【解決】Windowsで「regedit.exeが見つかりません」エラーが出る原因と9つの対処法
「Windows cannot find C:\Windows\regedit.exe」というエラーは、マルウェア感染、システムファイルの破損、ドライバーの不具合、あるいはWindows自体の破損などが原因で発生します。このエラーは特定のOSバージョンに限定されず、Windows 10、8、さらには7でも発生する可能性があります。

Regedit.exeは、レジストリエディターを起動するための実行ファイルです。Windowsレジストリは、Windows PCの頭脳とも言える極めて重要な部分です。ユーザーがレジストリエディターにアクセスできなくなる問題に遭遇することはまれですが、このエラーは非常に危険です。ユーザーがシステムを制御できなくなり、マルウェア攻撃の起点になる恐れがあるためです。
「regedit.exeが見つかりません」エラーの主な原因
専門家チームがユーザーからの報告を慎重に分析した結果、以下の原因が特定されました。
- マルウェア感染:マルウェアはさまざまな手法でシステムに侵入し、システムの頭脳であるWindowsレジストリに影響を与えます。特にランサムウェアは、この種のエラーを引き起こすことで知られています。
- システムファイルの破損:レジストリエディターは日常的な操作のために各種システムファイルへアクセスします。これらのファイルのいずれかが破損していると、本エラーが発生する可能性があります。
- グループポリシー設定の誤り:グループポリシーは、Windowsの各種コンポーネントを無効化・有効化できる強力なツールです。ここでレジストリエディターへのアクセスが無効化されていると、本エラーが発生します。
- 環境変数の誤設定:環境変数にはシステム環境に関するすべての情報が格納されています。Windowsの全プロセスには一連の環境変数とその値があり、これらが正しく設定されていないと本エラーが発生します。
- Windowsインストールの破損:OS自体が破損している場合、本件を含むさまざまな問題が発生する可能性があります。
トラブルシューティングを始める前に、以下の点を必ず確認してください。
- システムへの管理者権限を持っていること
- システムをセーフモードで起動すること。セーフモードで起動できない、またはセーフモードで後述の手順を実行できない場合は、Windows起動用メディアを使って手順を試してください。
解決策1:ウイルス対策スキャンを実行する
マルウェアやウイルスに感染したシステムでは、レジストリエディターへアクセスできない問題を含む複数の不具合が発生します。セーフモードでフルシステムスキャンを実行することで、問題が解決する可能性があります。
マルウェア除去ツールは多数ありますが、Malwarebytesの使用をおすすめします。

Malwarebytesでシステムをスキャンし、検出された脅威を駆除した後、通常モードで再起動して、レジストリエディターが正常に動作するか確認してください。
解決策2:システムファイルチェッカー(SFC)コマンドを実行する
破損したシステムファイルは、本エラーを含むあらゆる種類のシステム不具合を引き起こします。被害が拡大する前に迅速な対応が必要です。Windowsには、システムファイルをチェック・修復する組み込み機能が備わっています。

SFCスキャンの実行後、レジストリエディターにアクセスできるかどうかを確認してください。
解決策3:DISMコマンドでシステムイメージを修復する
展開イメージのサービスと管理(DISM)は、SFCでは修復できなかったシステムファイルを復元できるWindows標準ユーティリティです。

DISMコマンドの実行後、レジストリエディターにアクセスできるかどうかを確認してください。
解決策4:グループポリシー設定を変更する
ローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)は、すべてのコンピューター構成とユーザー構成を管理するためのツールです。何らかの理由でグループポリシー内のレジストリエディターへのアクセスが無効化されていると、本問題が発生します。ローカルグループポリシーエディターが搭載されていないWindowsエディションを使用している場合は、別途その対処法をご確認ください。
- WindowsキーとRキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押すと、ローカルグループポリシーエディターが起動します。

- 「ユーザーの構成」>「管理用テンプレート」>「システム」の順に移動します。

- 「レジストリ編集ツールへのアクセスを禁止する」という項目を見つけてダブルクリックで開きます。

- 表示されたウィンドウで「無効」を選択してチェックを入れます。

システムを再起動し、レジストリエディターにアクセスできるかどうかを確認してください。
解決策5:環境変数を修正する
環境変数にはシステム環境に関するすべての情報が含まれています。設定に誤りがあると本エラーが発生するため、値を編集することで問題が解決する可能性があります。
- デスクトップ上で「PC」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

