エラー0x80070052「ディレクトリまたはファイルを作成できません」の原因と対処法
エラー0x80070052は、フラッシュドライブや外付けHDDなど、リムーバブルメディアへファイルをコピーしようとした際に発生することがあります。このエラーには「ディレクトリまたはファイルを作成できません」というメッセージが表示されます。
実際に、あるユーザーからは以下のような相談がありました。
PCから外付けハードドライブに、ドキュメントや動画、音声ファイルをコピー&ペーストしようとしたのですが、毎回「エラー0x80070052:ディレクトリまたはファイルを作成できません」と表示されてしまいます。どうすれば解決できますか?
0x80070052エラーが発生する主な原因
- コピーしたいファイル名やディレクトリがすでにUSB内に存在している
- USBの空き容量が不足している
- リムーバブルドライブが古いファイルシステムでフォーマットされている
エラー0x80070052を修正する方法
1. USBを抜き差ししてみる
複雑そうな問題でも、シンプルな方法で解決できることがあります。まず試してほしいのは、USBドライブを抜いて、別のUSBポートに挿し直し、再度コピー操作を行うことです。
2. コピー先のドライブに新しいフォルダを作成する
USB上に同じ名前のファイルやディレクトリがすでに存在すると、「ディレクトリまたはファイルを作成できません」というエラーメッセージが表示されます。この場合は、USBドライブの空白部分を右クリックし、「新規作成 > フォルダー」を選択して新しいフォルダを作成しましょう。そこにファイルを移動することで問題を回避できます。
3. USBの空き容量を確保する
コピーしようとしているファイルのサイズが大きく、USBの空き容量が不足している場合にも、このエラーが発生します。ディスクの空き容量を確保する方法はいくつかありますが、まずはUSB内の重複ファイルを削除するのがおすすめです。頻繁にPCから外付けドライブへファイルを移動してストレージを整理している方なら、重複ファイルが溜まっている可能性は十分あります。「Duplicate Files Fixer」のような専用ツールを使えば、短時間で重複ファイルを一掃できます。手順は以下の通りです。
- Duplicate Files Fixerをダウンロード、インストールして起動します。
- 画面右側にある「Add Folder(フォルダを追加)」をクリックします。
- スキャンしたいUSBドライブとフォルダを選択します。
- 下部にある「Scan for Duplicates(重複スキャン)」ボタンをクリックします。
- スキャンが完了するまで待ちます。
- 重複ファイルが多数ある場合は、「Automark(自動マーク)」機能を使えば正しい重複ファイルを自動的に選択できます。
- 「Delete Marked(マーク済みを削除)」をクリックします。
これで完了です!USBドライブから重複ファイルがすべて削除され、空き容量が確保されます。
4. ドライブのファイルシステムを確認する
USBドライブが古いファイルシステムでフォーマットされている場合も、このエラーが発生することがあります。これは、古いファイルシステムでは新しいファイルシステムのファイルを扱えないためです。たとえば、USBがFAT16でフォーマットされている場合、多くのユーザーと同様にエラー0x80070052に遭遇する可能性が高いです。まずはUSBドライブのファイルシステムを確認しましょう。
- エクスプローラーを開き、USBドライブを見つけます。
- USBドライブを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブで「ファイルシステム」の項目を確認します。
FAT16だった場合は、以下の手順でフォーマットし直します。
- ドライブを右クリックし、「フォーマット」を選択します。
- 「ファイルシステム」を「FAT32」以降のファイルシステム(NTFSなど)に変更し、「アロケーションユニットサイズ」を「4096バイト」に設定します。破損関連の問題を避けたい場合は、「クイックフォーマット」にチェックを入れてもよいでしょう。
- 「開始」をクリックします。
注意:フォーマットを実行するとUSB内のデータがすべて消去されるため、事前に必要なデータのバックアップを必ず取ってください。フォーマット完了後、再びPCからリムーバブルドライブへのファイルコピーを試みてください。
5. 暗号化ファイルをコピーする際の注意点
暗号化されたファイルをコピーする際に、エラー0x80070052に遭遇したユーザーも少なくありません。この場合には、いくつかの対策が必要です。まず、暗号化キーも一緒に転送していることを確認してください。Windows標準の暗号化機能を使用している場合は、「Credential Manager(資格情報マネージャー)」に関連するサービスが「自動」に設定され、実行中であることを確認しましょう。
- まず、サードパーティ製の暗号化ツールを使用している場合は、それが起動していることを確認します。
- 「Windows + R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。
- ダイアログボックスに「services.msc」と入力し、「Enter」キーを押します。
- サービス一覧から「Credential Manager」を探して右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブで、「スタートアップの種類」が「自動」に設定されているか確認します。
- 「開始」をクリックしてサービスを実行状態にし、「適用」をクリックします。
その後、改めて暗号化ファイルのコピーを試みてください。
まとめ
PCからUSBドライブへのファイル転送を頻繁に行っている方なら、エラー0x80070052「ディレクトリまたはファイルを作成できません」に遭遇する可能性があります。本記事でご紹介した対処法を試せば、問題を解決できるはずです。もし解決できた場合は、どの方法が有効だったのか、ぜひコメント欄でお知らせください。
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