Mac
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Mac

【解決策】Macのディスク消去後にmacOSが再インストールできないときの対処法

MacBookを売却したり譲ったりする前にデータを完全に消去するのは正しい判断です。また、Mac StudioがmacOS Tahoeにアップデートできないなど、トラブル解決のために初期化が必要になるケースもあります。しかし、いざMacを消去してみると、macOS High Sierra、Catalina、Big Sur、Sierra、Sonomaなどがインストールできなくなることがあります。

Appleコミュニティには、実際にこんな相談が寄せられています。

Macの内蔵ハードドライブを消去した後、macOS Sierraをインストールできません。「macOSを再インストール」をクリックするたびに、「インストールの準備中にエラーが発生しました。このアプリケーションを再度実行してください」というエラーが表示され続けます。Time Machineのバックアップもありません。どうすればいいでしょうか?

「macOSを再インストール」が動作しない問題は厄介ですが、解決策はあります。この記事では、内蔵ハードドライブを消去した後にmacOSをインストールできない場合の対処法を、手順を追ってわかりやすく解説します。

Macのハードドライブを消去した後にmacOSを再インストールできない場合は、以下の方法を試してみましょう:

  1. 内蔵ディスク全体を正しく消去しているか確認する
  2. macOSリカバリを起動するキーの組み合わせを変更する
  3. ディスクユーティリティのFirst Aidでハードドライブをチェックする
  4. ドライブを再フォーマットしてmacOSを再インストールする
  5. Time MachineバックアップからmacOSを復元する
  6. AppleのGenius Barに相談する

【解決策】Macのディスク消去後にmacOSが再インストールできないときの対処法

消去後のMacからデータを復元できる?

はい、復元できる可能性があります。Macを消去する前に大切なファイルのバックアップを忘れてしまい、今になって後悔しているなら、macOSを再インストールする前に、専門的なデータ復元ツールを使えばデータを取り戻せるチャンスがあります。

iBoysoft Mac Recovery Modeはそんなツールの一つです。アクセス不能・起動不能・消去済みのMacからも、素早くデータを復元できます。

消去後にmacOSをインストールできないときの対処法

ここからは、考えられるあらゆるシナリオに対応して、消去後にmacOSを再インストールできないMacを修復するための解決策を順番に紹介していきます。

解決策1:内蔵ディスク全体を正しく消去したか確認する

まず、Macintosh HD(macOS)とMacintosh HD - Data(macOS - Data)の両方のボリュームを一緒に消去しているか、あるいは内蔵ハードドライブ全体を消去しているかを確認しましょう。片方のボリュームだけを消去しても、また自分で作成したボリュームだけを消去しても不十分です。

macOS Catalina(10.15)以降では、起動ディスクは2つのボリュームに分割されています。Macintosh HDはオペレーティングシステムを保存する起動可能なボリュームで、Macintosh HD - Dataはユーザーデータを保存するボリュームです。それ以前のバージョンでは、OSもユーザーデータもMacintosh HDという単一のボリュームに保存されていました。

さらに注意したいのがフォーマット形式です。MacがmacOS 10.13以降を実行している場合は、消去時にフォーマットを「APFS」、パーティションマップを「GUIDパーティションマップ」に設定してください。macOS 10.12以前の場合は、フォーマットを「Mac OS拡張(ジャーナリング)」にする必要があります。

消去が完了したら、ディスクユーティリティを終了し、「macOSを再インストール」をクリックして、今度は正常にインストールできるか確認しましょう。

解決策2:macOSリカバリを起動するキーの組み合わせを変更する

リカバリモードからmacOSをインストールできない場合は、自分がどのリカバリモードに入っているかに注目してください。キーの組み合わせによって、Intel搭載Macを起動できるリカバリモードが少しずつ異なります。

  • Command + R: Macのハードドライブに内蔵されたmacOSリカバリから起動します。リカバリ内の「macOSを再インストール」ユーティリティで、現在使用中のmacOSバージョンを再インストールします。
  • Option + Command + R: インターネット経由でAppleサーバーのmacOSリカバリから起動します。Macと互換性のある最新のmacOSを再インストールします。
  • Shift + Option + Command + R: インターネット経由でAppleサーバーのmacOSリカバリから起動します。Macに最初から搭載されていたOSバージョンを再インストールします。

Command + Rを押したのに「macOSを再インストール」が動作しない場合、ローカルのリカバリパーティションが破損または消失している可能性があります。Option + Command + Rを押してインターネットリカバリモードに入り、再度macOSをインストールしてみてください。

すでにCommand + Option + RやCommand + Shift + Option + Rでインターネットリカバリモードに入ったのにインストールに失敗する場合は、ネットワーク接続が不安定だったり途中で切断されたりしていることが原因かもしれません。「リカバリサーバーに接続できませんでした」というメッセージが表示されることもあります。Wi-Fiの状態を確認し、必要に応じてWi-Fiやルーターに再接続しましょう。

