Macでファイルを移動する簡単な方法|コピーせずに複数のファイルを転送する6つのテクニック
Macを使っていると、ファイルやフォルダを別の場所へ移動させたい場面は必ず訪れます。Macに慣れていない方にとっては、最初は少し戸惑うかもしれませんが、ご安心ください。この記事では、Macでファイルを移動するさまざまな方法を初心者にもわかりやすく解説します。移動方法を使いこなせるようになれば、ファイルを効率的に整理でき、デジタルワークスペースが散らかるのを防ぐことができます。
「移動」と「コピー」の違いは?
ファイルの移動とコピーは、元のファイルに対する操作が異なります。移動は元のファイルを現在の場所から新しい場所へ転送する操作で、コピーは元のファイルをそのまま残しつつ、複製を別の場所に作成する操作です。
Macでのファイル管理では、多くの場合、コピーではなくフォルダ間でファイルを移動させることが中心になります。本記事も、その「移動」に焦点を当てて解説します。
コピーせずにMacでファイルを移動する方法一覧(早見表)
まず、Macであるフォルダから別のフォルダへファイルを移動する6つの方法をまとめました。自分のスタイルに合った方法を選んでみてください。
| 方法 | 有効性 | ポイント |
|---|---|---|
| 右クリックで移動 | 高 | 右クリックだけでフォルダ間を簡単に移動できる |
| ドラッグ&ドロップ | 高 | 直感的だが、意図しない場所へ移動してしまう可能性もある |
| ショートカットキー(Command+C → Option+Command+V) | 中 | 複数のキーを同時に押す必要がある |
| コンテキストメニューとOptionキー | 中 | 手順がやや多い |
| ターミナルでmvコマンドを実行 | 中 | コマンドに不慣れな人にはやや難しい |
| ファイルを別の場所に保存 | 低 | ファイルを1つずつ開く必要がある |
ドラッグ&ドロップでMacのファイルを簡単に移動する方法
ドラッグ&ドロップは、Finderでファイルを移動する定番の方法です。同じパーティション内(例:「ダウンロード」フォルダから「書類」フォルダ)でファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイルは移動されます。一方、パーティションやボリュームが異なる場所へドラッグ&ドロップした場合は、移動ではなくコピーされるので注意してください。
別のフォルダへファイルを移動するには、移動したいファイルを選択し、目的のフォルダへドラッグ&ドロップするだけです。
複数のファイルを選択する方法
Macで複数のファイルを一度に移動したい場合は、まずファイルをまとめて選択しましょう。主な選択方法は以下の通りです。
- 最初のファイルをクリックし、Shiftキーを押しながら最後のファイルをクリック(範囲選択)
- Commandキーを押しながら、ファイルを1つずつクリック(個別選択)
- 何もない空白部分をクリックしてドラッグ(範囲で囲んで選択)
- Command + A を押してすべて選択
キーボードショートカットでMacのファイルを移動する方法
ショートカットキーの組み合わせ(Command + C → Option + Command + V)でも、Macでファイルを移動できます。Windowsでは Control + X で切り取り、Control + V で貼り付けができますが、macOSでは Command + X / Command + V による切り取り・貼り付けはテキストのみに対応しています。
つまり、Macにはファイルの「切り取り」機能はありません。しかし、「コピー」と「移動」を組み合わせれば、同じ結果を得られます。手順は以下の通りです。
- 移動したいファイルを選択します。
- Command + C を押してファイルをコピーします。
- 移動先のフォルダを開きます。
- Option + Command + V を押すと、ファイルが新しい場所へ移動され、元の場所からは削除されます。
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コンテキストメニューとOptionキーでフォルダ間を移動する方法
キーボードショートカットを使いたくない場合は、右クリックのコンテキストメニューとOptionキーを組み合わせてもファイルを移動できます。
