Windows 11/10でSearchIndexer.exeのディスク・CPU使用率が高くなる問題を解決する8つの方法
パソコンで検索すると、膨大なファイルの中から目的の結果が瞬時に表示されるのはなぜか、不思議に思ったことはありませんか?実はWindows 11/10/8/7には、バックグラウンドで検索を高速化する「SearchIndexer.exe」というサービスが常駐しています。このサービスは、ファイルやメールなどのコンテンツに対してインデックス(索引)を作成し、プロパティをキャッシュすることで、Cortanaの検索ボックス、スタートメニュー、エクスプローラーからの検索を高速に実現しているのです。つまり、バックグラウンドでは常にPC内に保存されているさまざまなファイルの場所を把握する処理が行われています。
関連記事:Windowsの検索インデックスとは?検索への影響をわかりやすく解説
SearchIndexer.exeのディスク・CPU使用率が高くなる原因と対策
しかし、このSearchIndexer.exeやSearchProtocolHost.exeがCPUやディスクに異常に高い負荷をかけ、PC全体の動作が遅くなるというトラブルが発生することがあります。本記事では、この問題を解決するための8つの方法を順番に紹介します。
ヒント:Microsoft公式の「Indexer Diagnostics Tool(インデクサー診断ツール)」を使うと、Windowsの検索インデクサーの問題を簡単に診断・修復できます。
1. Windows Searchサービスを再起動する
「Win + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。すると「サービス」管理画面が起動します。
サービス一覧には、Windowsと連携して動作する多数のサービスが表示されます。その中から「Windows Search」を探して右クリックし、「プロパティ」を選択します。
「スタートアップの種類」を「自動」に設定し、サービスが実行中であることを確認します。「適用」→「OK」の順にクリックしましょう。
設定を反映させるために、PCを再起動してください。
2. 検索とインデックスのトラブルシューティングツールを実行する
Windowsには、検索の問題を自動的に診断・修復するトラブルシューティングツールが標準で用意されています。
「Win + X」キーを押してメニューから「コントロールパネル」を開くか、検索ボックスで「コントロールパネル」と入力して起動します。
右上の検索ボックスに「トラブルシューティング」と入力し、検索結果に表示された「トラブルシューティング」をクリックします。
左側のメニューから「すべて表示」を選択します。
項目一覧の中から「検索とインデックス作成」を探してクリックし、ツールを実行します。
検索結果にうまく表示されないファイルの種類を選択して「次へ」をクリックすると、自動的な診断と修復プロセスが開始されます。
完了したらPCを再起動し、問題が解決したかどうかを確認しましょう。
関連記事:Windows 10のRespect Device Power Mode Settingsを有効にする方法
3. インデックスを再構築する
コントロールパネルを開き、検索ボックスに「インデックスのオプション」と入力して、表示された「インデックスのオプション」をクリックします。
新しいウィンドウが開いたら、下部にある「詳細設定」ボタンをクリックします。
さらに別のウィンドウが表示されるので、「ファイルの種類」タブに切り替えます。
下部にある2つのラジオボタンのうち、「プロパティおよびファイル内容のインデックスを作成する」を選択して「OK」をクリックします。
続けてもう一度「詳細設定」ボタンをクリックし、今度は「インデックスの設定」タブにある「再構築」を押します。
これにより、PC上に保存されているすべてのファイルとデータの再インデックスが開始されます。完了までには時間がかかるため、電源を切らずに、通常どおりPCを使用しながら気長に待ちましょう。
処理が完了したら、問題が解消されたかどうかを確認してください。
関連記事:Windows Search Indexerが動作しないときの対処法
4. リソースモニターで原因を調査する
「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「resmon」と入力してEnterキーを押すと、「リソースモニター」が起動します。
「ディスク」タブで、SearchProtocolHost.exeのインスタンスをすべてチェックします。
「ディスクの動作」セクションでは、インデックスサービスがどのプロセスに対して、どれほどのリソースを使用しているのかを詳しく確認できます。
特定のフォルダーのインデックス作成が原因になっている場合は、インデックス対象の範囲を見直すことで負荷を軽減できます。
コントロールパネルから「インデックスのオプション」を開き、ウィンドウ下部の「変更」ボタンをクリックします。