解決策3:ディスクユーティリティのFirst Aidでハードドライブをチェックする

通常、Macの内蔵ハードドライブを消去すれば、ドライブ上のエラーは解消されます。しかし、消去作業中に他の操作を行ったり、Macの電源が突然落ちたりすると、消去プロセスが妨げられることがあります。

その結果、Macのハードドライブが破損し、消去後もmacOS Sierraなどのバージョンを再インストールできなくなります。そのような場合は、First Aidを実行してハードドライブにエラーがないかチェックしましょう。First Aidは、一部のエラーを自動的に修復することもできます。

解決策4:ドライブを再フォーマットしてmacOSを再インストールする

First Aidでエラーが検出されたものの修復できなかった場合、あるいはエラーが一切検出されなかった場合は、内蔵ディスクの再フォーマットを試みましょう。具体的な手順は解決策1を参照してください。

再フォーマットが完了したら、もう一度macOSを再インストールし、今度は成功するかどうか確認します。

解決策5:Time MachineバックアップからmacOSを復元する

リカバリモードの「macOSを再インストール」ユーティリティを使っても消去後にmacOSをインストールできない場合は、この機能自体が正常に動作していないのかもしれません。代わりに、macOSインストーラを含むTime Machineバックアップをお持ちであれば、そこからmacOSを復元することができます。

  1. 外付けのTime MachineバックアップドライブをMacに接続します。
  2. 「Time Machineバックアップから復元」を選択します。
  3. 「続ける」をクリックします。
    【解決策】Macのディスク消去後にmacOSが再インストールできないときの対処法
  4. Time Machineバックアップが保存されているディスクを選択します。暗号化されたディスクの場合は「ロック解除」をクリックし、パスワードを入力してロックを解除します。暗号化されていなければ、そのまま「続ける」をクリックして構いません。
  5. macOSインストーラのみを選択します。他のフォルダを選択すると、それらのデータまでMacに復元されてしまうので注意してください。
  6. 「続ける」をクリックし、画面の指示に従ってmacOSの再インストールを完了させます。

解決策6:Genius Barに相談する

上記の方法をすべて試してもリカバリモードでmacOSをインストールできない場合、Macのハードドライブにハードウェア的な問題が発生している可能性があります。Apple公式サイトにアクセスして、Genius Barの予約を取りましょう。

なお、macOSのダウングレード後や外付けドライブからの起動後に「このディスクは、このバージョンのmacOSではサポートされていない機能を使用しています」という非互換エラーが表示される場合は、ディスクを正しく再フォーマットすることで解決できます。

【解決策】Macのディスク消去後にmacOSが再インストールできないときの対処法

MacでmacOSを再インストールできない主な原因

消去後にmacOSがインストールされない原因はさまざまですが、よくあるものを以下にまとめました。

  • Macのハードドライブを正しく消去していない
  • Macのハードドライブにエラーが発生している
  • ネットワークが不安定または低速で、macOSインストーラのダウンロードが完了しない
  • リカバリモードの「macOSを再インストール」ユーティリティが動作していない
  • Macのハードドライブが故障または物理的に破損している

この記事が役に立ったと思ったら、同じ悩みを抱える人たちにもぜひシェアしてください。

消去後にmacOSを再インストールできない問題に関するFAQ

Q: ディスクを消去した後、macOSを再インストールするにはどうすればいい?

A: Macを消去した後、リカバリモードでディスクユーティリティを終了してユーティリティ画面に戻ります。「macOSを再インストール」をクリックし、画面の指示に従ってmacOSを再インストールしてください。

Q: Macを消去すると何が起こる?

A: オペレーティングシステム、ユーザーデータ、ソフトウェアの設定情報など、Mac上のすべてのコンテンツが完全に削除されます。

  1. macOSで「com.apple.DiskManagement.disenterエラー49221」を解決する方法【原因と対処法を徹底解説】

    外付けHDDがMacのFinderに表示されない場合、通常はディスクユーティリティを開いてNTFSフォーマットの外付けディスクを手動でマウントする必要があります。しかし、ここで問題になるのが、マウント操作中に表示される「com.apple.DiskManagement.disenterエラー49221」というエラーメッセージです。このエラーが発生すると、Mac上でディスクをマウントすることができなくなってしまいます。慌てる必要はありません。この記事では、「com.apple.DiskManagement.disenterエラー49221」の解決方法をステップごとにわかりやすく解説します。さらに

  2. macOS Sequoiaがダウンロードできない・アップデートが止まる問題を解決する方法

    macOS Sequoiaは、2024年9月16日に正式リリースされました。最初のベータ版公開から約2ヶ月後のことです。魅力的な新機能に惹かれてベータ版から乗り換えようと、パブリック版へのアップデートを試みたものの、macOS Sequoiaがダウンロードできないといったトラブルに直面した方も多いのではないでしょうか。筆者の場合も、「今すぐアップグレード」ボタンをタップすると処理時間は約2時間と表示され、完了したと思った瞬間に「ソフトウェア・アップデートのパーソナライズに失敗しました。もう一度お試しください。選択したアップデートのダウンロード中にエラーが発生しました。インターネット接続を確認し