Windows PCのVMwareにmacOSをインストールする方法:完全ステップバイステップガイド
macOSはMacコンピューター専用のオペレーティングシステムですが、VMwareのような仮想マシンを使えば、Windows PC上でも実行できます。ホストOSと並行してmacOSを起動できるため、再起動の手間もかかりません。Macを持たずにmacOSを試してみたい方や、macOSアプリの開発を行いたい方にとって理想的な環境です。
ただし、どんなPCでもmacOSが動くわけではありません。macOS用の十分なメモリやストレージがなければ、仮想マシンは正常に動作しない可能性があります。そのため、少なくとも8GB以上のRAMと80GB以上の空きストレージを備えたPCの使用をおすすめします。
スペックに余裕のあるWindows PCをお持ちなら、以下の手順に従ってVMware Workstationに任意のmacOSをインストールできます。最新のmacOS Tahoeをインストールしたい場合は、「Windows PCのVMwareにmacOS Tahoeをインストールする方法」のガイドをご参照ください。
VMwareにmacOS(OS X)をインストールする手順
- ステップ0:Windows PCの空き容量を確保する
- ステップ1:macOSのISOファイルをダウンロードする
- ステップ2:VMware Workstation Proをダウンロードする
- ステップ3:VMware Unblockerをダウンロードする
- ステップ4:macOS仮想マシンを作成する
- ステップ5:macOS仮想マシンの仮想ディスクをフォーマットする
- ステップ6:VMwareにmacOSをインストールする
- ステップ7:VMware Toolsをインストールする
ステップ0:Windows PCの空き容量を確保する
macOS仮想マシンを作成する前に、iBoysoft DiskGeeker for Windowsなどのツールを使ってWindows PCをクリーンアップしておきましょう。ストレージ不足によるインストール途中の失敗を防げるだけでなく、PC全体のパフォーマンス向上も期待できます。
このディスククリーナーは、PC内または指定したフォルダー内のすべてのファイルやフォルダーを素早くスキャンし、サイズ順に一覧表示してくれます。容量の大きいファイルを効率的に特定して削除できるのが魅力です。

ステップ1:macOSのISOファイルをダウンロードする
macOS仮想マシンを作成する前に、まず準備すべきなのはインストールしたいmacOSバージョンのISOファイルです。ISOファイルとは、macOSのインストールに必要なファイル一式を含んだディスクイメージのことです。
互換性のあるMacでフルインストーラーからISOファイルを自作するか、以下のリソースから目的のmacOS ISOファイルをダウンロードしてください。
- macOS Tahoe ISO
- macOS Sequoia ISO
- macOS Sonoma ISO
- macOS Ventura ISO
- macOS Monterey ISO
- macOS Big Sur ISO
- macOS Catalina ISO
- macOS Mojave ISO
- macOS High Sierra ISO
- macOS Sierra ISO
- OS X El Capitan ISO
- OS X Yosemite ISO
ステップ2:VMware Workstation Proをダウンロードする
次に、Windows向けのVMware Workstationをダウンロードしてインストールします。VMware Workstationには「Workstation Player」と「Workstation Pro」の2つのエディションがあります。
以前は個人利用で無料だったのはWorkstation Playerのみでした。しかし2024年5月13日以降、VMwareはフル機能を備えたWorkstation Proを非商用目的で無料化し、下位エディションであるWorkstation Playerの提供を終了すると発表しました。そのため、現在はWorkstation Proを選ぶのがおすすめです。
VMware Workstation Pro ダウンロード
ステップ3:VMware Unblockerをダウンロードする
Windows PCでmacOSを動かすには、VMware Unblockerも必要です。これにより、Apple製以外のデバイスでmacOS仮想マシンの起動をブロックする制限を回避できます。

GitHubからVMware Unblockerをダウンロードし、PC上で解凍します。その後、「win-install.cmd」という名前のファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択してください。

コマンドプロンプトが開き、互換性パッチが自動的にインストールされます。インストールが完了したら、Enterキーを押してウィンドウを閉じましょう。
ステップ4:macOS仮想マシンを作成する
必要なツールがすべて揃ったら、以下の手順でmacOS仮想マシンを作成します。(時間を節約したい場合は、macOS VMDKファイルをダウンロードして利用する方法もあります)
ステップ5:macOS仮想マシンの仮想ディスクをフォーマットする
VMwareにmacOSをインストールする前に、互換性のあるフォーマットとパーティションマップで仮想ハードドライブを初期化しておく必要があります。以下の手順で行いましょう。
ステップ6:VMwareにmacOSをインストールする
ここまで準備が整ったら、いよいよmacOSをインストールして新機能を体験しましょう。手順は以下の通りです。
- 「macOSユーティリティ」画面で「macOSをインストール」を選択し、「続ける」をクリックします。

- 利用規約に同意します。
- インストール先として、作成した仮想マシンのディスクを選択します。
- 画面の指示に従って、macOSのインストールを完了させます。
ステップ7:VMware Toolsをインストールする
VMware上でmacOSを快適に使いこなすための最後のステップは、VMware Toolsのインストールです。VMware Toolsを導入すると、グラフィックス関連の問題が解消されるほか、フルスクリーン表示のサポートや、ホストOSとmacOS仮想マシン間の連携機能(マウス統合、コピー&ペースト、ドラッグ&ドロップ、時刻同期など)が利用できるようになります。
以上が、VMwareにmacOSをインストールするための全手順です。無事にmacOSやOS Xを起動できたら、ぜひこの記事をシェアしてください。
具体的な例としてmacOS High Sierraでの手順を詳しく確認したい方は、「macOS High SierraをVMwareにインストールする方法」の記事をご参照ください。
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