SDカード・microSDカードの書き込み保護を解除する8つの方法【完全ガイド】
SDカードの書き込み保護は、誤ってファイルを削除したりディスクを消去したりするのを防ぐための便利な機能です。しかし、書き込み保護がかかったSDカードやmicroSDカードにデータの書き込みやフォーマットを行おうとすると、Windows PCでは「ディスクは書き込み禁止になっています」、カメラでは「メモリーカードがロックされています」、Macでは「読み出し専用」といったエラーメッセージが表示されます。
microSDカードに書き込みできるようにするには、SDカードの書き込み保護を解除する必要があります。この記事では、SDカードの書き込み保護を解除するための8つの方法をわかりやすく解説します。
- 1. 物理的なロックスイッチをスライドしてロック解除する
- 2. SDカードの金属端子(接点)を掃除する
- 3. サードパーティ製ソフトで書き込み保護を解除する
- 4. 読み取り専用属性をクリアする
- 5. Windowsレジストリを編集して書き込み保護を修正する
- 6. 書き込み権限を妨げる破損したファイルシステムを修復する
- 7. データを復元してから書き込み保護されたSDカードをフォーマットする
- 8. 新しいSDカードに交換する
- 9. SDカードの書き込み保護に関するよくある質問(FAQ)
物理的なロックスイッチをスライドしてロック解除する
基本的に、すべての標準SDカードには物理的な書き込み保護スイッチが搭載されており、これをスライドすることで書き込み保護を解除できます。そのため、SDカード/microSDカードが書き込み保護されている場合は、まず物理ロックの位置を確認しましょう。
microSDカードの書き込み保護を解除する手順:
- 1. 標準SDカードの「Lock」スイッチを見つけるか、microSDカードを挿入したSDカードアダプターのロック位置を確認します。
- 2. SDカードのLockスイッチを上側(ロック解除位置)にスライドして、物理的な書き込み保護を解除します。

- 3. SDカード(microSDカードを挿入したアダプター)をデバイスに挿し直すか、カードリーダー経由でPCに接続します。これで書き込み保護が解除されるはずです。
スイッチがロック解除の位置にあるのに書き込み保護エラーが出る場合は、接触不良で書き込みできなくなっている可能性があります。
SDカードの金属端子(接点)を掃除する
ロックされていないのに書き込み保護されている場合は、SDカードやmicroSDカードの金属端子をよく確認してください。端子はデジタル機器と接続する重要な部分のため、平らで清潔かつ乾燥した状態である必要があります。金属接点にホコリや油分、酸化被膜が付着していると、書き込みできない状態になることがあります。
柔らかく乾いた布で端子を優しく拭くか、油汚れがある場合はアルコールを含ませた綿棒で清掃しましょう。また、消しゴムで酸化被膜や汚れを落とすのも効果的です。
ただし、金属端子に傷や剥離がある場合は、書き込み保護の解除ではなく、ストレージ媒体自体の交換を検討する必要があります。
ロックと接点を確認してもSDカードに書き込みできない場合は、以下の解決策を試してみてください。
サードパーティ製ソフトで書き込み保護を解除する
標準SDカードやmicroSDカードは、モバイルデバイスやサードパーティ製ソフトを使ってパスワードで保護され、意図しないデータの改ざんを防いでいる場合があります。この場合は、暗号化ツール(SanDisk microSDカードのSecureAccessなど)や書き込み保護ソフトでカードをロックしていないか思い出してください。
ロックしていた場合は、該当するソフトウェアで正しいパスワードを入力し、microSDカードの書き込み保護を解除してください。
SDカードの読み取り専用属性をクリアする
場合によっては、書き込み保護されたSDカードが読み取り専用権限しか持っていないことがあります。このようなmicroSDカードのデジタルな書き込み保護は、Windows 10/8/7のDiskpartコマンドで解除できます。macOSでは、管理者アカウントがSDカード/microSDカードに読み取り専用権限を設定している可能性があるため、管理者権限でアクセス権限を編集する必要があります。
PCを使用している場合は、管理者としてログインしていることを確認し、以下の手順に慎重に従ってmicroSDカードの書き込み保護を解除してください。
- 画面左下のWindowsロゴまたはスタートボタンをクリックします。
- 検索欄に「コマンドプロンプト(command prompt)」と入力し、結果からコマンドプロンプトを管理者として実行します。
- コマンドプロンプトに「diskpart」と入力し、Enterキーを押します。
- 変更の許可を求められたら許可し、「list disk」と入力してEnterキーを押します。
- ディスク情報から自分のSDカードを見つけ、ディスク番号を控えます。
- 「select disk 番号」と入力し(「番号」は自分のSDカードの番号に置き換える)、Enterキーを押します。
- 「attributes disk clear readonly」と入力してEnterキーを押します。

コマンドプロンプトに「Disk attributes cleared successfully(ディスクの属性が正常にクリアされました)」と表示されれば、SDカードの書き込み保護エラーは解消されます。
Macを使用している場合は、以下の手順でmicroSDカードの書き込み保護を修正します。
- デスクトップまたはディスクユーティリティにあるSDカード/microSDカードのアイコンを右クリックし、「情報を見る」を選択します。
