Citrix Receiver for Macとは?主な機能と導入メリットを徹底解説
Citrix Receiver for Mac(現在はCitrix Workspace Appに置き換えられています)は、離れた場所にあるクライアントデバイスから、Citrixサーバー上でホストされているアプリケーションやデスクトップ全体へアクセスできるようにするクライアントソフトウェアです。Citrix Virtual Apps(旧Citrix XenApp)やCitrix Virtual Apps and Desktops(旧Citrix XenDesktop)の環境には、iPhone、iPad、Windows、macOS、Linux、Android、Google Chromebook、Windows Mobile、BlackBerryなど、さまざまなデバイスやOS、シンクライアントからアクセス可能です。
Citrix Receiverは、HDXプロトコルを使用してリモートのクライアントデバイスとデスクトップやアプリケーションを接続します。利用できるプラグインは、クライアントの機能・特徴・フォームファクターによって異なります。HDXプロトコルはICAプロトコルをベースに実装されており、マウスやキーボードの入力情報を中央サーバーへ送信し、クライアントデバイス上で画面の更新情報を受け取ります。この通信はReceiverが管理しており、エンドユーザーはWindowsアプリケーションをHD画質で快適に利用できます。
Part 1. Citrix Receiver for Macでできること
Citrix Receiverはクラウドアプリケーションの利用によく使われており、クラウドサーバーへのリモートデスクトップアクセスも提供します。Citrix StoreFrontとReceiverを組み合わせて導入すれば、ハードウェアデバイスやフォームファクター、オペレーティングシステムの種類に関係なく、統一されたUIを通じてユーザーがアプリケーションやサービスへセルフサービス形式でアクセスできるようになります。
Citrixが製品ラインナップを拡大していく中で、かつて「ICA Client」と呼ばれていたCitrix Receiverは、多様なエンドポイントデバイスに不可欠なコンポーネントの一つとなりました。CitrixはReceiverを、これらの機能を一元的に管理・更新できる仕組みとして開発しました。その狙いは、管理者が複数のパッケージを個別に管理する手間を省くことにあります。

Part 2. Citrix Receiver for Macのメリット
複数メーカーのハードウェアやソフトウェアを組み合わせた多様なITシステムは、構築に時間がかかるうえ、維持管理も困難です。Citrix Receiverの環境では管理が単一の集中拠点で行われるため、クライアントデバイス側での管理は不要になります。アプリケーションの更新が必要な場合も、管理者は個々のクライアントデバイスではなくサーバー側だけを更新すればよいため、企業は貴重な時間とコストを大幅に節約できます。
また、多くの企業はReceiverを活用することで、自社サーバーとユーザーデバイス間の通信を暗号化しています。
ユーザーはサーバーに即座に接続し、まるで目の前のマシンを操作しているかのように作業を進められます。さらに、ReceiverはChromeブラウザなどのプログラムやデータベースと効果的に連携することで、医療従事者が必要な記録を取得するプロセスを向上させます。患者ケアや支援に必要なファイルや書類へプログラム・データベース経由でアクセスできるほか、ヘルスケア、商業、教育など、機密情報を扱い迅速な対応が求められる業界でも幅広く活用されています。
Receiverは、すべてのプロファイル情報をネットワーク上に保持し、管理者がその時点で使用している任意のワークステーションへダウンロードできるようにすることで、ローミングユーザープロファイルの実現を支援します。
企業はデータをより強くコントロールできるため、デバイスの紛失・盗難・改ざんが発生しても、データの流出や悪用を防ぐことができます。クライアントマシンにすべてをインストールする代わりに、サーバーへログインして自分のデスクトップを表示する方式には、それ固有の大きなメリットがあるのです。

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