【解決策】Windows 11/10で資格情報マネージャーが表示されない・開かない・動作しないときの直し方
Windows 11で資格情報マネージャー(Credential Manager)が正常に動作しないお困りですか?エラーコード「0x80070425」が表示されて困っているという方も多いはずです。実は、この問題はPCの設定を少し変更するだけで簡単に解決できるケースがほとんどです。
本記事では、具体的な対処法をご紹介する前に、まずWindows資格情報マネージャーの概要と基本的な使い方について簡単に説明します。
資格情報マネージャーとは?基本の使い方
Windowsの資格情報マネージャーは、パスワードやログイン情報を安全な場所に一元管理してくれる便利なアプリです。いわば「デジタル金庫」のような存在で、パスワード、ユーザー名、住所などの機密性の高い情報を安全に保管・管理できます。
資格情報マネージャーは、保存する情報を以下の2つのカテゴリに分けて記録しています。
- Windows資格情報: Windowsのサービスやアプリが自動ログインに使用する資格情報が保存されるカテゴリです。
- Web資格情報: Microsoft Edge、Internet Explorer、Skypeなどのアプリに保存されているログイン情報が含まれます。
資格情報マネージャーを開くには、タスクバーの検索アイコンをクリックして「資格情報マネージャー」と入力し、Enterキーを押すだけです。コントロールパネルが開き、ログイン情報の追加・確認・管理が行えます。
それでは、資格情報マネージャーが使えなくなってしまった場合に試せる解決策を見ていきましょう。
Windows 11/10で資格情報マネージャーが動作しない問題の解決方法
ここでは、Windows PCにおける資格情報マネージャーのファイルシステムエラーを修正するために効果的な6つの方法を紹介します。
方法1:インターネットオプションの設定を変更する
STEP 1: Windows + R キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。テキストボックスに「Inetcpl.cpl」と入力し、Enterキーを押します。

STEP 2: インターネットプロパティウィンドウが画面に表示されます。「コンテンツ」タブに切り替え、「オートコンプリート」セクションの横にある「設定」ボタンをクリックします。

STEP 3: オートコンプリートの設定ウィンドウに表示されているすべての項目のチェックを外し、「OK」をクリックして変更を保存します。

STEP 4: 次に、インターネットプロパティウィンドウの「全般」タブに切り替えます。「閲覧の履歴」セクションにある「削除」ボタンをクリックし、一時ファイル、Cookie、保存されたパスワードなどを削除しましょう。

STEP 5: デバイスを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。
方法2:レジストリを編集する
STEP 1: Windows + R キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「regedit」と入力し、Enterキーを押します。

STEP 2: レジストリエディターが開いたら、以下のフォルダパスへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main

STEP 3: 「FormSuggest PW」というファイルを右クリックし、「文字列の編集」を選択します。値のデータ欄に「YES」と入力してください。
STEP 4: レジストリエディターを閉じ、PCを再起動します。
※レジストリ編集は誤操作するとシステムに影響を及ぼす可能性があるため、事前にバックアップを取っておくことをおすすめします。
方法3:資格情報マネージャーサービスを有効化する
STEP 1: Windows + R キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「Services.msc」と入力し、Enterキーを押します。

STEP 2: サービスウィンドウで「Credential Manager(資格情報マネージャー)」サービスを探します。ダブルクリックしてプロパティを開きます。

STEP 3: スタートアップの種類を「自動」に設定します。

STEP 4: 「適用」ボタンをクリックしてから「OK」を押し、変更内容を保存します。
方法4:資格情報を手動で入力する
STEP 1: タスクバーの検索アイコンをクリックし、「資格情報マネージャー」と入力してEnterキーを押します。

STEP 2: 「Windows資格情報」を選択し、「汎用資格情報の追加」をクリックします。
STEP 3: 必要な情報を入力し、「OK」をクリックして変更を保存します。
方法5:Microsoft Edgeブラウザを使用する
STEP 1: Windows 11のPCでMicrosoft Edgeブラウザを起動します。右上の3点リーダーアイコンをクリックし、「設定」を選択します。
STEP 2: 下にスクロールして「詳細設定の表示」ボタンをクリックします。

STEP 3: 「プライバシーとセキュリティ」セクションにある「パスワードの管理」ボタンをクリックします。

STEP 4: ウィンドウに保存済みパスワードの一覧が表示されます。編集したいパスワードをクリックし、変更後に「保存」ボタンを押しましょう。
方法6:Microsoft Protectフォルダを削除する
STEP 1: Windows + R キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「%appdata%」と入力し、Enterキーを押します。

STEP 2: エクスプローラーウィンドウが表示されたら、「Microsoft Protect」フォルダを探します。
STEP 3: Protectフォルダ内のすべてのファイルを選択し、右クリックして「削除」をクリックします。

STEP 4: Microsoft Protectフォルダ内のファイルをすべて削除すると、資格情報マネージャーが再び正常に動作するようになるはずです。
まとめ
今回は、「資格情報マネージャーが動作しない」問題を解決するためのシンプルな対処法をいくつか紹介しました。資格情報マネージャーはWindows OSの重要な機能のひとつです。アクセスできない、エラーが発生するといったトラブルに直面した際は、上記の方法をぜひ試してみてください。どの方法で解決できたか、コメント欄でお気軽にお知らせいただければ幸いです。
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