Xiaomi Redmi Note 3で失われたIMEIを復元する方法|Snapdragon版・MTK版それぞれの手順を解説
Redmi Note 3のIMEI番号は、多くの場合、ROMの書き込み失敗やシステムアップデートの失敗によって消失します。どちらの場合でも、通話やSMSの送受信といったモバイル通信サービスが利用できなくなり、Miアカウントにもログインできなくなってしまいます。この状態になると、*#06#にダイヤルしたときや、「設定」>「端末情報」>「状態」を開いたときに、IMEIが「0」または「Null」と表示されます。
本記事では、Xiaomi Redmi Note 3のQualcomm(Snapdragon)版とMediaTek(MTK)版の両方について、失われたIMEIを復元する手順を詳しく解説します。お使いの端末がどちらのバージョンかは、CPU-ZなどのアプリでSoC(CPU)情報を確認すれば判別できます。
事前に必要な準備
このガイドを進める前に、以下の条件を満たしていることを必ず確認してください。
- 端末がroot化済みであること
- ブートローダーのアンロックが完了していること
これらは、TWRP(Qualcomm版/MTK版それぞれ対応のもの)をインストールし、SuperSUをフラッシュすることで実現できます。
方法1:Snapdragon版でIMEIを復元する手順
- 配布リンクからrarファイルをダウンロードし、PC上で解凍します。中にはQualcomm QPST Tool、IMEI Converter、adbファイルの3つが含まれています。
- Qualcomm QPST Toolをインストールします。
- 端末側で「設定」>「端末情報」を開き、ビルド番号を8回連続タップして開発者向けオプションを有効化します。その後「設定」>「開発者向けオプション」に戻り、USBデバッグをオンにします。
- 解凍したファイル内のadbフォルダを開き、Shiftキーを押しながらフォルダ内の空白部分を右クリックし、「コマンドウィンドウをここで開く」を選択します。
- コマンドプロンプトで以下のコマンドを順に入力します。
adb shell(画面に表示されるプロンプトを承認)su(SuperUserの許可要求を承認)setprop sys.usb.config diag,adb
これで端末が診断(Diagnostic)モードに切り替わります。 - QPST Configurationを起動します。パスは64ビットOSなら「C:\Program Files (x86)\Qualcomm\QPST\bin\QPSTConfig.exe」、32ビットOSなら「C:\Program Files\Qualcomm\QPST\bin\QPSTConfig.exe」です。接続した端末が「Active Phones」欄に表示されることを確認してください。
- メニューからStart Clients > Software Downloadをクリックします。
- Backupタブを開き、QCNファイルのバックアップを作成します。万が一操作を誤っても、このバックアップがあれば元の状態に戻せます。復元が必要になった場合は、Restoreタブからバックアップ済みのQCNファイルを選択してください。
- 端末をPCに接続したまま、RF NV Managerを起動します。パスは64ビットOSなら「C:\Program Files (x86)\Qualcomm\QPST\bin\RF_NV_Manager.exe」、32ビットOSなら「C:\Program Files\Qualcomm\QPST\bin\RF_NV_Manager.exe」です。
- RF NV ManagerでFile > Read Supported RF NV Itemsを実行し、リストの中から550番を探します。「NV_UE_IMEI_I」という項目名で表示されます。
- ウィンドウ右側に9つの空欄があるので、ここにIMEI番号を入力します。これらのフィールドは16進数のみを受け付けるため、先ほど解凍したフォルダ内のIMEI Converterを使って、IMEI番号を16進数に変換しておく必要があります。IMEI番号は端末の背面ラベルや購入時の外箱に記載されています。
変換した16進数のIMEIを、RF NV Managerの各フィールドに2文字ずつ分けて入力していきます。
- すべてのフィールドの入力が完了したら、Write NVボタンをクリックし、端末を再起動します。再起動後に
*#06#へダイヤルするか、「設定」>「端末情報」>「状態」を開いて、IMEI番号が正しく表示されているか確認しましょう。
方法2:MTK版でIMEIを復元する手順
Snapdragon版と比べると、MediaTek(MTK)版の復元作業は非常にシンプルです。MTK端末はIMEIの書き換えが比較的容易な反面、Qualcomm版よりもIMEIが消失しやすいという特徴もあります。
- Google PlayストアからChamelephonをインストールします。
- アプリを起動し、求められたらrootアクセスを許可します。「IMEI 1」と「IMEI 2」の2つの入力欄に、IMEI番号をそのまま入力してください。16進数への変換は不要です。
- Apply new IMEIsをタップして確定し、端末を再起動します。これでIMEIが復元され、通常どおり通信機能が使えるようになるはずです。
まとめ
IMEIの消失は一見深刻なトラブルに思えますが、Snapdragon版ならQPST ToolとRF NV Managerを使った復元、MTK版ならChamelephonアプリによる簡単な書き戻しで対処できます。作業前には必ずQCNファイルのバックアップを取り、自己責任のもと慎重に進めてください。
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