【保存版】「macOSのインストールを完了できませんでした」エラーの原因と直し方
MacでmacOSやOS Xのアップデート・インストールを行う際、「macOSのインストールを完了できませんでした」というエラーメッセージが表示されることがあります。長期間使わずに保管していたMacを久しぶりに起動したときに、このエラーに遭遇するケースも珍しくありません。
この問題は純正のMacはもちろん、Hackintosh(自作Mac)でも発生する可能性があり、アップデートの適用やOSの再インストールが妨げられます。実際にあった例を紹介します。
2018年モデルの古いMacBook Proを、macOS 10.13.6 High SierraからMojaveへアップデートしようとしたところ、再起動後に「macOSのインストールを完了できませんでした」と表示されました。「再起動してmacOSをインストール」をクリックしても結果は変わらず、何度試しても同じエラーで止まってしまう状況でした。
同じようにエラーで立ち往生している方は、本ガイドで紹介する解決策を順番に試してみてください。
「macOSのインストールを完了できませんでした」エラーが起こる主な原因
このエラーが発生する代表的な原因は以下の通りです。
- 内蔵ハードディスクの空き容量が不足している
- ダウンロードしたmacOSインストーラが破損している
- インストール処理が途中で中断され、正常に完了しなかった
- 内蔵ハードディスク自体に不具合がある
- バッテリー残量が少ないままアップデートを実行している
MacBook Air / MacBook Proといったノート型からデスクトップ型のMacまで、これらの要因は共通してエラーの引き金となります。
「macOSのインストールを完了できませんでした」エラーの対処法
以下の方法は、macOS Sierra、High Sierra、Mojaveをはじめとする各バージョンのOS X / macOSで有効です。上から順番に試していきましょう。
方法1:Macの空き容量を確保する
ストレージの空き不足は、このエラーが発生する最も典型的な原因です。Macがまだ通常どおり起動できるのであれば、再インストールを試みる前に、まずMacをクリーンアップすることを強くおすすめします。
ヒント:もしMacが起動しなくなっている場合は、先にリカバリーモードでデータ復元を行い、大切なファイルを救出してから次の対処に進んでください。
ディスククリーナー(iBoysoft DiskGeekerなど)を使えば、内蔵ドライブを自動解析し、不要なファイルやジャンクファイルを簡単に取り除けます。
「Space Analyze(スペース解析)」機能は、Mac上のすべてのファイルを検出して容量の大きいファイルを可視化し、不要なものを完全に削除できるようにします。さらに「Clean Junk(ジャンク除去)」機能は、ログ、キャッシュ、環境設定ファイル、ゴミ箱の中身、メールデータなどを一括で見つけ出し、削除候補としてリストアップします。
具体的な手順は以下の通りです。
- iBoysoft DiskGeekerをダウンロードしてインストールします。
- 「Macintosh HD - Data」ボリュームを選択し、「Space Analyze」をクリックします。
- ストレージの使用状況を確認し、不要なファイルを中央のごみ箱アイコンへドラッグ&ドロップします。
- 「Delete」をクリックしてファイルを削除します。
- 不要ファイルの整理後、内蔵パーティションをもう一度選択して「Clean Junk」をクリックします。
- 削除したいファイルを選択し、「Clean」をクリックします。




徹底的なクリーンアップが終わったら、改めてmacOSのインストールを試してみてください。
方法2:セーフモードでmacOSをアップデートする
通常モードでインストールが完了しない場合は、セーフモードの利用が有効です。セーフモードはトラブルシューティング用の起動モードで、サードパーティ製ソフトウェアを読み込まないほか、キャッシュのクリアやディスクの簡易修復も自動的に行ってくれます。
■ Intel搭載Macの場合:
- Macの電源を切り、数秒間待ちます。
- Shiftキーを押し続けながら電源ボタンを押します。
- ログイン画面が表示されたらShiftキーを離します。
- 通常どおりMacにログインします。
■ Apple Silicon(Mシリーズ)搭載Macの場合:
- Macをシャットダウンし、10秒ほど待ちます。
- 起動オプション画面が現れるまで、電源ボタンを押し続けます。
- 起動ディスクを選択し、Shiftキーを押しながら「続ける」をクリックします。
- Macにログインします。
セーフモードで起動すると、画面の右上に「セーフブート」という文字が表示されます。その状態でシステム設定(またはソフトウェア・アップデート)を開き、macOSのアップデートを実行しましょう。

方法3:HackintoshならSMBIOSを「iMac18,3」へ変更する
Hackintosh環境でこのエラーが出る場合は、configのSMBIOSを「iMac18,3」に変更して保存し、Macを再起動してからインストールをやり直すことで改善することがあります。SMBIOSの編集手順については、検索エンジンで「Hackintosh SMBIOS 変更方法」などと入力すれば、解説動画やチュートリアル記事が多数見つかります。
方法4:Time Machineから復元してからアップデートし直す
事前にTime MachineでMacをバックアップしていた場合は、そのバックアップから復元することで、エラー発生前の安定した状態に戻せます。
手順は、MacをmacOS復元(macOS Recovery)モードで起動し、「Time Machineバックアップから復元」を選択、あとは画面の指示に従って復元したいバックアップを選ぶだけです。

無事に安定版へ戻せたら、そこから改めてmacOSのアップデートを実行しましょう。
方法5:macOSを再インストールする
上記のすべてを試してもエラーが解消しない場合は、macOSを再インストールして、中核となるシステムファイルをまっさらなコピーと入れ替えるのが効果的です。
まずはデータを消去せずにmacOSを再インストールする方法から試してください。この方法なら写真や書類などの個人ファイルはそのまま保持されます。
それでも改善しない場合は、Time Machineなどで必ずMac全体をバックアップしたうえで、起動ディスクをフォーマットし、macOSをクリーンインストールしてください。
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