macOSで削除できないAirDropの失敗ファイルを消す対処法
AirDropは、iPhoneからMacへ、あるいはMac同士の間でファイルを素早く転送できる最も手軽な方法です。しかし、いざ使ってみると、ダウンロードフォルダ内に0KB表示やグレーアウトされた失敗アイテムが残り、削除しようとしても消せない——そんな経験はありませんか?
実際、reddit.comでも以下のような相談事例が見られました。
「iPhoneからMacへ80本の動画をAirDropしましたが、失敗していました。ダウンロードフォルダで失敗アイテムを削除しようとすると、『移動中の項目の一部は、ほかのアプリケーションで使用中です。項目を移動すると、そのアプリケーションで問題が発生する可能性があります。本当に移動しますか?』というメッセージが表示されます。動画を再送信すると成功したのですが、この失敗アイテムはどうやって削除すればいいのでしょうか?」
本記事では、調査と検証をもとに、失敗したAirDropファイルが削除できない原因と、その具体的な解決策をわかりやすく解説します。
原因と対策の一覧表
| 原因 | 対策 |
|---|---|
| グレーアウトされたアイテムがまだAirDropの転送中である | 転送が完了するまで待つ |
| AirDropがフリーズし、応答しなくなっている | 両方のデバイスでAirDropをオフにする |
| Macの空き容量不足によりAirDropが停止している | Macのストレージ空き容量を増やす |
| 他のアプリが失敗したAirDropファイルを使用している | 該当しそうなアプリを終了する |
| システムのバグにより削除操作が妨げられている | macOSをアップデートする |
失敗したAirDropアイテムが削除できない理由
失敗したAirDropアイテムを削除しようとすると、「移動中の項目の一部は、ほかのアプリケーションで使用中です。項目を移動すると、そのアプリケーションで問題が発生する可能性があります。本当に移動しますか?」というエラーが表示されることがあります。主な原因は以下の通りです。
- アイテムは失敗したのではなく、まだ転送中である:AirDropで大量のファイルやサイズの大きいデータを転送する場合、通常かなり時間がかかります。Wi-FiやBluetoothの接続が不安定だとさらに時間を要し、デバイス間の距離が離れると転送が途中で止まることもあります。その結果、0KB表示やグレーアウトされたアイテムが残り、削除できなくなります。
- Macの空き容量が不足している:転送しようとしたファイルの合計サイズがMacの空き容量を超えると、転送中のファイルの一部が途中で止まってしまいます。つまり、これらのファイルはAirDropによって引き続き使用中の状態となり、削除できません。
- 他のアプリがAirDropファイルを使用している:自分で開いたプログラムや、バックグラウンドで動作しているアプリが、これらのAirDropファイルにアクセスしている場合があります。
- システムまたはソフトウェアのエラー:転送が完了していても、macOSやAirDrop自体の不具合により、システムが転送を「進行中」と誤認識しているケースもあります。
削除できないAirDrop失敗アイテムを削除する方法
すでにAirDropをやり直して成功しており、以前の失敗アイテムだけを消したい方もいれば、今まさに削除の問題で困っている方もいるでしょう。どちらの場合でも、本来の目的は「失敗ファイルの削除」と「目的のファイルの正常な受信」のはずです。
ここでは、削除できない失敗AirDropアイテムを取り除く方法、あるいはアイテムを正常な状態に戻す方法を順番に紹介します。なお、エラーメッセージで「続ける」をクリックするのは避けてください。AirDropや他のアプリが正常に動作しなくなる恐れがあります。
1. 転送が完了するまで待つ
通常、正常に受信できたAirDropファイルは、ダウンロードフォルダ内でアクセス可能な状態になり、正しいファイルサイズが表示されます。
0KB表示やグレーアウトされたファイルを見つけたら、すぐに削除しようとせず、まずは少し待ってみましょう。まだ転送中である可能性があります。時間が経ってから再度確認し、アイテムがアクセス可能な状態になっているかチェックしてください。
2. 両方のデバイスでAirDropを無効にする
すべての失敗アイテムがグレーアウトされたまま削除できない場合は、AirDropの転送プロセスがフリーズしている可能性が高いです。両方のデバイスでAirDropをオフにすることで、プロセスを強制終了できます。そうすると、AirDropがこれらのファイルを占有しなくなるため、Macから簡単に削除できるようになります。
3. Macの空き容量を確保する
Macに十分な空き容量がないと、大きなファイルの転送が途中で一時停止し、フリーズすることがあります。AirDropは未完了のファイルの転送を試み続けるため、削除もできなくなります。
空き容量を増やせばファイルを正常に受信できますが、ファイルはあらゆる場所に散らばっており、ジャンクファイルを見分けるのも簡単ではないため、短時間でMacを大掃除するのは容易ではありません。
そんなときは、ディスク管理ツール「iBoysoft DiskGeeker」の活用がおすすめです。Macクリーニング機能を搭載しており、アプリのキャッシュファイル、不要なアプリ、ユーザーキャッシュなどを、数回のクリックでまとめて削除できます。
4. 失敗ファイルを使用している疑いのあるアプリを終了する
Find Any Fileなどのツールで問題のファイルを検索したり、他の作業を行ったりしていた場合、それらのアプリを終了し忘れると、失敗したAirDropファイルへのアクセスが続き、削除の妨げになります。
特別なソフトを開いていないのにエラーが表示される場合は、Macを再起動してシステムを初期状態にリフレッシュしましょう。その後、改めて失敗したAirDropファイルの削除を試みてください。
5. macOSをアップデートする
上記の方法をすべて試しても失敗アイテムを削除できず、何度やり直してもAirDropでファイルを受信できない場合は、システムエラーがAirDropの動作を妨げている可能性があります。
利用可能なアップデートがあればmacOSを最新版に更新し、その後もう一度AirDropでファイルを転送してみてください。
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