macOS 15 Sequoiaの起動可能なUSBインストーラーを作成する方法を徹底解説
最新OS「macOS 15 Sequoia(セコイア)」は、2024年9月16日に一般公開されました。お使いのMacがシステム要件を満たしている場合は、事前に起動可能なUSBインストーラーを作成しておくことを強くおすすめします。作成しておけば、クリーンインストールやトラブル時の復旧など、さまざまな場面で役立ちます。
この記事では、Sequoiaの起動可能なUSBメモリを作成する2つの方法と、USBから実際にインストールする手順をわかりやすく解説します。
2つの作成方法の比較
| 方法 | 効率 | 難易度 |
|---|---|---|
| 専用ツールでインストールディスクを作成 | 高い:高速・安全にMacを起動可能なディスクを作成できる | 低い:画面の案内に沿って進めるだけで完結 |
| ターミナルで手動作成 | 低い:時間がかかり、ターミナルの知識が必要。作成や起動に失敗する可能性もある | 高い:ドライブのフォーマットからすべて自分で行う必要がある |
方法1:専用ツールでmacOS Sequoiaの起動ディスクを作成する 🌟
手動でmacOS Sequoiaの起動可能なUSBインストーラーを作成する際には、次の3つの問題に直面しがちです。1つ目は、ドライブのフォーマットやターミナルでのコマンド実行といった複雑な作業があること。2つ目は、途中で作業が止まり、最終的に起動ディスクの作成に失敗すること。3つ目は、作成した起動用USBがMacを正常に起動できないことです。
そこでおすすめなのが、iBoysoft DiskGeekerのようなガイド付きツールを使用する方法です。成功率が大幅に上がるうえ、時間の節約にもなります。さらに、macOS Sequoiaのインストーラーを高速ダウンロードできるため、待ち時間の無駄もありません。
ヒント:このブータブルドライブ作成ツールにはmacOSのDMGファイルライブラリが内蔵されており、macOS High Sierra以降のバージョンに対応した起動ディスクを作成できます。Sierra以前のバージョン用の起動USBを作りたい場合は、該当するDMGファイルを自分でアップロードする必要があります。
macOS Sequoiaの起動可能なUSBインストーラーの作成手順
ステップ0:20GB以上の空き容量があるUSBメモリまたは外部ストレージを用意します。処理中にすべてのデータが消去されるため、必要なデータは事前にバックアップしておきましょう。
ステップ1:iBoysoft DiskGeekerをダウンロードしてインストールします。
ステップ2:インストールディスク作成機能を開き、左側のリストから外部ドライブを選択して、「Create boot disk(起動ディスクを作成)」をクリックします。

ステップ3:外部ディスクがフォーマットされる旨の警告が表示されたら、「Continue(続ける)」をクリックします。
ステップ4:利用可能なmacOSインストーラーの一覧から「macOS 15 Sequoia」を選択し、「Create boot disk」をクリックします。

ステップ5:ドライブが消去されるという注意画面が表示されたら「OK」をクリックします。

ステップ6:アプリがmacOS SequoiaのDMGファイルのダウンロードを開始します。ダウンロードが完了し、ドライブの消去を確認すると、自動的にmacOS Sequoiaの起動可能なUSBが作成されます。

これでmacOS Sequoiaの起動用USBドライブが完成しました。あとはこの外部ドライブからMacを起動し、目的の作業を行うことができます。
方法2:ターミナルで手動で起動可能なUSBインストーラーを作成する
時間をかけてでも手動でmacOS Sequoiaの起動用USBドライブを作成したい方は、以下の手順に従ってください。
全体の流れは次のとおりです。
- ステップ0:作成前の準備
- ステップ1:macOS Sequoiaフルインストーラーのダウンロード
- ステップ2:外部ハードドライブのフォーマット
- ステップ3:macOS Sequoiaの起動可能なUSBインストーラーの作成
- ステップ4:USBからmacOS Sequoiaをインストール(任意)
ステップ0:作成前の準備
- 20GB以上の容量があるUSBフラッシュドライブまたは外付けハードドライブ
- 安定したインターネット接続環境
- スムーズなダウンロードとインストールのためのMac内の空き容量確保
起動可能なUSBを作成する前に、インストーラーのダウンロードとインストールのためのスペースを確保するため、Mac上の不要なファイルを削除しておくことをおすすめします。容量不足によるダウンロードやインストールの失敗を防げます。
不要なファイルを手動で探して完全に削除してもよいですが、時間を節約したい場合はiBoysoft DiskGeekerを使ってMacのディスク容量を分析しましょう。ファイルをサイズの大きい順に一覧表示できるため、不要なファイルを素早く特定して削除できます。

