、CPU、GPU、ハードドライブ、システムメモリ間の通信を制御・管理する役割を担っています。

不適切なチップセットドライバーは、リソースを大量に消費するタスクでシステムを不安定にし、LiveKernelEvent 193エラーにつながる可能性があります。この問題は主にノートパソコンやウルトラブックで報告されています。

幸い、チップセットドライバーが原因である場合は、最新の互換バージョンに更新することで問題を解決できます。ただし、更新手順はAMD製かIntel製かによって異なる点に注意してください。

両方のケースに対応できるよう、それぞれの手順を以下に示します。

AMDチップセットドライバーの更新手順

  1. まずブラウザーを開き、AMDドライバーおよびサポートページのダウンロードページにアクセスします。
  2. ページを下までスクロールし、[製品の検索]セクションを見つけます。
  3. 左側の列から[Chipsets]を選択し、右側の列から適切なプロセッサソケットを選びます。
  4. 3列目でお使いのプロセッサを選択し、[送信]をクリックして互換性のあるチップセットドライバーの一覧を表示します。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  5. 送信ボタンを押すと、チップセットドライバーのダウンロードページに移動します。お使いのOSアーキテクチャに対応したドロップダウンメニューを展開し、[ダウンロード]ボタンをクリックします。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  6. ダウンロードが完了したら、チップセットドライバーのインストーラーをダブルクリックし、ユーザーアカウント制御(UAC)ウィンドウが表示されたら[はい]をクリックします。
  7. インストーラーの画面指示に従って、チップセットドライバーを最新バージョンに更新します。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  8. インストールを完了させたら、PCを再起動し、LiveKernelEvent 193エラーが解決したかどうかを確認します。

Intelチップセットドライバーの更新手順

  1. ブラウザーを開き、Chipset INF Utilityのダウンロードページにアクセスします。
  2. ダウンロードページで、画面右上の[ダウンロード]ボタンをクリックします。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  3. 次の画面で[ライセンス契約の条項に同意します]を選択します。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  4. 数秒後にダウンロードが自動的に開始されます。アーカイブのダウンロードが完了したら、7-ZipやWinRARなどの解凍ツールを使って内容を抽出します。
  5. 解凍が完了したら、SetupChipset.exeをダブルクリックし、画面の指示に従って最新のチップセットドライバーをインストールします。Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法
  6. インストールが完了したらPCを再起動し、次回の起動以降にエラーが解消されているかどうかを確認します。

それでも同じLiveKernelEvent 193エラーによるクラッシュが続く場合は、次の方法に進みましょう。

5. BIOSを更新する

もう一つの可能性(特にWindows 11に最近アップグレードした場合)は、新しいOSに対応していない古いBIOSバージョンの存在です。

古いBIOSバージョンによるシステム不安定化は珍しいことではなく、特に旧型のマザーボードでよく見られます。

とはいえ、近年のBIOS更新は以前ほど難しくありません。現在では主要なマザーボードメーカーすべてが、専門知識がなくてもBIOSを更新できるフラッシュユーティリティを提供しています。

ベストな方法は、マザーボードメーカーの公式サイトにアクセスし、ドライバーダウンロードページでBIOS更新ユーティリティを探すことです。ASUSなら「E-Z Flash」、MSIなら「MFlash」、GIGABYTEなら「@BIOS Live Update」などが利用できます。

Windowsで「LiveKernelEvent 193」エラーを修正する6つの対処法

注意: メーカーを問わず、BIOS更新作業を始める前に必ず公式ドキュメントを熟読してください。手順を誤るとマザーボードが起動しなくなり(通称「文鎮化」)、専門技術者による修理が必要になる恐れがあります。

画面の指示に従ってBIOSを最新バージョンに更新し、PCを再起動してLiveKernelEvent 193エラーが解決したかどうかを確認してください。

すでに最新のBIOSを使用している場合、またはこの方法が該当しない場合は、最終手段に進みましょう。

6. クリーンインストールまたは修復インストールを行う

上記のどの方法でも効果がなく、ハードウェア故障の可能性も排除できた場合、このエラーによるクラッシュの唯一残された説明は、システムファイルの破損です。

考えられる原因は数万通りあるため、システムファイルの破損によるクラッシュを確実に防ぐ最も効率的な方法は、Windowsの全ファイルを正常な状態のものと置き換えることです。

そのための方法は2つあります。

  • クリーンインストール – 作業としては最も簡単ですが、OSドライブ上の個人データがすべて失われることを覚悟する必要があります。Windowsを最初からインストールし直すのと同じため、作業前に重要なデータのバックアップを必ず取ってください。
  • 修復インストール(上書きインストール) – 時間に余裕があるならこちらをおすすめします。この方法ではWindowsシステムファイルだけが置き換えられ、個人ファイル、アプリケーション、ゲーム、さらには一部のユーザー設定までそのまま保持できます。
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