- 下にスクロールして「共有とアクセス権」を見つけます。
- 黄色い鍵アイコンをクリックして変更可能な状態にし、管理者パスワードを入力します。
- 自分のユーザー名を選択し、権限を「読み出しのみ」から「読み/書き」に変更します。
- 再度黄色い鍵アイコンをクリックして変更を保存します。
読み取り専用権限を無効にしても書き込み保護が解除されない場合は、Windowsレジストリを編集してmicroSDカードの書き込み保護を解除する必要があるかもしれません。
Windowsレジストリを編集して書き込み保護を修正する
レジストリを編集する際は十分に注意してください。作業前に必ずメモリーカードのバックアップを取っておきましょう。
- SDカード/microSDカードをWindows PCに接続したままにします。
- Windows + Rキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。
- 「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを開きます。
- 左側のパネルで次のパスに従ってフォルダーを展開します:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\StorageDevicePolicies。「StorageDevicePolicies」フォルダーが見つからない場合は、「Control」フォルダーを右クリックして「新規 > キー」を選択し、「StorageDevicePolicies」という新しいキーを作成します。
- 「StorageDevicePolicies」フォルダーを右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択して「WriteProtect」という新しい値を作成します。
- 右側のウィンドウで「WriteProtect」キーをダブルクリックし、値のデータを「0」に設定して「OK」をクリックします。
- レジストリエディターを閉じ、SDカードを取り外してからPCを再起動します。
以上の方法でもSDカード/microSDカードの書き込み保護が解除できない場合は、デバイスのファイルシステムが破損していないか確認する必要があります。
書き込み権限を妨げる破損したファイルシステムを修復する
SDカードの書き込みに関連する部分が破損しているために、書き込みができない可能性もあります。その場合は、破損を修復してSDカードへの書き込みアクセスを取り戻す必要があります。
Windows PCでの操作手順:
- エクスプローラーでSDカードを見つけて右クリックします。
- コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
- 「ツール」タブを選択し、「チェック」ボタンをクリックします。
Macでは「First Aid(応急処置)」でも同じ修復作業が行えます。エラーのスキャンと修復が完了したら、SDカード/microSDカードをデバイスに挿し直して再度アクセスできます。
• MacでFirst Aidを使ってSDカードを修復する方法は?
書き込み保護エラーが修復できない場合は、破損したSDカードからデータを復旧し、その後SDカードをフォーマットして再び使用できるようにする必要があります。
データを復元してから書き込み保護されたSDカードをフォーマットする
SDカードやmicroSDカードをフォーマットすると、ファイルシステムの破損によって生じた書き込み保護を強制的に解除できます。ただし、書き込み保護されたSDカード/microSDカードを再フォーマットする前に、信頼性の高いデータ復旧ソフトを使って破損したSDカードから重要なファイルをバックアップすることを忘れないでください。
• Windowsで破損したSDカードからデータを復旧する方法は?
• MacでSDカードからデータを復旧する方法は?
ファイルの復元後は、無料ツールを使ってSDカードをフォーマットしましょう。
• MacでSDカードをフォーマットする方法は?
• WindowsでSDカードをフォーマットする方法は?
• SDカードをフォーマットできない場合はどうすればいい?
新しいSDカードに交換する
上記の方法を試してもSDカードが正常に動作しない場合は、デバイス用に新しいSDカードまたはmicroSDカードを購入することをおすすめします。
まとめ
この記事を読めば、SDカードやmicroSDカードから書き込み保護を解除する方法がわかります。これにより、カメラでSDカードを使って新しい写真を撮影したり、PCからSDカードへファイルを転送したり、フォーマットを含むあらゆる操作が自由に行えるようになります。
SDカードの書き込み保護に関するよくある質問(FAQ)
Q: SDカードに「書き込み保護」と表示されるのはなぜ?
A: SDカードの書き込み保護機能が有効になっているためです。この機能がオンになっていると、保存されたデータの削除や上書きが防止されます。
Q: 書き込み保護されたSDカードのロックを解除するには?
A: SDカードには物理的なロックスイッチが搭載されています。書き込み保護を解除するには、スイッチを反対方向にスライドし、SDカードをPCに接続し直してください。
Q: SDカードを書き込み可能にするには?
A: 本記事でご紹介した方法を順番にお試しください。物理スイッチの確認、接点の清掃、サードパーティ製ソフトの利用、読み取り専用属性のクリア、Windowsレジストリの編集などの方法があります。
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