ステップ1:起動用USBのためのmacOS Sequoiaをダウンロードする
Sequoiaの起動可能なUSBを作成するには、まずフルインストーラーをダウンロードし、ディスクイメージ(.dmg)やパッケージ(.pkg)ではなく、インストーラーアプリとして「アプリケーション」フォルダに保存されていることを確認する必要があります。フルインストーラーをダウンロードするには、以下のコマンドを使用します。
まず、お使いのMacに対応するすべてのmacOSインストーラーを一覧表示します。ターミナルで以下を実行してください。
softwareupdate --list-full-installers

表示された一覧からmacOS Sequoiaのバージョン番号(例:15.0)を控えます。次に、下記コマンドの「version_number」の部分をその番号に置き換えて実行すると、Sequoiaのダウンロードが始まります。
softwareupdate --fetch-full-installer --full-installer-version version_number
例:softwareupdate --fetch-full-installer --full-installer-version 15.0

ダウンロードが完了すると、「アプリケーション」フォルダ内に「Install macOS Sequoia」という名前のインストーラーが表示されます。

ステップ2:macOS Sequoia用に外部ドライブをフォーマットする
このステップは必須ではありませんが、後のエラーを防ぐために実行しておくことをおすすめします。外部ドライブをフォーマットすると、ドライブ上のすべてのデータが消去され、新しいクリーンなファイルシステムが割り当てられます。重要なファイルが保存されている場合は、必ず事前にバックアップを取ってください。
以下の手順でドライブを準備します。
- 外部ドライブをMacに接続します。
- 「ディスクユーティリティ」を起動します。
- メニューバーの「表示」>「すべてのデバイスを表示」を選択します。
- 外部ドライブの最上位階層を選択し、「消去」をクリックします。
- ボリューム名を「MyVolume」に設定します。

- フォーマット形式として「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択します。
- 方式は「GUIDパーティションマップ」のままにします。
- 「消去」をクリックします。
ステップ3:macOS Sequoiaの起動可能なUSBインストーラーを作成する
外部ドライブの消去が完了したら、以下の手順で起動可能なSequoia USBインストーラーを作成します。
- 「ターミナル」を開きます。
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
sudo /Applications/Install\ macOS\ Sequoia.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume
- 求められたら管理者のログインパスワードを入力してEnterキーを押します。
- ボリュームを消去するかどうか確認されたら「Y」を入力してEnterキーを押します。
- ターミナルがリムーバブルボリューム上のファイルへのアクセスを求める警告が表示されたら「OK」をクリックします。
- ターミナルに「Install media now available at "/Volumes/Install macOS Sequoia"」と表示されたら、ターミナルを閉じてドライブを取り出せます。
もしmacOS Sequoiaの起動用USBドライブを作成できない場合や、「The bless of the installer disk failed」というエラーが表示される場合は、方法1で紹介した専用ツールの利用をご検討ください。
ステップ4:USBからmacOS Sequoiaをインストールする
これでmacOS Sequoiaの起動可能なインストーラーが準備できましたので、USBからインストールを行えます。
Apple Silicon搭載Macの場合
- macOS SequoiaをインストールするMacの電源を切ります。
- 起動可能なUSBインストーラーを接続します。
- Macの電源を入れ、すぐに電源ボタンを長押しし続けます。
- 起動オプションが画面に表示されたらボタンを離します。
- macOS Sequoiaの起動可能なインストーラーを選択し、「続ける」をクリックします。
Intelプロセッサ搭載Macの場合
注意:T2チップを搭載したMacをお使いの場合は、「起動セキュリティユーティリティ」で外部メディアまたはリムーバブルメディアからの起動が許可されていることを確認してください。
- macOS SequoiaをインストールするMacの電源を切ります。
- 起動可能なUSBインストーラーを接続します。
- Macの電源を入れ、すぐにOption(⌥)キーを押し続けます。
- 起動可能なボリュームが表示される暗い画面になったらキーを離します。
- macOS Sequoiaの起動可能なインストーラーを選択し、画面上の矢印をクリックします。
- 求められたら言語を選択します。
- 「macOS をインストール」を選択して「続ける」をクリックし、画面の指示に従ってSequoiaのインストールを完了させます。
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