【解決済み】Windows 10/11で印刷キューのジョブが削除できないときの対処法
プリンターが正常に動作しないエラーは多くのユーザーにとってよくある悩みですが、その中でも「Windows 10やWindows 11で印刷キューからドキュメントが削除できない」というトラブルに困っている方も少なくありません。
この記事の内容
- 印刷キューが削除できない問題の概要
- 印刷ジョブがキューに滞留する原因
- Windows 11/10で印刷キューをクリアする4つの方法
印刷キューが削除できない問題の概要
Windows 10やWindows 11では、いつ印刷ジョブがキューに滞留してもおかしくありません。よくあるケースとしては以下のようなものがあります。
1. ドキュメントを印刷したのに、印刷キューに表示されたまま残り、キューがクリアされない。
2. 滞留している印刷ジョブをキャンセル・削除しようとしても、操作を受け付けない。
3. 削除したいドキュメントが、Windows 11や10の印刷キューにずっと残り続ける。
4. 印刷ジョブが固まってしまい、Windows 10で印刷を停止できない。
どのような状況であっても、お使いのプリンターがHP、Brother、Canonのいずれであっても、この記事で紹介する方法を使えば、印刷キューがクリアできない問題を解決できます。
印刷キューが削除できずに印刷が止まらない場合は、以下の対処法を順番に試して、パソコンから印刷トラブルが消えるまで進めていくのがおすすめです。
印刷ジョブがキューに滞留する原因とは?
Windows 10で印刷ジョブが削除できない原因は、プリンターに関連するさまざまな設定にある可能性がありますが、最も可能性が高いのはプリントスプーラー(Print Spooler)の不具合です。そのため、この記事ではスプーラーを中心とした対処法をご紹介します。
Windows 11/10で印刷キューをクリアする方法
Windows 10で印刷が止まらない問題を解消するために、効果的かつ効率的な方法を以下にまとめました。これらの方法は、プリントスプーラーをリセットして印刷キューをクリアするのに役立ちます。
対処法一覧:
- 滞留している印刷ジョブをキャンセルする
- コマンドプロンプトで印刷キューを削除する
- Print Spoolerサービスを再起動して印刷キューをクリアする
- Print Spoolerのスタートアップの種類を変更する
対処法1:滞留している印刷ジョブをキャンセルする
まずは、印刷ジョブを正しくキャンセルする方法を確認しておきましょう。正しいキャンセル手順を知ることで、なぜ印刷キューがクリアできないのかが見えてきます。
最初に行うべきことは、Windows 10で印刷ジョブのキャンセルを試みることです。この基本操作を踏まえたうえで、印刷キューの削除に挑戦しましょう。
印刷ジョブをキャンセルするには、該当する印刷ジョブを右クリックし、表示されたメニューから「キャンセル」を選択します。
印刷ジョブを正常に停止できれば、印刷キューもクリアできる可能性があります。
対処法2:コマンドプロンプトで印刷キューを削除する
Windowsのコマンドプロンプトを活用すれば、印刷後にジョブがキューに残り続ける問題を解決できます。以下の手順に従えば、短時間で印刷エラーを取り除くことが可能です。
ここでは、コマンドプロンプトを使って強制的に印刷キューをクリアする方法を紹介します。流れとしては、まずプリントスプーラーを停止し、スプールファイルを削除した後、再度スプーラーを起動し直します。
1. 検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力し、検索結果を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
2. コマンドプロンプトにnet stop spoolerと入力し、Enterキーを押してコマンドを実行します。これでプリントスプーラーが停止します。
3. スタートメニューの検索ボックスで「エクスプローラー」を検索して開くか、デスクトップの「PC」を右クリックしてエクスプローラーを起動します。
4. エクスプローラーのアドレスバーにC:\Windows\System32\Spool\Printersと入力し、Enterキーを押してフォルダーへ移動します。
5. Printersフォルダー内のすべてのファイルを右クリックし、「削除」を選択します。
6. その後、コマンドプロンプトに戻り、net start spoolerと入力します。
Enterキーを押してコマンドを実行すると、プリントスプーラーが再び起動します。
この時点で、印刷キューからドキュメントを削除できるかどうか、改めて確認してみてください。
対処法3:Print Spoolerサービスを再起動して印刷キューをクリアする
印刷キューがクリアできない問題に対しては、プリントスプーラーサービスに変更を加えることでも対処できます。
この方法でも対処法2と同様に、まずスプーラーサービスを停止し、関連ファイルを削除してから、サービスを再起動します。
1. Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、services.mscと入力してOKをクリックします。これで「サービス」ウィンドウが開きます。
2. 「サービス」ウィンドウを下にスクロールし、「Print Spooler」を見つけて右クリックし、「停止」を選択します。
3. 再度エクスプローラーを開き、C:\Windows\System32\Spool\Printersフォルダーに移動して、ファイルを右クリックで一つずつ削除していきます。
4. 削除が完了したら、「サービス」ウィンドウに戻り、「Print Spooler」を右クリックして「開始」を選択します。
すべての手順が完了したら、設定を確実に反映させるためにパソコンを再起動しておきましょう。
これで、Windows 10で印刷キューが削除できない問題に悩まされることはなくなるはずです。
対処法4:Print Spoolerのスタートアップの種類を変更する
印刷キューがクリアできない問題をより根本的に解決したい場合は、プリントスプーラーのスタートアップの種類を「無効」から「手動」に変更することも有効です。
1. 「サービス」ウィンドウで「Print Spooler」を見つけ、右クリックして「プロパティ」を開きます。
2. 「Print Spoolerのプロパティ」ウィンドウで「スタートアップの種類」を探し、「手動」に設定します。
最後に「適用」→「OK」をクリックして変更を保存します。
なお、「自動」に設定しても問題ありません。普段から頻繁に印刷を行う方は「自動」の方が便利です。
設定後は、印刷が止まらないエラーを解消できるだけでなく、印刷キューから自由にドキュメントを削除できるようになっているはずです。実際に印刷キューを開いて確認してみてください。
まとめ
Windows 10/11で印刷キューが削除できない場合の対処法として、今回は4つの方法を紹介しました。いずれの方法も、プリントスプーラーの設定や状態を見直すことがポイントです。滞留した印刷ジョブにお困りの方は、ぜひ上記の手順を順番に試してみてください。
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