Macを保護する:USBポート(すべてまたは特定)を無効化して最大限のセキュリティを実現する方法
iMac・Mac mini・Mac Proなどのデスクトップ型Macや、MacBook・MacBook Air・MacBook Proなどのノート型Macには、キーボードやマウス、外付けストレージなどを接続するためのUSBポートが搭載されています。しかし、これらのUSBポートはデータ漏洩やマルウェア感染のリスクを伴う可能性があります。不正なUSB接続やマルウェアの脅威からMacを守るためには、USBポートを一時的に無効化することが有効な対策となります。
本記事では、MacでUSBポートを無効にする方法について、実践的な4つの手法を詳しく解説します。
MacのUSBポートを無効化するメリット
MacのUSBポートを無効化することで、セキュリティ面でさまざまなメリットが得られます。
データ漏洩の防止
USBポートを無効化することで、機密情報がUSBストレージに不正コピーされたり、外部に持ち出されたりするリスクを軽減できます。個人の知的財産や企業のビジネス情報など、重要データの機密性維持に役立ちます。
マルウェアからの保護
ウイルスやマルウェアは、USBストレージデバイスを経由してパソコンに感染し、データ損失やハッカーによる不正アクセス・乗っ取りを引き起こす可能性があります。MacのUSBポートを無効化すれば、周辺機器を通じたマルウェア拡散のリスクを大幅に減らせます。
不正アクセスの防止
USBポートを無効化することで、外部デバイスを介したMacへの不正アクセスを防げます。特に物理的なセキュリティが懸念される環境では、非常に有効な対策です。

関連記事として、Macのセキュリティを向上させる11の実用的なヒントもぜひ参考にしてください。
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方法1:物理的なUSBポートロックで特定のポートへのアクセスを制限する
システム設定を操作したくない場合、最も手軽な方法は物理的なUSBポートロックを使用することです。特定のUSBポートまたはすべてのポートへのアクセスを物理的に遮断できます。
この種の物理ロックは取り付けも簡単で、使用していないUSBポートへの不正接続を効果的に防ぐことができます。

- メリット:
- 取り付けと使用が簡単
- 特定のポートだけ、またはすべてのポートをブロック可能
- デメリット:
- 物理ロックの購入費用がかかる
- 鍵やパスワードを紛失する恐れがある
方法2:専用ツール「iBoysoft DiskGeeker」でUSBポートをブロックする
信頼できないUSBドライブや周辺機器がMacに接続されるのを防ぎたいなら、専用のUSBブロックユーティリティが便利です。iBoysoft DiskGeekerは、Macユーザー向けのオールインワンディスク管理ツールです。ディスク管理、パフォーマンス向上、ディスクエラーの修復など、多彩な機能を備えています。
そのUSB Defender機能を使えば、ホワイトリストを作成し、外付けUSBストレージや周辺機器へのアクセスにパスワードを設定できます。正しいパスワードがない、またはホワイトリストに登録されていない外部デバイスは、MacのUSBポートやThunderboltポートに接続しても認識されず、マウントされません。
iBoysoft DiskGeekerでMacのUSBアクセスを無効化する手順
ステップ1:iBoysoft DiskGeekerを無料ダウンロードし、Macにインストールして起動します。
ステップ2:右上隅の三点アイコンをクリックし、「USB Defender」>「Enable USB Defender」を選択します。

ステップ3:48桁未満のパスワードを設定します。
ステップ4:ポップアップウィンドウで保護モードを選択します。「Only allow USB in white list(ホワイトリストのUSBのみ許可)」を選ぶと、信頼できるUSBデバイスを指定できます。「Every time ask for confirmation(毎回確認を求める)」を選ぶと、すべてのUSBポートがブロックされ、USB機器を挿すたびにパスワードの入力が求められます。

- メリット:
- Macのロック解除中でも未知のUSBデバイスから保護できる
- すべてのポートまたは特定のポートのみを柔軟に無効化可能
- ほとんどのMacモデルおよびmacOSバージョンに対応
- 設定や変更が非常に簡単
- デメリット:
- 無料トライアルは7日間のみ
- サードパーティ製アプリのインストールが必要
サードパーティ製のUSBブロックツールを使えば、MacのUSBポート無効化は簡単に行えます。SNSで感想をシェアしてみましょう。
方法3:kextファイルを削除してすべてのUSBポートを無効化する(macOS 10.15以前)
macOSは、特定のカーネル拡張(kext)を通じてUSBストレージメディアや外部デバイスと通信しています。これらの拡張機能を削除したり保存場所を変更したりすると、システムはUSBポート経由でのリムーバブルデバイスとの接続能力を失います。ただし、この変更はすべてのUSBポートに影響を及ぼす点に注意が必要です。
この方法は、macOS 10.15以前を実行しているMacにのみ適用できます。macOS 11 Big Sur以降では、システムボリュームが署名され封印されているため、変更できません。
管理者権限をお持ちの場合は、以下の手順でmacOS 10.15以前のMacのUSBポートを無効化できます。
ステップ1:MacのSystem Integrity Protection(SIP)を無効にします。
ステップ2:Macのデスクトップで、上部メニューバーの「移動」>「フォルダへ移動」をクリックします。

ステップ3:「/System/Library/Extensions」というパスを入力してReturnキーを押します。

ステップ4:Extensionsフォルダ内にある「IOUSBMassStorageClass.kext」と「IOFireWireSerialBusProtocolTransport.kext」という2つの.kextファイルを探します。

