Windowsの時計の時刻がずれる・合わないときの対処法!Windows 11/10で正しい時刻に直す7つの方法
Windows 11/10/8/7 のパソコンで、タスクバーに表示される時刻がおかしいと感じたことはありませんか?本記事では、タスクバーの時計が正しいシステム時刻を表示しなくなったときに試せる、効果的な解決策を7つ紹介します。
Windowsの時刻は、ときどき不思議な挙動をすることがあります。Windowsタイムサービスが突然停止したり、時刻同期に失敗したりすることもあります。さらに、システム時刻が過去に巻き戻ってしまうケースも報告されています。
Windows 11/10 の時計の時刻がずれる原因と対策
時刻が正しく表示されない場合、以下の対処法を順番に試してみてください。環境によって有効な方法は異なるため、どれかひとつでも問題が解決すればOKです。
- 日付と時刻の設定を見直す
- Windows Timeサービスが起動しているか確認する
- インターネット時刻サーバーを変更する
- Windows TimeのDLLファイルを再登録する
- Windows Timeプロセスを再登録する
- コマンドプロンプト(CMD)で時刻同期を強制実行する
- CMOSバッテリーが消耗していれば交換する
トラブルシューティングを始める前に、まずシステムファイルチェッカー(SFC)を実行しておくことをおすすめします。管理者権限でコマンドプロンプトを開き、sfc /scannow と入力してEnterキーを押しましょう。スキャンが完了したらパソコンを再起動します。これでシステムファイルの破損による影響を排除できた状態で、以下の対処法に進めます。
1. 日付と時刻の設定を変更する
Windows 11の場合、WinXメニューから「設定」>「時刻と言語」>「日付と時刻」を開きます。
ここで「時刻を自動的に設定する」と「タイムゾーンを自動的に設定する」の両方が「オン」になっていることを確認してください。まずはこの状態で問題が解決するか試してみましょう。
それでも改善しない場合は、「時刻を自動的に設定する」を「オフ」に切り替え、「変更」ボタンをクリックして手動で時刻を設定します。表示されたパネルで必要な修正を行ってください。
それでもダメなら、「タイムゾーンを自動的に設定する」を「オフ」にし、ドロップダウンメニューから自分の地域に合ったタイムゾーンを手動で選択します。
このように、自動設定と手動設定を切り替えながら、どの組み合わせがうまくいくか確認してみてください。
Windows 10の場合も、同じような項目が「設定」>「時刻と言語」>「日付と時刻」にあります。
この方法で解決しない場合は、次の項目へ進みましょう。
2. Windows Timeサービスの状態を確認する
スタートメニューの検索ボックスに services.msc と入力してEnterキーを押します。「サービス」管理画面が開いたら、一覧から「Windows Time」を探してダブルクリックします。
「サービスの状態」が「開始」になっており、「スタートアップの種類」が「自動」に設定されているか確認してください。停止している場合は「開始」ボタンをクリックしてサービスを起動します。設定を変更したら「適用」→「OK」を押して画面を閉じましょう。
3. インターネット時刻サーバーを変更する
「time.windows.com」などのインターネット時刻サーバーと手動で同期するには、タスクバーの時刻を右クリック>「日付と時刻の調整」>「インターネット時刻」タブ>「設定の変更」>「今すぐ更新」の順に操作します。
同期がうまくいかない場合は、時刻サーバーを「time.windows.com」から別のNTPサーバー(例:「ntp.nict.jp」など)に変更すると改善することがあります。
また、Windows Timeサービスが内部のハードウェアクロックや外部の時刻ソースを使用するよう構成することも可能です。Microsoftのサポートページでは、ワンクリックで自動設定できるツールも提供されています。
ヒント: タスクバー時計のコロン(:)が消えてしまった場合は、別途レジストリの設定変更が必要です。
4. Windows TimeのDLLファイルを再登録する
DLLファイルを再登録することで問題が解決する場合があります。対象となるのは w32time.dll です。コマンドプロンプトを管理者として開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。
regsvr32 w32time.dll
これで改善しない場合は、次にWindows Timeの実行ファイル(exe)を再登録してみましょう。
5. Windows Timeプロセスを再登録する
Windows Timeサービス(W32Time.exe)は、ネットワーク上のすべてのクライアントとサーバーの日付・時刻の同期を維持する役割を担っています。このサービスが停止すると時刻同期が利用できなくなり、無効化されていると、明示的に依存している他のサービスも起動に失敗します。
W32tm.exe(System32フォルダ内にあります)は、Windows Timeサービスの設定を構成したり、時刻サービスの問題を診断したりするためのツールです。Microsoftが推奨する公式のコマンドラインツールであり、構成・監視・トラブルシューティングに幅広く使えます。
ここでは「/register」パラメータを使用します。このパラメータを実行すると、時刻サービスがサービスとして登録され、既定の構成がレジストリに追加されます。
管理者権限のコマンドプロンプトで、以下のコマンドを順番に実行してください。
net stop w32time w32tm /unregister w32tm /register
6. コマンドプロンプトで時刻同期を強制する
W32tm.exeを使えば、Windowsの時刻同期を強制的に実行することもできます。W32tm.exeは、WindowsパソコンのWindows Timeサービスを構成・監視・トラブルシューティングするためのコマンドラインツールです。
管理者権限のコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを順番に入力して実行します。
net stop w32time w32tm /unregister w32tm /register net start w32time w32tm /resync
実行後、パソコンを再起動して時刻が正しく表示されるか確認しましょう。
7. CMOSバッテリーを確認する
上記の方法をすべて試しても改善しない場合は、マザーボード上のCMOSバッテリーが消耗している可能性があります。電源を切った状態でバッテリーを取り外し、新しいもの(一般的にはCR2032)と交換してください。特に長年使用しているデスクトップPCでは、バッテリー切れが時刻ずれの典型的な原因です。
ここまでの対処法のどれかひとつは、きっとあなたの問題を解決してくれるはずです。万が一すべて失敗した場合は、無料の時刻同期ソフトウェアを活用するのもよいでしょう。
時刻が正しく表示されるようになったら、システムクロックの精度をチェックしておくのもおすすめです。
おまけのヒント: Windowsのインターネット時刻の更新間隔は、レジストリを編集することで自由に変更できます。定期的にズレる場合は同期間隔を短くしてみてください。
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