macOSで未保存・削除・紛失したPhotoshop(PSD)ファイルを復元する方法【ステップバイステップ完全ガイド】
Adobe Photoshopで作業中、アプリが突然クラッシュしてPSDファイルを保存できなくなることがあります。大切な未保存データを失うと焦ってしまいますよね。また、Mac上で重要なPhotoshopファイルを誤って削除してしまい、途方に暮れる方も少なくありません。
ご安心ください。この記事では、クラッシュによる未保存、消失、削除、紛失など、あらゆる状況に対応したMacでPhotoshopファイルを復元する方法をわかりやすく解説します。
Macで未保存のPhotoshopファイルを復元する方法
Adobe Photoshopは長い歴史を持つ安定性の高いソフトウェアですが、それでもクラッシュが発生し、作業中のファイルを保存できなくなることがあります。主なクラッシュの原因は以下のとおりです。
- MacやMacBookのOSが古くなっている
- メモリ(RAM)が不足している
- ハードディスクの空き容量が少ない
- 不具合のあるサードパーティ製プラグインがバックグラウンドで動作している
クラッシュの原因が何であれ、以下の方法を試せば未保存のPSDファイルを取り戻せる可能性があります。
※この記事が役に立ったら、ぜひ周りの方にもシェアしてください!
方法1:AutoSave(自動保存)フォルダから復元する
Photoshopの「自動保存」機能を有効にしていますか?この機能をオンにすると、復元用の情報を保存する専用フォルダが作成されます。設定を確認するには、Photoshopを起動し、Photoshop>環境設定>ファイル管理を開きます。「復元情報を自動的に保存:」の項目にチェックが入っていれば、機能が有効になっています。
以下の手順で、AutoSaveフォルダから未保存のPSDファイルを復元しましょう。
- MacでFinderを開きます。
- 画面上部のメニューから「移動」をクリックし、「フォルダへ移動」を選択します。
- 検索フィールドに以下のパスをコピー&ペーストします:
~/Library/Application Support/Adobe/Adobe Photoshop XXXX/AutoRecover
※「XXXX」は使用しているPhotoshopのバージョン年(例:「Adobe Photoshop 2020」)に置き換えてください。
- 「移動」をクリックします。
- PhotoshopのAutoRecoverフォルダが開くので、その中から目的の未保存PSDファイルを探します。
- ファイルが見つかったら、別のフォルダへドラッグ&ドロップして復元します。
方法2:一時ファイル(TMP)フォルダから復元する
AutoSaveフォルダ以外にも、Macの一時ファイルフォルダに未保存のPSDファイルが残っている場合があります。TMPフォルダ(Temporary Filesフォルダ)には、macOSやアプリケーションが処理中にデータを保持するために作成した一時ファイルが格納されています。
ただし、一時ファイルはアプリを閉じたりMacを再起動したりすると自動的に削除されるため、この方法での復元は成功しないこともあります。とはいえ試すのに1分もかかりませんので、まずは試してみる価値があります。
- Finderを開き、「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ターミナル」を起動します。
- 以下のコマンドを入力して「Return」キーを押します:
open $TMPDIR
- TMPフォルダが開くので、未保存のPhotoshopファイルを探します。見つからない場合は、「TemporaryItems」フォルダを開いて中身を確認してください。
- 未保存のPSDファイルが見つかったら、安全な場所へコピーします。見つからない場合は次の方法を試しましょう。
方法3:「最近使った項目を開く」から復元する
Adobe Photoshopには、最近開いたファイルを表示できる「最近使った項目を開く」というメニューがあります。クラッシュ直前に開いていたファイルであれば、ここから確認できる可能性があります。
手順は以下のとおりです。
- Adobe Photoshopを起動します。
- 画面上部のメニューから「ファイル」をクリックします。
- 「最近使った項目を開く」を選択し、ファイル一覧から目的のファイルをクリックして開きます。

