Windowsアップデート時のエラーコード0x800704dd-0x90016を修正する10の方法
Windowsのアップグレード中に、突然エラーコード0x800704dd-0x90016が表示されて困っていませんか?焦る気持ちはよく分かりますが、ご安心ください。あなたは決して一人ではありません。実は多くのWindowsユーザーが、Windows Updateのインストール中に同じエラーコードに遭遇しています。
これまでの報告によると、このエラーはメディア作成ツール(Media Creation Tool)を使って最新のWindows 10/11アップデートをインストールする際に発生することが多いようです。
Windowsメディア作成ツールとは?
Windowsメディア作成ツールは、Microsoftが提供している公式ユーティリティです。OSの更新・新規インストール・修復など、システム関連のさまざまな作業に利用できます。
このツールは効率性と信頼性に優れており、Windowsユーザーがアップデート時に直面しがちな典型的な問題の多くを解決できます。ただし、管理者権限を持つアカウントでログインしていない場合、正常に動作しないことがあり、その結果としてエラーコード0x800704dd-0x90016のようなエラーが発生します。
エラーコード0x800704dd-0x90016が発生する主な原因
このエラーは、何が引き金になっているのか分かりにくいため、対処が難しいことがあります。しかし、収集した情報をもとに整理すると、以下の要因が考えられます。
- 権限の不足 – 制限付きユーザー権限でメディア作成ツールを実行すると、このエラーが表示される可能性があります。
- サードパーティ製ウイルス対策ソフトの干渉 – 一部のセキュリティソフトは、Windows Updateのプロセスに干渉することで知られています。エラーの原因がここにあるケースもあります。
- 外部接続機器 – プリンター、スキャナー、USBドライブなどの外部周辺機器が原因となっていることもあります。
エラーコード0x800704dd-0x90016を解決する10の方法
以下に紹介する解決策は、いずれも実際に効果が確認されているものばかりです。順番に試していけば、Windowsのアップデートをスムーズに完了できるはずです。
対処法1:サードパーティ製ウイルス対策ソフトを無効化する
ウイルス対策ソフトは、マルウェアからシステムを守るために欠かせない存在です。しかし一方で、システムプロセスに干渉してしまい、0x800704dd-0x90016のようなエラーを引き起こすこともあります。
Windowsアップデートをインストールする際は、ウイルス対策ソフトを一時的に無効化するか、システムから完全に削除してみてください。通知領域にあるアイコンを右クリックして「無効」を選択すればオフにできます。それでも改善しない場合は、アンインストールしましょう。
ウイルス対策ソフトをアンインストールする手順は以下の通りです。
- スタートメニューを開き、コントロールパネルをクリックします。
- プログラムと機能に移動します。
- 一覧からウイルス対策ソフトを見つけてクリックし、アンインストール/変更ボタンを押します。
- 完了したら、パソコンを再起動します。
それでも問題が解決しない場合は、Windows標準のセキュリティ機能もオフにしてみましょう。
- Windowsアイコンをクリックし、設定を開きます。
- 更新とセキュリティを選択します。
- Windowsセキュリティ→ウイルスと脅威の防止をクリックします。
- 設定の管理を押し、リアルタイム保護のスイッチをオフにします。
対処法2:管理者アカウントを使用する
この問題を経験した一部のユーザーによると、エラーは権限の不足によって引き起こされることがあるとのことです。メディア作成ツールには管理者特権が必要なため、管理者としてログインしている必要があります。
通常のユーザーアカウントを使用している場合は、一度ログアウトしてから管理者アカウントでログインしてください。管理者アカウントがない場合は、新しく作成するか、別の対処法へ進みましょう。
管理者アカウントを作成する手順は次の通りです。
- スタートメニューを開きます。
- 検索ボックスに「ユーザーの追加」と入力します。
- 他のユーザーの追加、編集、または削除を選択します。
- 次に、「このPCにほかのユーザーを追加する」をクリックします。
- 画面の指示に従って新しいユーザーを作成します。
- アカウント作成後、そのアカウントをクリックして「アカウントの種類の変更」を選択します。
- 管理者を選んで「OK」をクリックします。
- パソコンを再起動します。
対処法3:非表示のAdministratorアカウントを有効化する
新しい管理者アカウントは、デフォルトでは非表示になっています。このアカウントを使用したい場合は、以下の手順で有効化できます。
- Win + Xキーを押し、コマンドプロンプト(管理者)を選択して、昇格されたコマンドプロンプトを開きます。
- net user administrator /active:yesと入力してEnterキーを押します。
- これにより、非表示のAdministratorアカウントが有効になります。
- 現在のアカウントからログアウトし、有効化した管理者アカウントでログインします。
- Windowsアップデートをインストールします。
- 後でアカウントを無効化したい場合は、net user administrator /active:noというコマンドを実行してください。
対処法4:インターネット接続を無効化する