- 開いたウィンドウの左側にある「システムの詳細設定」をクリックします。

- 「システムの詳細設定」ウィンドウで「環境変数」をクリックします。

- 下部のボックス内で「Path」で始まる行を見つけて選択し、「編集」をクリックします。

- 「編集」ボタンをクリックし、以下の行を貼り付けます。
%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps

- 「OK」をクリックしてPCを再起動します。
レジストリエディターにアクセスし、問題が解決したかどうかを確認してください。
解決策6:他のソースからregedit.exeをコピーする
レジストリエディターの実行ファイル(exe)が破損していると、Windowsがregedit.exeを見つけられなくなることがあります。ファイルを置き換えることで問題が解決する可能性があります。この目的にはWindows.oldフォルダーを利用できます。
- システムをセーフモードで起動します。
- システムドライブ(通常はCドライブ)を開きます。
- Windows.oldフォルダーを見つけて開きます。
- Windows.oldフォルダー内の「Windows」フォルダーを開き、regedit.exeを見つけてコピーします。
- システムドライブに移動し、「Windows」フォルダーを開いてregedit.exeを貼り付けます。確認画面が表示されたら「続行」をクリックします。

別のPCからregedit.exeをコピーすることも可能ですが、両者の環境・ドライバー・構成が異なるため、成功する可能性は低い点にご注意ください。
コピー完了後、レジストリエディターにアクセスして正常に動作するか確認してください。
解決策7:レジストリ関連の値をデフォルトに戻す
レジストリエディターに関連するデフォルト値が変更されていると、アクセスできなくなる可能性が高くなります。以下の手順で値を初期状態に戻しましょう。
- Windowsキーを押して「メモ帳」と入力して検索し、表示されたリストから「メモ帳」をクリックします。

- 以下のコードをメモ帳に貼り付けます。ファイル末尾に空行が2行あることを確認してください。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion] "SM_GamesName"="Games" "SM_ConfigureProgramsName"="Set Program Access and Defaults" "CommonFilesDir"="C:\\Program Files\\Common Files" "CommonFilesDir (x86)"="C:\\Program Files (x86)\\Common Files" "CommonW6432Dir"="C:\\Program Files\\Common Files" "DevicePath"=hex(2):25,00,53,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,52,00,6f,00,6f,\ 00,74,00,25,00,5c,00,69,00,6e,00,66,00,3b,00,00,00 "MediaPathUnexpanded"=hex(2):25,00,53,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,52,00,\ 6f,00,6f,00,74,00,25,00,5c,00,4d,00,65,00,64,00,69,00,61,00,00,00 "ProgramFilesDir"="C:\\Program Files" "ProgramFilesDir (x86)"="C:\\Program Files (x86)" "ProgramFilesPath"=hex(2):25,00,50,00,72,00,6f,00,67,00,72,00,61,00,6d,00,46,\ 00,69,00,6c,00,65,00,73,00,25,00,00,00 "ProgramW6432Dir"="C:\\Program Files" Windows Registry Editor Version 5.00
- 「RegistryFix.reg」という名前でファイルを保存します。

- 保存したファイルを右クリックして「結合」を選択します。確認画面が表示されたら「はい」をクリックします。

- システムを再起動します。
再起動後、regedit.exeに問題なくアクセスできるかどうかを確認してください。
解決策8:システムの復元を実行する
システムの復元は、Windowsを以前の状態に戻すための標準機能です。システムがマルウェアに感染した場合や、Windowsのシステムファイルが破損した場合に特に有効です。レジストリエディターにアクセスできない場合も、システムの復元によって問題が解決することがあります。
システムの復元手順については、専用ガイドを参照してください。復元完了後、レジストリエディターに正常にアクセスできるかどうかを確認してください。
解決策9:Windows OSを修復する
ここまでの方法をすべて試しても問題が解決しない場合は、Windowsのインストールを修復(上書きインストール)することで解決できる可能性があります。修復インストールを行えば、個人データを保持したままOSの不具合を解消できます。
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