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【解決法】yumで「リポジトリbaseの有効なbaseurlが見つかりません」エラーが出たときの対処法

yumパッケージマネージャーを採用しているLinuxディストリビューションでは、OSのインストール直後に「Cannot find a valid baseurl for repo: base(リポジトリbaseに有効なbaseurlが見つかりません)」というエラーが表示されることがあります。このエラーはFedora、Red Hat Enterprise Linux、CentOSで特に多く報告されていますが、互換性のあるSUSEでyumを更新しようとした際にも発生する場合があります。通常は更新操作のときだけ現れるエラーですが、幸いにも比較的簡単な方法で解決できます。

方法1:yumにbaseurlを認識させる

このエラーメッセージは、何らかの理由によりYum(Yellowdog Updater, Modified)が、パッケージ情報の取得元であるbaseリポジトリにアクセスできていないことを示しています。まずはターミナルでsudo yum updateを実行してみてください。rootユーザーとして作業している場合はyum updateだけで構いません。これで正常にアップデートが完了すれば、一時的なネットワークの不調が原因だったことになり、追加の対応は不要です。

【解決法】yumで「リポジトリbaseの有効なbaseurlが見つかりません」エラーが出たときの対処法

一方、同じエラーが再現される場合は、まずネットワークに接続されているかどうかを確認しましょう。インターネット回線の断続こそが、このエラーの最も一般的な原因です。ネットワークに接続しているのにbaseurlが見つからない場合は、ping mirrorlist.centos.orgを実行して応答を確認してください。Ctrl+Cキーでpingを停止し、結果をチェックします。Red HatやFedoraを使用している場合は、ここで使ったCentOSのURLの代わりに、エラーメッセージに表示されたミラーリストのURLを指定するとよいでしょう。

サーバーにpingが通らない場合は、サーバー側の一時的な障害の可能性があるため、時間をおいて再試行するのがおすすめです。ローカル環境側に問題がある場合は、画像に示したパスにあるファイルを開き、ONBOOT= の値をyesまたはnoに切り替えてみてください。両方の値を順番に試すと効果的です。設定を変更したら、ssh経由ではなくローカルで作業している場合に限りsudo dhclientを実行し、再度yumのアップデートを試みます。それでもパッケージマネージャーが更新できないときは、同じファイルの編集を続けましょう。

【解決法】yumで「リポジトリbaseの有効なbaseurlが見つかりません」エラーが出たときの対処法

ファイル内にはNM_CONTROLLEDという項目がありますので、これをnoに設定します。その際、ONBOOT= の方もnoにしておく必要があります。値をnoとする場合は、必ずすべて小文字で入力してください。CentOSやFedoraのバージョンによっては、大文字・小文字が区別されるケースがあるためです。

ファイルの編集が完了したら、マシンの最初のネットワークインターフェースにEthernetケーブルが接続されていることを確認し、ifdown eth0; ifup eth0を実行してネットワークを再起動します。本記事の例のようにCentOS 7を使用している場合、このファイルが見つからないことがあります。その場合は、下の画像に示されているような名前、あるいはそれに類似したパターンのファイルを探してください。CentOSの開発者が最小インストールのコードを刷新した際に、一部のネットワークインターフェースの名称が変更されたことが影響しています。

【解決法】yumで「リポジトリbaseの有効なbaseurlが見つかりません」エラーが出たときの対処法

すべての設定が整ったら、再度yumのアップデートを実行し、正常に動作するかどうかを確認しましょう。

方法2:baseurlのコメントアウトを解除する

まれに、このエラーがネットワークの問題とは無関係なケースもあります。接続状態に問題がないのに解決しない場合は、rootスーパーユーザー権限でお好みのテキストエディタを使って下の画像に示したファイルを開いてください。前述のとおり、CentOS以外のディストリビューションを使用している場合は、ファイル名を読み替えるだけで同じ手順が使えます。

【解決法】yumで「リポジトリbaseの有効なbaseurlが見つかりません」エラーが出たときの対処法

ファイル内に次のような行があるはずです。

baseurl=https://mirror.centos.org/centos/$releasever/os/$basearch/

この行が#記号などのコメントフラグで始まっていないかを確認してください。コメントアウトされていた場合は#を削除してファイルを保存し、再度アップデートを実行します。この行がコメントで隠れていると、システムが必要な情報を読み込めず、アップデートを正しく実行できないためです。

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