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修正方法:Windows 10で発生するDISMエラー87

目次:

DISMエラー87の概要

DISMとは?

Windows 10でDISMエラー87を修正するには?

DISMエラー87の概要

Windowsイメージの破損や欠落がある場合、あるいはWindows 10の更新エラーを修復する必要があるとき、多くのユーザーはイメージ修復ツールであるDISMを利用します。しかし最近、「エラー:87 - Windows 10イメージをクリーンアップできません」という問題に直面する報告が多数寄せられています。この際、DISMログファイルはC:\WINDOWS\Logs\DISM\dism.logに保存されています。

通常、SFCコマンド「sfc /scannow」が機能せず、Windowsファイルのエラーを修復できない場合に、次の手段としてDISMが使われます。ところが「DISM /RestoreHealth」の完了には20分以上かかることもあり、その結果として「エラー87:パラメーターが正しくありません」というメッセージに遭遇することがあります。

また、DISMエラーコード112、11、50、2、3、87、1910、0x800f081fなどが表示されるケースもあります。いずれにしても、Windows更新後やその他のタイミングでDISMが失敗すると、多くのシステムイメージの問題を修復できず、カーソルのみが表示されるブラックスクリーンなどの深刻なシステムクラッシュにつながる恐れがあります。ここでは、Windows 10におけるDISM cleanup-image エラー87の解決方法を詳しく見ていきましょう。

DISMとは?

展開イメージのサービスと管理(Deployment Imaging Servicing Management:DISM)は、Windows 8.1およびWindows 10にプリインストールされているツールで、Windows回復環境、Windowsセットアップ、Windows PEなどを含むWindowsイメージの修復と準備に特化しています。さらに、Windowsシステムの回復イメージや、Windows 10上の仮想ハードディスク(VHD)の修正にも利用できます。

具体的には、DISMはシステム管理ツールとして機能し、SFC(システムファイルチェッカー)だけでは解決できないWindowsエラーへの対処によく活用されます。破損したファイルを先に修復することでSFCが正常に動作できる状態を作る役割も担っており、これこそが「DISMを使ってSFCが動作しない問題を修復する」という定番の使い方です。

DISMツールについて理解したところで、次はDISMエラー87をはじめとするエラーへの具体的な対処法を見ていきましょう。

Windows 10でDISMエラー87を修正する方法

ほとんどの場合、コマンドプロンプトに入力するパラメーターは完全に正確である必要があります。少しでも誤りがあると、「コマンドが認識されません」という警告とともにエラーが表示されます。

また、通常の状況では、DISM /CheckHealthやDISM /ScanHealthの実行中にエラー87が発生することはなく、このエラー87やコード50、0x800f081fはDISM /RestoreHealthに特有のものです。

その理由は、DISMがWindows Updateを利用して、破損したイメージやファイルの修復に必要なファイルをダウンロードするためです。つまり、DISMが問題に遭遇するのは、ある意味でWindows 10 Update自体のエラーが関係していると言えます。

以上の原因を踏まえ、エラー87、2、50、0x800f081fが発生するDISM RestoreHealthの失敗をできるだけ早く解消していきましょう。

解決策一覧:

1:DISMコマンドラインユーティリティを正しく使用する

2:Windows Updateを元に戻し、コンポーネントストアをクリアする

3:Windows Updateトラブルシューティングツールを実行する

4:/Sourceオプションを使用する

解決策1:DISMコマンドラインユーティリティを正しく使用する

検証の結果、「DISM/Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」のように「DISM」と「/Online」の間に半角スペースを入れずに実行すると、エラー87が表示され、DISMによるWindowsイメージの修復に失敗することがわかっています。

まずは、Windows 10でのDISMコマンドラインユーティリティの正しい使い方を確認しましょう。

1. 検索バーで「コマンドプロンプト」を検索し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。

2. 管理者権限で開いたコマンドプロンプトに、以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーを押してDISMツールを実行します。

修正方法:Windows 10で発生するDISMエラー87

DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth

DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

必ず「DISM」と「/」の間には半角スペースを挿入してください。

パラメーターの誤りだけでなく、たった一つの空白スペースの不足でも、Windows 10でDISMエラーコード87が発生する原因になります。

ヒント:DISMコマンドの用途は?

