Windowsログオン時にメモ帳が勝手に開く問題を解決する:desktop.iniの原因と対処法
Windowsにログオンするたびに、メモ帳が勝手に立ち上がり、desktop.iniファイルの内容が表示される——こんな経験はありませんか?
更新日:2023年12月7日
Windows 11が好きになれない理由をお探しなら、いくらでもお教えしましょう。数週間前、この「使えない」バージョンのWindowsをテストしていた際、デスクトップセッションにログインするたびにメモ帳がポップアップし、desktop.iniファイルの中身が表示されることに気づきました。なぜそんなことが起こるのかは謎ですが、とにかく鬱陶しいことこの上ありません。
原因を特定するまでには少し時間がかかりましたが、最終的に問題のファイルを見つけて削除し、それ以来ログオン時のポップアップは完全に消えました。同じ現象に悩まされている方のために、その対処方法をご紹介します。
問題の詳細
まず、システム自体には(Windows 11の設計の非効率さや奇妙な挙動を除けば)特に異常は見られません。動作はすべて正常で、このdesktop.iniの一件だけが例外です。デスクトップセッション開始から数秒後、メモ帳が起動し、以下のような内容のファイルが表示されます。
[.ShellClassInfo]
LocalizedResourceName=@%SystemRoot%\system32\shell32.dll,-21787

メモ帳がポップアップする理由は、システムの自動起動(スタートアップ)フォルダ内にdesktop.iniファイルが存在し、Windowsがそれをプログラムとして実行しようとするためです。しかし、これは単なる設定ファイルであり、.iniファイルの既定の関連付けはテキストエディターで開くことになっているため、結果としてファイルの内容がメモ帳に表示されてしまうのです。残る疑問は、「どのスタートアップフォルダにそのファイルがあるのか」という点だけです。
実は、Windowsの環境には無数のdesktop.iniファイルが存在します。どのフォルダにも1つ配置できる仕組みになっており、そのフォルダの表示方法(サムネイル表示、一覧表示、詳細表示など)を定義しています。一般的に、フォルダの設定がエクスプローラーの既定値と異なる場合、そのフォルダ内にdesktop.iniが置かれ、エクスプローラーに表示方法を指示しているのです。
Windowsでdesktop.iniを検索すると、大量の結果がヒットします。どのファイルが自分のケースで表示されている内容と一致するのか、すぐには分かりません。1つずつ手作業で開いて確認するか、より賢い検索方法を使って問題のファイルを特定する必要があります。

解決策(高機能テキストエディターの活用)
特定の文字列(例:「shell32.dll,-21787」)をファイル内検索したいなら、Notepad++が最適です。この優れた無料テキストエディターは、指定した場所にある特定の種類のファイルを対象に、フレーズ(正規表現も含む)を一括検索できます。まさに求めていた機能です。実際の検索結果は以下のようになりました。
検索語「-21787」(93ファイル中2ファイルで2件ヒット)
C:\Users\Administrator\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup\desktop.ini(1件)
3行目:LocalizedResourceName=@%SystemRoot%\system32\shell32.dll,-21787
C:\Users\Roger Bodger\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup\desktop.ini(1件)
3行目:LocalizedResourceName=@%SystemRoot%\system32\shell32.dll,-21787
どういうわけか、スタートアップフォルダには2つのdesktop.iniファイルが存在していました。1つはAdministratorアカウント用、もう1つは筆者が使用していた標準アカウント用です。念のためファイルをバックアップ場所へコピーしてから削除し、再起動しました。すると、見事にメモ帳のポップアップは消え失せました。これで完了です。
まとめ
Windowsがなぜdesktop.iniファイルを「実行」しようとするのか、また、なぜスタートアップフォルダ内のこれらのファイルを実行対象と判断したのかは、今だに謎のままです。考えられるのは、これらのファイルが何らかの理由で属性(隠しファイル・システムファイルなど)を失い、Windowsが通常のファイルとして扱い、実行しようとしたのではないかということです。
理由が何であれ、結果は鬱陶しいものです。解決策は、問題のファイルを取り除くことです。まずNotepad++のような高機能テキストエディターでファイルを特定し、次に念のためバックアップを取ってから削除します。最後に再起動してシステムの動作を確認し、悪影響がないかチェックしましょう(ないはずです)。あとはポップアップのない快適な環境を楽しんでください。もっとも、Windows 11自体にあまり魅力を感じない方は、別のOSを試すのも良い選択かもしれません。とはいえ、他のバージョンのWindowsで同様の問題が発生しても、今回ご紹介した方法で解決できます。この短いチュートリアルが皆さんのお役に立てば幸いです。それではまた。
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