ステップ5:別の場所に「disabled Extensions」という名前のフォルダを作成します。
ステップ6:USB大容量ストレージデバイスのポートだけを無効化したい場合は、「IOUSBMassStorageClass.kext」ファイルのみを新しいフォルダに移動します。この場合、USBポート経由で接続される他のデバイスには影響しません。すべての外部USB周辺機器をブロックしたい場合は、両方のkextファイルを移動します。
ステップ7:Macを再起動すると変更が反映され、USBポートが無効化されます。
再度USBポートを有効にしたい場合は、kextファイルをExtensionsフォルダに戻してMacを再起動するだけでOKです。
- メリット:
- 完全無料の方法
- すべてのUSBポートを一度に無効化できる
- デメリット:
- 初心者には技術的に難しい
- 頻繁に有効・無効を切り替えるのが困難
- 特定のUSBポートだけを無効化できない
- 新しいmacOSバージョンでは使えない
方法4:「USB制限モード」ですべてのUSBポートを制限する(Apple Silicon搭載のMacBook Air/Pro、macOS 13以降)
macOSの「アクセサリのセキュリティ(制限モード)」は、有線アクセサリによる攻撃からMacを守るために設計されています。macOS 13 Ventura以降では、この追加の保護レイヤーがデフォルトで有効になっており、Macがロック状態のときに新しいアクセサリを接続すると、ユーザーに許可を求めます。
設定を変更すれば、ロック中のMacが外部USBデバイスの接続ごとに認証を要求するようにできます。許可が与えられた場合のみ、USBデバイスとMac間のデータ転送などが行われます。
USB制限モードを設定してUSBポートを無効化する手順
ステップ1:Appleメニューから「システム設定」を開きます。
ステップ2:サイドバーで「プライバシーとセキュリティ」を選択します。
ステップ3:下にスクロールして「アクセサリの接続を許可」を見つけ、「毎回確認する」を選択します。

ステップ4:管理者パスワードを入力して変更を確定します。
ステップ5:サイドバーで「ユーザとグループ」を選択します。
ステップ6:管理者以外のユーザーがこのMacにログインできないようになっているか確認します。ゲストアカウントがある場合は、情報アイコンをクリックし、「ゲストにこのコンピュータへのログインを許可」をオフにして無効化しましょう。

注意点:
1. 電源アダプタ、Thunderbolt非対応ディスプレイ、承認済みハブ、ペアリング済みスマートカード、セットアップアシスタント起動中またはrecoveryOSから起動したMacには、この制限は適用されません。
2. SDXCカードを制限対象にするには、macOS 13.3以降へのアップグレードが必要です。
3. 承認済みアクセサリは、Macが最後にロックされてから最大3日間、ロック中のMacに接続できます。不要になったUSBデバイスは安全に取り外しましょう。
これで設定完了です。ThunderboltやUSBアクセサリをMacに接続すると、そのデバイスを信頼して接続を許可するかどうかをコンピュータが尋ねてきます。不在時に誰かが見知らぬ外部デバイスをMacに接続しようとした場合にも特に役立ちます。さらなるセキュリティのため、離席時には必ずMacをロックすることを忘れないでください。
- メリット:
- 完全無料のUSBブロック方法
- 設定がとても簡単
- デメリット:
- Macのロック解除中は保護できない
- 特定のUSBポートだけをブロックできない
- 対応しているMacモデルが非常に限られる
- USB接続のすべてのデバイスに適用されない
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Macに標準搭載されている無料ユーティリティを使って、ウイルスやマルウェアを除去する方法をガイドします。また、MacBook AirやMacBook Proがウイルス攻撃を受けているかどうかを確認する方法も紹介しています。
まとめ
以上、MacでUSBポートをブロックする方法を4つご紹介しました。それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分のニーズ、スキル、予算に最適な方法を選びましょう。中でもiBoysoft DiskGeekerのUSB Defenderは、MacのUSBポート管理において最も便利でシンプルかつ柔軟性の高い選択肢です。今すぐ無料でお試しください。
よくある質問(FAQ)
Q: Macで接続中のUSBデバイスの一覧を確認するには?
A: 以下の手順で簡単に確認できます。
1. Appleメニュー > 「このMacについて」> 「詳しい情報」をクリック
2. 下にスクロールして「システムレポート」をクリック
3. ハードウェア項目の下にある「USB」を選択
4. 容量、製品ID、ベンダーID、シリアル番号などの詳細とともに表示されるUSBデバイスの一覧を確認できます。
Q: AppleはUSBポートを廃止したのですか?
A: AppleはUSBポートを廃止したわけではありません。従来のUSBポート(Type-A、Type-B、Micro、Mini)から、1つのポートで複数の機能を実現できるThunderbolt/USB-Cポートへ移行しました。これはワイヤレス接続の重視と、より薄いデザインを実現するためです。
Q: パソコンのUSBポートが永久にブロックされているのはなぜですか?
A: 企業環境においてMDM管理者によって、データ漏洩やマルウェア拡散を防止する目的で恒久的にブロックされている可能性があります。
Q: USBのロックとUSBポートのロックの違いは何ですか?
A: USBのロックとは、USBドライブ自体に保存されたデータを保護することを指します。デバイスパスワードの設定や、パスワード付き暗号化USBドライブの使用などで実現できます。一方、USBポートのロックとは、USBデバイスをコンピュータやデバイスの該当ポートに物理的に接続できないように制限することです。
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