簡潔に言えば、DISMコマンドには主に3種類あります。

DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth:検出された破損の状態をチェックします。

DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth:破損したファイルやWindowsイメージをスキャンします。

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth:破損したファイルを修復します。

DISMの処理が完了すると、イメージのバージョンや、Windows 10にコンポーネントの破損が存在するかどうかが判明します。問題がなければ、DISM RestoreHealthによって破損したファイルやイメージを取り除くことができます。

解決策2:Windows Updateを元に戻し、コンポーネントストアをクリアする

DISMパラメーターの誤り以外にも、Windows Updateの問題が原因として挙げられます。DISMは破損を修復するためのファイルを供給する際にWindows Updateを呼び出すためです。

このような場合は、更新済みのWindows 10を以前の状態に戻し、Windows更新・インストール・構成を支えるコンポーネントストアをクリーンアップするとよいでしょう。

1. コマンドプロンプトで以下のコマンドをコピー&ペーストし、Enterキーを押してWindows 10の更新を元に戻します。

dism.exe /image:C: /cleanup-image /revertpendingactions

修正方法:Windows 10で発生するDISMエラー87

これにより、保留中のすべてのアクション(Windows 10の更新など)がロールバックされます。

その後、PCを再起動して変更を有効にします。可能であれば、セーフモードで起動してDISMエラー87や0x800f081fを修正するのも有効な手段です。

2. 再度コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行し、コンポーネントストアの破損をクリーンアップします。

dism.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup

修正方法:Windows 10で発生するDISMエラー87

3. Windows 10をもう一度再起動します。

これにより、コンポーネントストアおよび潜在的に破損したファイルが格納されているWinSxSフォルダーがクリーンアップされます。

これでWindows 10上でDISMクリーンアップが正常に実行できるようになったはずです。あわせてSFCも実行してみてください。システムファイルチェッカーも以前どおり正常に動作するようになっていることが確認できます。

解決策3:Windows Updateトラブルシューティングツールを実行する

そもそもDISMエラー87や2、50はWindows 10の更新に関連している可能性があります。Windowsに組み込まれたトラブルシューティングツールが、このクリーンアップエラーを解決してくれる可能性は十分にあります。

1. 「スタート」>「設定」>「更新とセキュリティ」の順に移動します。

2. 「トラブルシューティング」タブで「Windows Update」を見つけ、「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。

修正方法:Windows 10で発生するDISMエラー87

Windows 10がシステムインストール内のDISMクリーンアップ関連の問題を診断するまでに、多少時間がかかる場合があります。

診断が完了したら、改めてSFCを実行し、破損をスキャンできるようになったかどうかを確認してみましょう。

解決策4:/Sourceオプションを使用する

前述のとおり、DISMエラー87はWindows Updateから取得されるファイルに起因することがあります。そこで活用したいのが、破損していない健全なファイルを保管しておく/Sourceオプションです。

これらの正常なファイルを使って破損を修復すれば、DISMクリーンアップツールに必要なファイルを入手するためにWindows 10を更新する必要がなくなります。

/Sourceオプションを有効化するには、以下の手順に従ってください。

1. 別のPCからwimファイルのコピーを用意し、Windows 10のISOファイルをダウンロードします。

2. 健全なファイルのソースが、ご自身のシステム上のファイルとバージョン・エディション・言語において一致していることを確認します。

コピーが完了したら、/Sourceオプションを使って、DISMエラー87が再発しないようWindows 10上の破損ファイルを修復していきます。

3. コマンドプロンプトで以下のコマンドをコピーして実行します。

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:repairSource\install.wim

修正方法:Windows 10で発生するDISMエラー87

これにより、Windows Updateを介さずにファイルを修復できます。つまり、DISMは破損したWindows Updateファイルに遭遇することなく動作できるのです。

4. または、以下のコマンドを実行して、Windows Updateの使用を制限することもできます。

DISM.exe /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:C:\RepairSource\Windows /LimitAccess

修正方法:Windows 10で発生するDISMエラー87

健全なファイルを別の場所に保存している場合は、C:\RepairSourceの部分をD:\RepairSourceなど実際のパスに置き換えてください。

5. 変更を反映させるため、PCを再起動します。

以降、DISMはWindows 10 Updateから修復用ファイルを取得することなく、欠落または破損したファイルの修復を開始します。改めてDISMコマンドを実行し、エラー87や「DISMログファイルが見つかりません」という表示が出ないことを確認してみてください。

まとめると、DISMエラー87であっても、2、50、0x800f081fなどのエラーであっても、正しいパラメーターを入力し、Windows 10の更新による破損を回避することが重要です。それにより、DISMを使ってWindows 10でSFCが動作しない問題も修復できるようになります。

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