ここに目的のPSDファイルが表示されない場合は、Photoshopがそのファイルの存在を認識しておらず、一度も保存されていないことを意味します。また、一覧には表示されるのに開けない場合は、ファイルが誤って削除された可能性があります。
ご安心ください。次のセクションでは、削除・紛失したPhotoshopファイルをMacで復元する方法を詳しく解説します。引き続きお読みください。
※この記事をシェアして、Macで未保存PSDファイルに困っている方を助けましょう。
Macで削除・紛失したPhotoshopファイルを復元する方法
上記の3つの方法で未保存のPSDファイルを復元できない場合は、ファイルが削除または紛失している可能性があります。その場合は、以下の方法でMac上のPhotoshopファイルを取り戻しましょう。
方法1:Macのゴミ箱から復元する
削除したPhotoshopファイルをMacで復元するには、まずゴミ箱を確認しましょう。ゴミ箱は削除されたファイルが一時的に保管される場所であり、特別なソフトなしで簡単に復元できます。
- Dockの「ゴミ箱」アイコンをクリックして開きます。
- ゴミ箱内のファイルをスクロールして、目的のファイルを探します。
- 目的のPSDファイルが見つかったら、右クリックします。
- 表示されたメニューから「戻す」をクリックすると、ファイルが元の場所に復元されます。
ただし、ゴミ箱にPSDファイルが見つからない場合は、ゴミ箱からも削除されていることを意味します。その場合は、次の2つの方法を試すしかありません。
方法2:データ復旧ソフトウェアを使って復元する
Macのゴミ箱を空にしてしまった場合、削除・紛失したPhotoshopファイルをMacで復元する唯一の現実的な選択肢は、データ復旧ソフトウェアの利用です。ここでは、強力な機能と高い復旧率で定評のある「iBoysoft Data Recovery for Mac」をおすすめします。
iBoysoft Data Recovery for Macは、Macで削除されたファイルを復元できます。最近削除したファイルや完全に削除されたファイル(PSDファイル、Wordファイル、Excelファイルなど)を確実に復旧できるほか、ポータブルHDD、SSD、SDカード、USBメモリなどからの復元にも対応しています。
iBoysoft Data Recovery for Macを使って削除・紛失したPhotoshopファイルを復元する手順は以下のとおりです。
1. iBoysoft Data Recovery for Macをダウンロードしてインストールする
まず、Mac OS X 10.11〜macOS 13が動作するMac向けの無料インストーラーをダウンロードします。「ダウンロード」フォルダ内のインストールファイルをダブルクリックして開き、指示に従ってiBoysoft Data Recoveryのアイコンをアプリケーションフォルダへドラッグします。
2. iBoysoft PSDファイル復旧ソフトを起動する
インストールが完了したら、LaunchpadまたはFinderからiBoysoftのMac復旧ツールを見つけて起動します。検出されたすべての内部ボリュームと外部ディスク(接続されている場合)が一覧表示されたホームウィンドウが表示されます。
3. スキャン対象のドライブまたはボリュームを選択する

Macの内蔵ハードディスクから削除されたPSDファイルを復元する場合は、管理者パスワードを使ってiBoysoft Data Recoveryに「フルディスクアクセス」権限を付与する必要があります。
4. 「Search for Lost Data(失われたデータを検索)」をクリックしてスキャンを開始する
スキャンが即座に開始され、最近削除されたファイルが素早く検出され、完全なファイル名、拡張子、ファイルタイプ、作成日とともに表示されます。
5. 削除されたPSDファイルをプレビューする

iBoysoftが検出したすべてのファイルの中から、フィルター機能を使ってPSDファイルのみを表示させます。PSDファイルを選択して「プレビュー」ボタンをクリックし、復元したいファイルかどうかを確認しましょう。
6. 削除されたPSDファイルをMacで復元する
復元したいPSDファイルを特定したら、ファイル名の前のチェックボックスにチェックを入れます。その後、「Recover(復元)」ボタンをクリックして、新しい保存先にファイルを復元します。
方法3:Time Machineから復元する
Time MachineでMacをバックアップしていれば、追加のソフトウェアをインストールすることなく、以下の手順で削除されたPSDファイルを確実に復元できます。
ただし、Time Machineのバックアップがない場合は、この方法は利用できません。その場合、MacでPSDファイルを取り戻す唯一かつ最良の選択肢は、方法2のiBoysoft Data Recovery for Macを活用することです。
※この記事がお役に立てたら、SNSでシェアしてより多くの人を助けましょう。
MacでPhotoshopファイルを復元する際のよくある質問(FAQ)
Q1. Photoshopの自動保存(AutoSave)ファイルはMacのどこに保存されますか?
A. MacにおけるPhotoshopの自動保存場所は以下のとおりです。
ライブラリ > Application Support > Adobe > Adobe Photoshop XXXX(XXXXは使用しているPhotoshopのバージョン年)> AutoRecoverフォルダ
Q2. Photoshopがクラッシュした後、最後に使用していたファイルはどこで見つけられますか?
A. 最後に使用していたファイルは、AutoRecoverフォルダ内に「.psb」形式で保存されています。このファイルを開けば、未保存だった作業内容にアクセスできます。
-
macOS Sequoia徹底レビュー:アップグレードする価値はある?対応機種から新機能まで完全解説
WWDC 2024で発表されたmacOS Sequoiaは、Appleの最新オペレーティングシステムとして大きな注目を集めています。生産性、クリエイティビティ、デバイス間の連携に重点を置いたmacOS Sequoiaは、堅牢で滑らかな使用感を実現し、数多くの新機能をもたらしました。果たしてmacOS Sequoiaの新機能はどのようなものなのでしょうか。また、不要な機能や課題はないのでしょうか。本記事ではmacOS Sequoiaのレビューを通じて、アップグレードする価値があるのかどうかを詳しく解説します。macOS Sequoiaに対応しているMacは?すべてのMacがmacOS Sequo
-
iPhoneで削除した写真を復元する簡単な方法|3つの復元手順を徹底解説
大切な思い出の詰まった写真を、うっかりiPhoneから削除してしまった経験はありませんか?最初はパニックになり、悲しくて涙が出てくるかもしれません。まずは気持ちを落ち着けて、少しずつ整理していきましょう。そして、いざというときには削除した写真の復元に取り掛かる必要があります。 実は、iPhoneで削除した写真を復元することは十分に可能です。特に、事前にバックアップを取っていれば心配はいりません。削除した写真でも復元できるのです。だからこそ、日頃からファイルのバックアップを習慣づけることがとても重要になります。 うっかり削除して泣く羽目にならないよう、こまめにバックアップを取るようにしましょう。