MacBook Pro/AirでmacOS Sequoia 15.4へのアップデートが失敗する原因と解決策
2025年4月6日、AppleはmacOS Sequoia(macOS 15.4)を正式リリースしました。しかし、いざmacOS 15.3以前からアップデートしようとしたところ、MacBook ProやMacBook AirにmacOS Sequoia 15.4がインストールできない、あるいは外付けドライブにmacOSのアップデートをインストールできないといったトラブルに見舞われた方も多いのではないでしょうか。
よく報告されている症状には、以下のようなものがあります。
- ソフトウェア・アップデートでmacOS 15.4のダウンロードやインストールが途中で失敗する
- インストーラがエラーを表示して先に進まない
- アップデート中にMacがフリーズする、または再起動を繰り返す
多くの方はすでにインターネット接続の確認やMacの再起動を試みていると思いますが、それでも解決しないケースがほとんどです。調査の結果、macOS 15.4自体に問題はなく、インストールさえ完了すれば安定して動作することがわかっています。
問題の核心は、M1・M2・M3・M4チップ搭載Macにおけるインストールプロセスにあります。AppleのサーバーがApple Silicon Mac向けのmacOS 15.4インストールに必要な復号キーを提供していないため、インストールが失敗してしまうのです。
この「M1/M2/M3/M4搭載MacBook ProがmacOS 15.4 Sequoiaにアップデートできない」問題を解決するには、ターミナルを使ったアップデートや、最新のmacOS 15.5へのアップグレードなど、本記事で紹介する対処法を順番に試してみてください。
注意: アップデート作業中にMacが起動しなくなったり、カーネルパニックが発生したり、起動ループに陥ったりする可能性もあります。その場合は、データを永久に失わないよう、まずファイルの救出を最優先に行いましょう。
起動できないMacからファイルを復旧するには、データ復旧ツールの利用が唯一の選択肢です。「iBoysoft Mac Recovery Mode」なら、数回のクリックだけで起動不能なMacからデータを取り出せます。大切なファイルを守るためにも、早めの対応をおすすめします。
対処法1:ターミナルを使ってmacOS 15.4にアップデートする
調査によると、ソフトウェア・アップデートからダウンロードされるmacOS 15.4のインストーラには何らかのエラーが含まれており、これがM1搭載MacBook ProでSequoia 15.4へのアップグレードが失敗する主な原因です。
この問題を回避するには、ターミナルでコマンドを実行し、Appleのサーバーから直接macOS 15.4のアップデートを取得してインストールします。
- Launchpadの「その他」から「ターミナル」を開きます。
- 以下のコマンドを入力して実行します。
softwareupdate --fetch-full-installer --full-installer-version 15.4 - ターミナルが15.4のインストーラを検索してインストールするのを待ちます。

ターミナルでのインストールが失敗し、エラーが表示された場合は、次の対処法を試してください。うまくいった方は、同じ悩みを抱える他のユーザーにもこの方法をシェアしてみましょう。
対処法2:App StoreからmacOS 15.4をダウンロードして手動でアップデートする
もう一つの有効な手段が、App StoreからmacOS 15.4のインストーラを直接ダウンロードし、手動でアップデートを実行する方法です。この方法は、MacBook ProでmacOS Sequoia 15.4をインストールできなかった多くのユーザーによって効果が確認されています。
対処法3:セーフモードでアップデートを試す
サードパーティ製ソフトウェアの干渉が原因で、macOS 15.4のインストールに失敗することもあります。セーフモードは、必要最低限のシステム拡張機能のみでMacを起動する内蔵モードです。セーフモードで起動すれば、他のソフトウェアの干渉を防ぎながらアップデートを行えます。
M1以降のMacをセーフモードで起動する手順は以下の通りです。
- Macの電源を切ります。
- 電源ボタン(Touch ID)を、起動オプションが表示されるまで長押しします。
- 起動ディスクを選択し、Shiftキーを押しながら「セーフモードで続ける」をクリックします。
- ログインパスワードを入力します。メニューバーに「セーフブート」と表示されれば成功です。
セーフモードに入ったら、macOS 15.4へのアップデートが完了できるか確認してみてください。
対処法4:macOS復元モードから再インストールする
macOS復元モード(Recovery Mode)は、システムに問題が発生した際にトラブルシューティングや修復、OSの再インストールを行える特別なモードです。
ソフトウェア・アップデートやApp StoreからのmacOS 15.4インストールに失敗した場合は、復元モードからの再インストールも有効です。
- Macをシャットダウンします。
- 電源ボタンを、起動オプションが表示されるまで長押しします。
- 「オプション」を選択して「続ける」をクリックします。
- 求められた場合は対象の起動ボリュームを選択し、「次へ」をクリックします。
- 管理者パスワードを入力して「続ける」をクリックすると、macOS復元モードに入ります。
- 「macOS Sequoiaを再インストール」を選択し、画面の指示に従ってインストールを完了させます。
対処法5:Macの空き容量を十分に確保する
すでに空き容量を確認済みの場合は、この項目はスキップしてください。まだ確認していない場合は、「このMacについて」>「詳しい情報」を開き、下にスクロールしてストレージの項目をチェックしましょう。

空き容量不足は、macOSのアップデート失敗の最も一般的な原因です。不要ファイルを削除してMacを整理しましょう。ただし、手動でのクリーンアップは時間がかかるうえ、必要なファイルを誤って削除してしまうリスクもあります。
そこでおすすめなのが、専門のクリーニングツールです。「iBoysoft DiskGeeker」は、アプリのキャッシュ、ユーザーキャッシュ、ユーザーログ、不要なダウンロードファイルなど、Mac上のさまざまなジャンクファイルをスキャンできる多機能ユーティリティです。簡単な操作でMacをディープクリーンできます。
クリーンアップ後、改めてmacOS 15.4へのアップデートを試してみてください。空き容量の確保で問題が解決した場合は、同じトラブルで困っている方にもぜひ教えてあげましょう。
対処法6:次のマイナーアップデートを待つ
前述の通り、Apple Silicon搭載MacにおけるmacOS 15.4のアップデートプロセスには修正が必要な不具合があることが判明しています。Apple側も対応を進めているはずです。現在はmacOS 15.4.1がリリースされていますので、まずはMacをこの最新のマイナーアップデートに更新してみましょう。それでも問題が解決しない場合は、Appleにフィードバックを報告し、次のマイナーアップデートを待つのが賢明です。

この記事が「M1 MacBook ProがmacOS 15.4にアップデートできない」問題の解決に役立った場合は、同じ悩みを抱える方にもぜひシェアしてください。
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