インデックスを作成したいフォルダー(場所)を選択し、「OK」をクリックして変更を保存します。
その後、問題が解決したかどうかを確認しましょう。
関連記事:Windowsでディスク100%・CPU高負荷・メモリ使用率の問題を修正する方法
5. SFCまたはDISMでシステムファイルを修復する
システムファイルの破損が原因の場合は、SFC(システム ファイル チェッカー)で破損したファイルを正常なものに置き換えたり、DISMで破損したシステムイメージを修復したりできます。
「Win + X」キーを押して「コマンド プロンプト(管理者)」を選択し、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
Sfc /scannow sfc /scannow /offbootdir=c:\ /offwindir=c:\windows
最初のコマンドがうまく機能しない場合は、2つ目のコマンドを試してください。処理が完了するまで待ち、変更を反映させるためにPCを再起動します。
次に、同じ手順で管理者権限のコマンド プロンプトを開き、以下のDISMコマンドを1つずつ順番に実行します。
Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
各コマンドの実行が完了するまで待機します。上記のコマンドが機能しない場合は、以下を試してみてください。
Dism /Image:C:\offline /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:c:\test\mount\windows Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:c:\test\mount\windows /LimitAccess
なお、ドライブ文字(C:)はご自身の環境に合わせて読み替えてください。
関連記事:SearchProtocolHost.exeのディスク使用率が高い場合の対処法
6. 新しい管理者アカウントでCortanaパッケージを修復する
まず、Windows PCに新しい管理者アカウントを作成します。
新しいアカウントにサインインし、以下のパスへ移動します。
C:\Users\旧ユーザーアカウント名\AppData\Local\Packages\
「Microsoft.Windows.Cortana_cw5n1h2txyewy」フォルダーを「Microsoft.Windows.Cortana_cw5n1h2txyewy.old」という名前に変更します。
なお、隠しファイルと隠しフォルダーを表示する設定にしておかないと、このパスが見つからないので注意してください。
PCを再起動し、元のアカウントにサインインし直します。
PowerShellを開いて以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
Add-AppxPackage -Path “C:\Windows\SystemApps\Microsoft.Windows.Cortana_cw5n1h2txyewy\Appxmanifest.xml” -DisableDevelopmentMode -Register
再びPCを再起動し、問題が解決したかどうかを確認してください。
それでも改善しない場合の最終手段
ここまでの方法を試しても問題が解決しない場合は、ドライブのインデックス作成を無効にするか、Windows Searchサービス自体を無効化し、代わりにサードパーティ製の無料検索ソフトを利用するという選択肢もあります。
7. ドライブのインデックス作成を許可/禁止する
まず、使用しているWindowsのバージョンに応じて「PC」または「エクスプローラー」を開きます。
次に、データのインデックスが正しく作成されていないパーティション(ドライブ)を選んで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
プロパティ画面の下部にある「このドライブに、ファイルの内容に加えてファイル システムのインデックスを作成することを許可する」というチェックボックスをオンにします。
「適用」→「OK」の順にクリックし、変更を反映させるためにPCを再起動します。
8. Windows Searchを完全に無効化する
「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。
「サービス」画面の一覧から「Windows Search」を探して右クリックし、「プロパティ」を開きます。
「スタートアップの種類」を「無効」に変更し、サービスが停止していることを確認します。
「適用」→「OK」をクリックし、PCを再起動すれば完了です。
これらの方法を試せば、SearchIndexer.exeによる高いディスク・CPU使用率の問題は解決できるはずです。ぜひ参考にしてみてください!
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