一部の報告によると、ISOファイルを使ってWindows 10/11にアップグレードする際にも、このエラーが発生することがあるそうです。その場合は、先にインターネット接続を切断してみてください。
- タスクバーのネットワークアイコンをクリックします。
- ネットワークとインターネットの設定を開くを選択します。
- アダプターのオプションを変更するをクリックします。
- 使用中のネットワークを右クリックして「無効」を選択します。
- Windowsアップデートを試します。
- アップデートに成功したら、同じ手順でネットワーク接続を再び「有効」に戻してください。
対処法5:外部周辺機器を取り外す
故障した外部周辺機器が接続されていることで、Windowsアップデートのインストールプロセスに干渉し、エラー0x800704dd-0x90016が発生することもあります。
その場合は、スマートフォン、プリンター、スキャナー、USBドライブなど、不要なハードウェアをすべて取り外してから、アップデートを再度試みてください。
対処法6:Windows Updateトラブルシューティングツールを実行する
Windowsには、アップデートに関するさまざまな問題を自動的に解決してくれる組み込みツール「Windows Updateトラブルシューティングツール」が用意されています。このツールでもエラーコード0x800704dd-0x90016に対処できます。
- Windowsアイコンをクリックし、設定を選択します。
- 更新とセキュリティのセクションに移動します。
- トラブルシューティングを選択し、Windows Updateの項目を探します。
- その横にある「トラブルシューティングツールの実行」ボタンをクリックします。
- 数分待つとツールが問題を検出し、レポートが生成されます。画面の指示に従って問題を解決してください。
対処法7:PC修復ツールを利用する
自分でのトラブルシューティングに自信がない場合は、PC修復ツールの活用という簡単な選択肢もあります。たとえばOutbyte PC Repairのようなツールは、パソコンの問題を自動的にスキャンし、修復してくれます。
PC修復ツールにはそれぞれ異なる機能がありますが、一般的に破損したDLLファイルやレジストリエントリ、ブルースクリーン(BSOD)、ディスク容量の圧迫といったWindows関連の問題を解決できるように設計されています。
ただし、ダウンロードの際は注意が必要です。信頼でき、実際に効果があると証明されているツールだけをインストールするようにしましょう。
対処法8:クリーンブートを実行する
もうひとつの有効な手段がクリーンブートです。クリーンブートを行うと、システムのコアプロセスに必要なサービスのみを読み込んだ状態で起動します。これにより、起動時に自動的に立ち上がり、Windowsアップデートのインストールを妨げている可能性のあるサードパーティ製ソフトウェアを排除できます。
クリーンブートの手順は以下の通りです。
- 管理者アカウントでパソコンにサインインします。
- 検索ボックスに「msconfig」と入力し、該当する結果を選択します。システム構成ウィンドウが開きます。
- サービスタブに移動し、「すべてのMicrosoftサービスを隠す」にチェックを入れます。
- 「すべて無効」ボタンをクリックします。
- 次にスタートアップタブを開き、「タスクマネージャーを開く」リンクをクリックします。
- 一覧から項目を選択して「無効化」を選びます。
- タスクマネージャーを閉じます。
- パソコンを再起動します。
対処法9:別のデバイスからISOファイルを入手する
Windows 10の最新バージョンをインストールするために使っているISOファイル自体に不具合があるケースもあります。奇抜な方法に聞こえるかもしれませんが、実際に別のPCからISOファイルをコピーまたはダウンロードして、それを使ってインストールしたところ、問題が解決したという報告が多数あります。
対処法10:Microsoftサポートに問い合わせる
すべての方法を試しても解決しない場合は、専門家に相談しましょう。現在直面しているエラーについて、十分な知識を持つ担当者が対応してくれるはずです。
ここでいう専門家とは、Microsoftで働いている技術者や、Microsoft関連の問題解決を正式に認可された担当者のことです。Microsoftの公式サポートチームにウェブサイト経由で連絡するか、お近くのサービスセンターを訪問して、Windows 10/11パソコンの診断を受けましょう。
まとめ
エラーコード0x800704dd-0x90016は、アップデートのインストール中やシステムのアップグレード中に表示されることがあり、発生すると対処が難しく感じられるかもしれません。
報告によると、このエラーの主な原因は、権限の不足、ウイルス対策ソフトによるアップデートプロセスへの干渉、そして互換性のないまたは不具合のある外部ハードウェアの3つです。
まずはサードパーティ製ウイルス対策ソフトを無効化し、次に管理者アカウントでログインしていることを確認しましょう。加えて、アップデート中はインターネット接続を切ったり、外部機器を取り外したりするのも有効です。それでもダメなら、PC修復ツールの利用やクリーンブートを試してください。
どうしても解決できない場合は、Microsoftのサポートエージェントに相談するのが最善策です。トラブルシューティングの全工程を案内してもらえるだけでなく、依頼すれば代わりに問題を解決してもらうことも可能です。
Windows 10/11でエラーコード0x800704dd-0x90016を解消した方法が他にもあれば、ぜひコメント欄でシェアしてください。
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