- 移動したいファイルを右クリック(Controlキーを押しながらクリック)し、「コピー」を選択します。
- 移動先のフォルダを開きます。
- メニューバーの「編集」メニューをOptionキーを押しながら開くと、「項目をペースト」が「ここに項目を移動」に変化します。それを選択してください。
Macのターミナルでコピーせずにファイルを移動する方法
Finderでの操作は直感的ですが、ターミナルで mv コマンドを実行すれば、複数のファイルをより素早く移動したり、移動と同時にファイル名を変更したりすることも可能です。
ターミナルでファイルを別のフォルダへ移動する手順
- Command + Space を押してSpotlightを起動し、「ターミナル」と入力してアプリを開きます。
- 次のコマンドを入力してEnterキーを押すと、ファイルを移動できます。
mv ファイルパス 移動先フォルダパス
例えば、デスクトップ上のファイルを「書類」フォルダへ移動する場合は、「mv」と入力して半角スペースを空け、対象ファイルをターミナルウィンドウへドラッグ&ドロップしてパスを取得します。続けて移動先フォルダをドラッグ&ドロップし、Enterキーを押しましょう。 - 移動と同時にファイル名を変更したい場合は、代わりに次のコマンドを実行します。
mv ファイルパス 新しいファイルパス
例えば、「fusion drive」という名前のファイルを「Fusion Drive on Mac」という名前に変更しながら移動するには、「mv」と入力してスペースを空け、ファイルをターミナルへドラッグ&ドロップします。さらに移動先フォルダをドラッグ&ドロップし、最後に新しいファイル名を入力してEnterキーを押します。 - 移動先フォルダでファイルが正しく移動されているか確認します。
「保存」でMacのファイルを別のフォルダへ移動する方法
扱うファイルの数が少なければ、各ファイルを開いて目的の場所に保存し直すことでも移動できます。あまり理想的な方法ではありませんが、他の方法がうまくいかないときの代替手段として役立ちます。
- 移動したいファイルを開きます。
- 画面上部の「ファイル」メニューをクリックします。
- 「別名で保存」または「移動」を選択します。
- ファイルの移動先となる場所を選びます。
注意:外付けストレージへのファイル移動は、内蔵ハードドライブ上での移動とほぼ同じですが、1つだけ違いがあります。ドラッグ&ドロップで外付けハードドライブやUSBメモリへファイルを移動する場合は、ドロップする瞬間にCommandキーを押し続ける必要があります。外付けドライブにファイルを移動できない場合の対処法については、「Macから外付けハードドライブへファイルを移動・転送するには?」の記事も参考にしてください。
これらの方法をシェアして、Macでファイルをコピーせずに移動したい人の助けになりましょう。
Macでファイルを移動する方法に関するよくある質問(FAQ)
Q1. Macでフォルダ内にファイルを移動できないのはなぜですか?
A. アクセス権限の問題、デスクトップでの「スタック」機能の使用、ユーザーアカウントの不具合、あるいは使用している移動方法自体が機能していないことが原因として考えられます。
Q2. ゴミ箱からファイルを移動(復元)するにはどうすればいいですか?
A. 以下の手順で復元できます。
- 復元したいファイルを選択します。
- 右クリックして「戻す」を選択します。
- 元の場所でファイルが復元されているか確認します。
Q3. 複数のファイルをまとめてゴミ箱に移動するには?
A. 空白部分をクリックしてドラッグでファイルを選択し、それらをデスクトップのゴミ箱アイコンへドラッグ&ドロップします。
Q4. Macで別のユーザー間にファイルを移動するには?
A. 相手のユーザーのDropBox(共有ボックス)フォルダ、または「共有」フォルダや「公開」フォルダにファイルを置くことで、ユーザー間でファイルを受け渡せます。
Q5. Macのデスクトップ上のフォルダを左側へ移動するには?
A. 以下の手順で移動できます。
- 移動したいフォルダをクリックして選択します。
- マウスの左ボタン、またはトラックパッドのボタンを押し続けます。
- ボタンを押したまま、フォルダをデスクトップ左側の希望する位置までドラッグします。
- ボタンを離すと、フォルダが新しい位置に配置されます。
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